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2003年3月19日更新分)
香港 クロツラヘラサギに発信機装着
 
捕獲したクロツラヘラサギには、右足に発信機、左足に緑色の色足環を装着した。

 昨年12月1〜7日、香港で越冬するクロツラヘラサギの行動圏を調べるため、11羽を捕獲し、地上用発信機とプラスチック製の色足環を装着した。追跡データは、生息地の保全のために利用される。
 この調査は、香港漁農自然保護局からの依頼によるもので、尾崎清明標識研究室長と米田重玄研究員が、WWF香港、アジアエコロジカル・コンサルタント(香港)と共同で実施した。
 クロツラヘラサギは日本では冬鳥として主に九州や沖縄に飛来し、環境省のレッドデータブックでは絶滅危惧種IA類に指定されている。全生息数は1000羽程度と少なく、生息する国々の鳥類保護に関するNGOなどが中心に、保全が進められている。 (山階鳥研NEWS 2月1日号より)


秋篠宮総裁が感謝状贈呈
 昨年12月13日、山階鳥研東京分室(渋谷区)で、多額の寄附を寄せられた、大聖寺住職の小林隆成さんと弁護士の才口千晴さんに秋篠宮総裁から感謝状が贈呈されました。
 また、平成9年に総裁の感謝状を贈呈された、元山階鳥研監事・故山本徳太郎さん夫人、友子さんからは、平成9年度より毎年、多額のご寄付をいただいております。心より感謝申しあげます。 (山階鳥研NEWS 2月1日号より)


山階鳥類研究所研究報告「創刊50周年記念号」を刊行
 山階鳥類研究所研究研究報告は、1952年の創刊から50周年を迎え、このたび通巻107号にあたる「50周年記念号」を刊行しました。記念号には、希少種ヤンバルクイナやアカモズの生息数の減少を示した論文などが掲載されています。記念号の目次を山階鳥類研究所研究報告目次に追加しましたので、ご覧ください。

 

 

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