日別アーカイブ: 2016年5月10日

市民がボランティアで守っている松戸市内の緑地が公開されます(5/14〜23、松戸市内)

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千葉県松戸市内の樹林地保全活動を広く市民に知ってもらう目的で「第5回オープンフォレスト in 松戸」が開催されます。市民のボランティアによって守られている、市内17ヶ所の民有林が公開されます(一部公園含む)。

都市の緑地は、奥山の森林と異なり、人手による手入れが不可欠です。それをしない場合、ゴミの不法投棄にあったり、ヤブ蚊の巣窟だとか落ち葉が迷惑だとかの近隣からの苦情から、さいごには伐採せざるを得なくなって、かけがえのないわずかな緑地が消滅してゆくことになります。

土地所有者は高齢化などでなかなか手入れができないという実情がある一方、緑地の保全が重要とはいっても私有地の手入れまでを行政が肩代わりするのは不可能です。このため松戸市では、「里やまボランティア入門講座」という講座でボランティアを毎年養成し、土地所有者は緑地として維持したいという希望がありながら、所有者側では手入れができない土地について、行政が間に立ちながらボランティアのチームが緑地の手入れを共同で行う仕組みを作っています。

都市に残された貴重な森を未来に引き継ぐためにおこなわれている地道な活動の成果に触れてみませんか。山階鳥研はこのイベントを後援しています。

第5回 オープンフォレスト in 松戸
● 森の公開
【日時】2016年5月14日(土)〜23日(月)10:00〜15:00
【場所】松戸市内17ヶ所の民有林 ※場所により公開日と時間が異なります。
【共催・問い合わせ先】オープンフォレスト in 松戸実行委員会(事務局 TEL. 090-1209-2254)、松戸市(みどりと花の課 TEL. 047-366-7378)
【後援】(公財)山階鳥類研究所
【詳細】オープンフォレスト in 松戸公式ウェブサイト

※ 山階鳥類研究所のイベント情報はこちらです。

5月のテーマトークは「シギ・チドリ類の渡りを追って!」(5月14日(土))です

ハマシギ(亜種キタアラスカハマシギ)茂田ゴールデンウィークも終わり、関東ではかなり暖かになってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

山階鳥類研究所の所員が我孫子市鳥の博物館でトークをする、第2土曜日恒例の「テーマトーク」、今月は、5月14日(土)の開催です。茂田良光・保全研究室研究員に、シギ、チドリ類の渡り研究について話してもらいます。

シギ・チドリ類といってもなかなか馴染みのない方もいらっしゃるかもしれません。おもに河口の干潟などでゴカイなどを食べている、嘴と脚の長い水辺の鳥で、種類もたくさんいるのですが、多くが長距離を渡る渡り鳥です。北極圏で繁殖して、非繁殖期は南半球まで渡り、日本には春の北上と秋の南下のときに通過する種もいます。

こういった長距離渡り鳥のシギ・チドリ類の渡り経路を明らかにするために、一般の方からの観察情報が得やすい、カラーフラッグという目印を鳥に装着する方法が使われています。国際的な協力と鳥好きの皆さんからの情報提供をもとに、日本を通過するシギ・チドリ類の渡りについてどんなことがわかってきたかを茂田研究員に紹介してもらいます。

第57回「シギ・チドリ類の渡りを追って!」
【日程】2016年5月14日(土)
【講師】茂田良光(山階鳥研保全研究室・研究員)
【時間】13時30分~ ※30分のテーマトーク終了後、質疑応答の時間あり
【場所】我孫子市鳥の博物館 2階多目的ホール
→ 交通案内(外部サイト)
【参加費】無料(入館料が必要です)
【定員】先着50名
【主催・問い合わせ先】
山階鳥類研究所(TEL. 04-7182-1101)、我孫子市鳥の博物館(TEL. 04-7185-2212)

※ 鳥に脚環などをつけて、渡りや寿命を調べる鳥類標識調査については「渡り鳥と足環」をご覧ください。
※ 「鳥類標識調査 仕事の実際と近年の成果」はこちらです。

※ 山階鳥類研究所のイベント情報はこちらです。