月別アーカイブ: 2012年3月

ニュージーランドからお客様が見えました

susan_waugh01_33月29日、ニュージーランド国立博物館テ・パパ・トンガレワの上席学芸員、スーザン・ウォー(Susan Waugh)さんが来所されました。
同博物館ではアホウドリ類の生物学と保護に関する巡回展示を企画しており、山階鳥類研究所が行っているアホウドリの保護活動を紹介したいと考えて、協力の打合せのために来訪されたものです。
尾崎清明副所長(写真右)からアホウドリの保護活動についての説明を受け、また関連の所蔵資料について視察してゆかれました。
山階鳥類研究所のアホウドリのページ「アホウドリ 復活への展望」はこちら
ニュージーランド国立博物館テ・パパ・トンガレワのウェブサイトはこちら

ツバメの巣回収は3月末で終了します。ご協力ありがとうございました。

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3月も下旬に入り、そろそろツバメが南の国から戻り始めるころです。放射性物質の鳥類への影響調査の一環として行っているツバメの巣の回収ですが、繁殖を妨げないために、3月末日で終了いたします。なお、すでに採集された巣をお持ちの場合は、4月以降もお受けいたします。
「ツバメの巣回収のお願い」はこちら
おかげさまで皆様から多数のツバメの巣をお送りいただきました(写真上)。また多くの励ましのお言葉を頂戴しました。大変ありがとうございました。
写真下は、石川県在住の女性が、巣と一緒に送ってくださった自作の花瓶です。お心遣いに厚く御礼申し上げます。
皆さんからお送りいただいた巣は現在順次分析中です。結果が出ましたらご報告いたします。
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西表島から研究者が来所しました

kohno_hiroyoshi沖縄県西表島にある、東海大学沖縄地域研究センターから、鳥類研究者の河野裕美(こうの・ひろよし)さんが来所されました。
河野さんは、西表島やその周辺の海鳥類やその他の生物を研究されていますが、今日は、山階鳥研に研究の打ち合わせんために来所されたものです。

我孫子野鳥を守る会40周記念講演会で尾崎副所長がアホウドリについて講演します

family_shot_s山階鳥類研究所の地元、我孫子市にある「我孫子野鳥を守る会」は1972年に千葉県で最初に創立された野鳥愛好団体です。同会の創立40周年を記念して、山階鳥研の尾崎清明副所長が講演します。多数の皆様のご来場をお待ちしています。
我孫子野鳥を守る会40周年記念講演会
「アホウドリ 絶滅の危機から回復へ」- 衛星追跡で判った行動圏 –
【日時】2012年3月18日(日)13:30〜15:00(受付 13:00〜)
【講師】尾崎清明 山階鳥研副所長・保全研究室長
【会場】千葉県手賀沼親水広場 水の館3階研修室(千葉県我孫子市)
水の館のアクセスはこちら
【定員】先着150名(入場無料)
【主催】我孫子野鳥を守る会 【後援】我孫子市教育委員会
【問合せ】我孫子野鳥を守る会事務局 染谷(Tel.04-7182-3972)
我孫子野鳥を守る会のウェブサイトはこちらです。
山階鳥類研究所のイベント情報はこちらです。

3月のテーマトークは「ホオジロの個体変異と亜種について」(3月10日(土))です。

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山階鳥類研究所の所員が我孫子市鳥の博物館で出前トークをする、第2土曜日恒例の「テーマトーク」、3月は下記の要領で今週末です。ぜひ多数のご来場をお待ちしています。
第11回「ホオジロの個体変異と亜種について」
【講師】茂田良光 山階鳥研保全研究室研究員
【日付】3月10日(土)
【時間】13時15分~ ※30分のテーマトーク終了後、質疑応答の時間あり
【場所】我孫子市鳥の博物館 2階多目的ホール
【参加費】無料(入館料が必要です)
【定員】先着50名
【主催・問い合わせ先】
山階鳥類研究所(TEL. 04-7182-1101)、我孫子市鳥の博物館(TEL. 04-7185-2212)
山階鳥類研究所のイベント情報はこちらをご覧ください。