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( 2002年11月28日更新分)
●ベニアジサシのオーストラリアと沖縄間の渡りを実証 | |||
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7月に行われた沖縄本島周辺に生息するベニアジサシ(カモメ科)の標識調査で、オーストラリアで足環を装着した個体の飛来が確認された。今年1月には、沖縄で足環を装着した個体がオーストラリアで捕獲され、沖縄の繁殖地と6千キロ離れたオーストラリアの越冬地間の往来が初めて実証された。また、この調査で渡嘉敷村の無人島ナガンヌ島にあった日本最大の繁殖地が、観光客の影響で消滅していたことも判明した。ベニアジサシは世界的に生息数が少なく、環境省のレッドリストでは準絶滅危惧種に指定されている。この調査は、環境省から委託を受け実施した。 (山階鳥研NEWS 10月1日号より抜粋) 2002.11.28 |
●鳥島で噴火後初の調査を実施 | |||||
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10月6〜10日、8月の噴火後初めて、山階鳥研の研究員らが伊豆諸島鳥島に上陸した。アホウドリの飛来前に新繁殖地・初寝崎を整備するためで、心配された火山ガスに見舞われることもなく、作業を順調に終え、例年通りアホウドリを迎える準備が整った。初寝崎では、今回の噴火でアホウドリの繁殖に影響はないと見ている。(山階鳥研NEWS 11月1日号より抜粋)2002.11.28 |
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