標識をつけた鳥たちから得られるデータは、野鳥に関する基礎的な生態を知る手がかりとなり、鳥たちとその生息地の保護にたいへん役立ちます。
皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
足環、首環その他の「標識」が装着された野鳥を観察された方は以下の項目をご記入の上、確認ページへ進んでください。
観察者情報、観察情報、標識情報、写真のアップロードを行い、「入力確認ページへ」ボタンを押してください。
その後入力された内容を確認する画面に推移するので、よろしければ「送信」ボタンを、間違いがあれば「戻って修正」ボタンを押して内容を修正してください。
本標識報告フォームで、ご報告頂く方を「報告者」としています。
報告者の「メールアドレス」、「お名前」は必須です。
観察された方が報告者と別な場合、「観察者が報告者と別」チェックボックスを有効にして、観察者の代表者の「メールアドレス」、「お名前」を入力してください。
ここでは報告される観察情報の「観察年月日」、「発見した場所」、「種名」などを入力してください。
「観察年月日」、「発見場所の座標」または「発見場所の住所など」の場所の情報、「種名」は必須です。
観察された鳥の状況など気づいた事があれば、「備考」欄でお知らせください。
標識情報(どんな足環、首環、フラッグなどがつけられていたか)は必須ではありません。使い方がよくわからない場合は写真のみでもお送りください。
鳥の脚に装着するタイプの標識は主に金属製のメタルリングとプラスチック製の足環であるカラーリング、そしてプラスチック製の足環と長方形の板が一体化した形状のフラッグがあります。
また鳥の脚のどこに着けられているかが重要な情報になることがあります。左右どちらの脚か、また足の関節の上側か下側かで4つの場所があります。
それぞれの場所の「標識のタイプ」を選んでどこにどのタイプの標識が装着されていたかを選択してください。
メタルリングは金属製の足環で文字が刻印されています。日本のリングは「KANKYOSHO TOKYO JAPAN」等の国や組織を示す文字のほかにガイドナンバーと呼ばれる3桁の英数字と5桁の数字からなっています。
たとえば
KANKYOSYO JAPAN
1H-23445
や
KANKYOSYO TOKYO JAPAN
13C-00581
などです。
メタルリングは調査中に手に持ったときにわかりやすいよう、上下逆さまに装着されていることが多いです。
刻印された文字が一部しかわからない場合でも個体が判明することがあります。また、後述のシギ・チドリ類のレッグフラッグの場合など、どこに装着されていたかが重要な意味をもつ場合があります。刻印がわからなくても装着されている場所があれば「標識のタイプ」欄でメタルリングを選択してください。
カラーリングは色が重要なので、「標識の地色」で色を選択してください。また文字が刻印されていることがあります。文字が刻印されており、その文字がわかれば「刻印の文字列」に入力してください。一部でもかまいません。刻印がわからなくてもかまいません。
フラッグも色が重要なので、「標識の地色」で色を選択してください。また文字が刻印されていることがあります。文字が刻印されており、その文字がわかれば「刻印の文字列」に入力してください。一部でもかまいません。刻印がわからなくてもかまいません。
シギ・チドリ類はレッグフラッグの色とメタルリングを含めた装着位置で放鳥した場所がわかるようになっています。個体が判明しなくても、移動経路はわかります。
刻印される文字は英数字で、一般に紛らわしい文字(アルファベットのOと数字の0など)はどちらかしか使われません。シギ・チドリ類のフラッグの場合、英字「ACEHJKLMNPTUVXY」と0~9の数字の組み合わせからなります。
首環が装着されていれば、「首環の色」を選択してください。また首環に刻印があれば「刻印の文字列」に入力してください。
衛星発信器や、GPSや光センサーを利用したデータロガーなどの機器が、鳥の首や背中、脚などに装着されていることがあります。これらの多くが位置情報を取得するための機器ですが、特にほかの標識情報との組み合わせで報告されると、重要な情報になることがあります。例えば機器の位置情報の精度がわかります。また故障やバッテリー切れであればその情報は非常に重要です。また発信器はある程度の期間で外れるように作られているものがあるので、機器のあり・なしの情報が外れる時期を評価する材料になることもあります。以上のことから、何らかの機器が装着されているようであれば、「首・背中などに発信器のようなものが装着されていた」チェックボックスをチェックしてください。また「標識情報備考」欄でどんなものがついていたかをお知らせください。
入力頂いた標識情報に自信がある場合、「標識情報に自信がある」をチェックして下さい。
またそのほか標識に関するお気づきの点があれば「標識情報備考」欄に入力してください。
写真は1つ以上必須です。写真ファイル欄の「ファイル選択」ボタンから写真ファイルを選択してください。1ファイルの最大容量は10Mバイトです。写真は4つまでアップロード可能です。
鳥類研究の普及などの目的で写真を2次利用しても良い場合、「写真の二次利用を許可」をチェックしてください。このチェックがなかった場合でも、情報の信憑性などをデータとして研究者と共有する際などはアップロードされた写真を利用する場合があります。
普及活動等で写真を二次利用される場合に、写真の著作権を表示したい場合「写真の著作権表示文字列」に入力してください。
撮影者が報告者と別な場合「撮影者が報告者と別」をチェックし、「メールアドレス」と「お名前」を入力してください。