3.3.6 フ化率及び巣立率
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旧馬舎では調査開始時にヒナであったものを除き、さらに建物とりこわしに伴う調査終了時にフ化後18日以上のヒナ(その後は飼育)が巣立に成功したとすると、11卵中10卵がフ化し8卵が巣立したことになる。これは他地域で観察された例(表3.17)と比べると比較的高い率になるが、調査期間が短く例数が少ないこと、近くに食物が豊富であること及び調査の間接的影響として以前に比べドバトが保護されたことなどから、必ずしも一般的値とはいえない。逆に渋谷の場合は非常に小さな値といえる(4.3.1参照)。 |
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表3.17 各地のドバトのフ化率及び巣立率
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