キヤノン株式会社よりアホウドリ調査用撮影機材一式を寄贈いただきました

canon_dentatusiki絶滅危惧種アホウドリの小笠原再導入プロジェクトでは、2008年から5年間にわたり伊豆諸島鳥島から小笠原群島聟島に移送して巣立たせた個体がぞくぞくと聟島に帰還しつつあります。これらの個体は番号つきの色足環を装着していますが、帰還した個体を驚かさずに足環を記録するため超望遠レンズによる撮影が必要です。

この度、キヤノン株式会社よりこのために800ミリ望遠レンズとデジタルカメラ本体を含む撮影機材一式をご寄贈いただけることが決まり、本日山階鳥類研究所で同社の渉外本部CSR推進部の木村純子部長から出口智広研究員に機材一式をお渡しいただきました。

この機材で、アホウドリの帰還状況の把握を進めたいと考えています。ご寄贈大変ありがとうございました。

山階鳥研のウェブページ「アホウドリ 復活への展望」はこちらです。