日別アーカイブ: 2012年9月6日

9月のテーマトークは「鳥の絵と鳥類研究 〜鳥類画家小林重三を中心に」(9月8日(土))です

yamashina_zukan山階鳥類研究所の所員が我孫子市鳥の博物館で出前トークをする、第2土曜日恒例の「テーマトーク」、9月は下記の要領で今週末です。戦前戦後に多数の鳥類画をさまざまな出版物に描いた鳥類画家・小林重三を紹介するとともに、鳥類研究における絵の役割について、専門員・広報主任の平岡考が紹介します。
第17回「鳥の絵と鳥類研究 〜鳥類画家小林重三を中心に」
【講師】平岡考 山階鳥研自然誌研究室専門員
【日付】9月8日(土)
【時間】13時15分~ ※30分のテーマトーク終了後、質疑応答の時間あり
【場所】我孫子市鳥の博物館 2階多目的ホール
【参加費】無料(入館料が必要です)
【定員】先着50名
【主催・問い合わせ先】
山階鳥類研究所(TEL. 04-7182-1101)、我孫子市鳥の博物館(TEL. 04-7185-2212)
※画像は鳥類画家小林重三の絵が用いられた、山階鳥類研究所の創立者、山階芳麿の著作「日本の鳥類と其生態」です。
山階鳥類研究所のイベント情報はこちらです。

9/23 イヌワシの現状 +鳥の魅力を追う人びと(締切間近です)

photo9月23日に有楽町朝日ホールで開催する下記の催しの申込み締切9/10必着(往復葉書で申込み)が迫っています。申込み締切を、9月14日(金)必着に延長しました。定員にまだ余裕がありますので、ぜひ多数の申込みをお待ちしています。
絶滅危惧種イヌワシの保護活動にかんする、本年度の山階賞受賞団体日本イヌワシ研究会会長の小澤俊樹さんによる講演と、シンポジウムでは、渡りのデータ収集だけでない今後の鳥類標識調査や、古色蒼然としたイメージを覆そうとする意欲的な標本利用、鳥の体のつくりと家禽の話題、文化人類学的な面からの鳥の話題と、意欲的な研究のお話が聞けると思います。
【第17回山階芳麿賞贈呈式・受賞記念講演と財団設立70周年記念シンポジウム『鳥の魅力を追う人びと』】
13:00〜13:55
第17回山階芳麿賞贈呈式(受賞者 日本イヌワシ研究会)
受賞記念講演「日本イヌワシ研究会の活動とイヌワシの現状」
日本イヌワシ研究会会長 小澤俊樹氏
14:10〜16:00
財団設立70周年記念シンポジウム「鳥の魅力を追う人びと」
山階鳥類研究所内外の研究者4名により、鳥類の保全、標本研究、解剖学と家禽研究、
文化人類学的研究の各分野の話題提供をしてもらいます。
・秋道智彌 「鳥と人のかかわりをつなぐ民俗知とその未来」
・出口智広 「鳥類標識調査情報の保全生物学的研究への活用」
・山崎剛史 「色彩の進化生物学ー鳥類標本コレクションがもたらす新知見」
・遠藤秀紀 「完成された飛翔美」
・司会 林良博(山階鳥類研究所所長)
【参加費】300円(賛助会員は無料)
★往復はがきでの申込みが必要です。申込み方法の詳細はこちらをご覧ください。こちらで講演要旨もお読みいただけます。
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