岩見恭子 研究業績

●論文

◆Andreyenkova, N. G., Hong, S. Y., Lin, H. S., Iwami, Y., Kirillin, R. A., Literák, I., ZHIMULEV, I. F. & Karyakin, I. V. (2024). Genetic relationships of populations of the Black Kite Milvus migrans (Accipitriformes: Accipitridae) in the east of its range in Asia and Australia. Zootaxa, 5523(1), 83-99. DOI: 10.11646/zootaxa.5523.1.5

◆Kishimoto, N., Wada, D., Tamayama, M., Iwami, Y., Tomita, N., Ikeda, T., Tanahashi, Y. & Katagiri, K. (2024). EVALUATION OF WIND TUNNEL TEST RESULTS OF TAXIDERMY BLACK-TAILED GULL (LARUS CRASSIROSTRIS). ICAS2024. https://www.icas.org/icas_archive/icas2024/data/papers/icas2024_0549_paper.pdf

◆Tada, S., Tsuihiji, T., Matsumoto, R., Hanai, T., Iwami, Y., Tomita, N., Sato, H. & Tsogtbaatar, K. (2023). Evolutionary process toward avian-like cephalic thermoregulation system in Theropoda elucidated based on nasal structures. Royal Society Open Science, 10(4), 220997. DOI: https://doi.org/10.1098/rsos.220997

◆Aoki, D., Iwami, Y., & Takagi, M. (2021). Formation of macro-and microrefugia explains morphological divergence of the Eurasian Jay Garrulus glandarius in the Japanese archipelago. Acta Ornithologica, 56(1), 15-28. DOI: https://doi.org/10.3161/00016454AO2021.56.1.002

◆ 富田直樹・成田 章・岩見恭子. 2018. ウミネコ繁殖地蕪島における2012年から2017年の繁殖モニタリング: キツネの侵入に注目した考察. 山階鳥類学雑誌 49(2): 63-68

◆ 黒田清子・小林さやか・齋藤武馬・岩見恭子・浅井芝樹.2017. 2013年7月から2017年5月までの皇居の鳥類相. 山階鳥類学雑誌.49(1):8-30.

◆ 岩見恭子・阿部優子・水田拓・染谷さやか・西海功. 2016. 鹿児島県奄美大島の海岸に漂着したカンムリウミスズメ雛.日本鳥学会誌 65(2):181-185.

◆ Tomita N, Iwami Y. (2016) What raises the male sex drive? Homosexual necrophilia in the Sand Martin Riparia riparia. Ornithological Science 15(1):95-98.

◆ 浅井芝樹、岩見恭子、斉藤安行、亀谷辰朗 2016. スズメ目15科を対象とした日本鳥類目録改訂第7版の学名と分類の検証 ─第6版およびIOCリストとの相違─.日本鳥学会誌 65(2) : 105-128.

◆ 富田直樹・佐藤文男・岩見恭子. 2016. 山形県飛島のウミネコ繁殖地のネコによる被害状況.山階鳥類学雑誌 47(2): 123-129

◆ 岩見恭子・小林さやか・柴田康行・山崎剛史・尾崎清明.2015. 福島第一原発事故直後の2011年の繁殖期に利用された日本全国のツバメHirundo rusticaの巣の放射性セシウム濃度の状況.日本鳥学会誌64(1):63-69.

◆ Saitoh T, Sugita N, Someya S, Iwami Y, Kobayashi S, Kamigaichi H, Higuchi A, Asai S, Yamamoto Y, Nishiumi I. 2015. DNA barcoding reveals 24 distinct lineages as cryptic bird species candidates in and around the Japanese Archipelago. Molecular Ecology Resources 15: 177-186.

◆ 小林さやか・高橋麻耶・菊池博・岩見恭子. 2013. 神奈川県横浜市で確認されたアカアシミツユビカモメ Rissa brevirostrisの記録.日本鳥学会誌62(1): 82-89.

◆ 富田直樹・仲村昇・岩見恭子・尾崎清明. 2013. 2011/2012年に日本全国で観察されたオオジュリンを主としたホオジロ科鳥類の尾羽の異常. 日本鳥学会誌 62(2): 143-152.

◆ 岩見恭子・石井雅之・平岡 考・樋口亜紀・西海 功, (2012)鎌倉におけるミナミオナガミズナギドリPuffinus bulleri の新しい記録と日本での本種の記録 Strix vol. 28: 95-98.

◆ 岩見恭子, 池田翔, 山崎里実 1998. 高圧線鉄塔でのトビの繁殖例. Strix (16): 160-162.

◆ Yasuko IWAMI 1996.  Some prey items of tree species of hawks (Goshawk Accipiter gentilis, Sparrowhawks A. nisus and Buzzard Buteo buteo) in Tokachi district, eastern Hokkaido. Japanese journal of Ornithology (45)1: 37-38.

●研究報告

◆ 齋藤武馬・小林さやか・岩見恭子・浅井芝樹. 2022. 鳥類を用いたDNAバーコーディングの成果と課題 ―山階鳥研のとりくみを中心として― 山階鳥類学雑誌 54(1): 165-181.

◆ 富田直樹・岩見恭子・藤山愛子・服部花奈子. 2017. 中国地方岡山県におけるアカオネッタイチョウ Phaethon rubricauda の初記録. 岡山県自然保護センター研究報告 24: 1-4.

◆ 岩見恭子・小林さやか・柴田康行・山崎剛史・尾崎清明.2015.福島第一原子力発電所事故によるツバメの巣の放射性セシウム汚染状況.「福島原発事故による周辺生物への影響に関する専門研究会」報告書 60-67.

◆ 浅井芝樹・齋藤武馬・岩見恭子・山崎剛史. 2014. 山階鳥類研究所の寄贈標本 —薄田豊太・豊春氏所蔵標本および佐藤保洋氏所蔵標本—.山階鳥類学雑誌 45(2): 102-119.

◆ 岩見恭子・鶴見みや古・浅井芝樹・齋藤武馬・山崎剛史. 2014. 山階鳥類研究所の寄贈標本―福士成豊所蔵鳥類標本―.山階鳥類学雑誌 45(2): 120-135.

◆ 西海 功,黒田清子,小林さやか,森 さやか,岩見恭子,柿澤亮三,森岡弘之.2014.皇居の鳥類相(2009年6月—2013年6月).国立科博専報,Vol.50(34):541-557.

◆ 熊谷賢,岩見恭子,山崎剛史,富岡直人.2013.陸前高田市立博館における剥製・動物遺存体資料の救出・安定化作業と課題.半田山地理考古1:91-100.

◆ 岩見恭子・川辺百樹 2006. 大雪山国立公園でのオジロワシの営巣例. 上士幌町ひがし大雪博物館研究報告(28):9-12.

◆ 岩見恭子・川辺百樹 2006. 十勝地方平野部で繁殖するノスリの営巣環境. 上士幌町ひがし大雪博物館研究報告(28):13-21.

◆ 岡ノ谷一夫・岩見恭子 2005. 平成16年度希少猛禽類への建設事業影響の予測・評価に関する研究報告書.

◆ 岡ノ谷一夫・岩見恭子 2004. 平成15年度希少猛禽類への建設事業影響の予測・評価に関する研究報告書.

◆ 岩見恭子・山崎由美子・山田裕子・室伏三喜男・百瀬浩・岡ノ谷一夫 2003. オペラント条件付けによるオオタカの聴覚閾の測定. 日本音響学会聴覚研究会 H-2003-34, 33(3): 91-95.

◆ 岡ノ谷一夫・岩見恭子・山崎由美子・山田裕子 2003. 平成14年度希少猛禽類への建設事業影響の予測・評価に関する研究報告書.

◆ 岩見恭子 2002.トビ「野生生物のダイオキシン類蓄積状況等調査マニュアル」財団法人自然環境研究センター. pp.18-28.

◆ 岩見恭子・太田こるり・飯田朋子 2002. 十勝地方平野部におけるカワアイサの営巣環境,上士幌町ひがし大雪博物館研究報告(24):51-55.

◆ 岩見恭子 1998. トビ「野生生物のダイオキシン汚染状況調査マニュアル」財団法人自然環境研究センター. pp.17-21.

◆ 岩見恭子 1998. トビの生態について「航空機と鳥の衝突防止に関する調査(その2)報告書」運輸省航空局. pp.82-93.

◆ 岩見恭子, 川辺百樹, 石毛千栄子 1998. オジロワシのカラマツ植林地での繁殖. 上士幌町ひがし大雪博物館研究報告(20):75-78.

◆ 岩見恭子・川辺百樹 1996. 十勝地方北部の山岳森林帯におけるノスリの営巣環境. 上士幌町ひがし大雪博物館研究報告(17):15-23.

◆ 米川洋・川辺百樹・岩見恭子 1996. 十勝地方平野部におけるノスリButeo buteoの繁殖生態と繁殖個体群の減少要因. 上士幌町ひがし大雪博物館研究報告(17):1-14.

◆ 川辺百樹・小野登志和・宮嶋浩路・岩見恭子・牧田英男 1994. 十勝地方におけるオジロワシの繁殖例. 上士幌町ひがし大雪博物館研究報告(16):13-19.

●単行本

◆岩見恭子(2024).(分担執筆)多くの情報を秘めた足環つきの収蔵標本. 足環をつけた鳥が教えてくれること(山階鳥類研究所 著). 山と渓谷社, 東京.

◆ 綿貫豊・高木昌興(編)森本元・富田直樹・岩見恭子(分担執筆)、平岡考(イラスト)(2024) 野外鳥類調査ガイド. 朝倉書店.

◆ 岩見恭子(分担執筆)2020. ライチョウの体. 「神の鳥ライチョウの生態と保全 日本の宝を未来へつなぐ」楠田哲士 (著・編). 緑書房.

◆ 岩見恭子ほか(監修). クレイム・D ・ラクストン(著). 日向やよい(訳). 2020. 世界一の巨大生物. エクスナレッジ.

◆ 岩見恭子・佐久間大輔・鈴木まほろ(監修). 2020. 文化財防災マニュアル被災自然史標本の処置例と減災対策DVD/ハンドブック. (独)国立文化財機構文化財防災ネットワーク推進室.

◆ 自然誌学会連合(監修).2015.理科好きな子に育つふしぎのお話し365.誠文堂新光社,東京.(浅井芝樹, 岩見恭子, 平岡考, 森本 元,山崎剛史(インタビューによる情報提供))

◆ 津波により被災した文化財の保存修復技術の構築と専門機関の連携に関するプロジェクト実行委員会(編).2014.鳥類剥製標本の安定化処理および修復.大津波被災文化財 保存修復技術連携プロジェクト -安定化処理-. 津波により被災した文化財の保存修復技術の構築と専門機関の連携に関するプロジェクト実行委員会.(岩見恭子 分担執筆).

◆ 日本鳥学会. 2012. 日本鳥類目録改訂第7版. 日本鳥学会, 三田.

◆ マーティン・ウォルターズ.林 良博・山崎剛史(日本語監修).2013. 鳥の絶滅危惧種図鑑 変わりゆく地球の生態系をビジュアルで知る.緑書房,東京.(浅井芝樹・岩見恭子・岡 奈理子・尾崎清明・小林さやか・齋藤武馬・出口智広・富田直樹・仲村 昇・平岡 考・山崎剛史・吉安京子 共訳).

◆ 岩見恭子(分担執筆) 2004. 脳あるタカは爪を隠す?---トビ「森の野鳥を楽しむ101のヒント」(編)社団法人日本林業技術協会. pp.36-37.

●雑誌

◆ 岩見恭子. 2017. 標本を未来に残す仕事. 遺伝 72: 493.

◆ 岩見恭子. 2015. 未来へ森を 第35回 ツバメの巣の汚染を全国調査.グリーンパワー11月号14-15.

◆ 岩見恭子 2010. トビはほんとうに乱暴者?. BIRDER 2010 August:30-31.

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