以上のように、パリ市は、大都市においてドバトの過度の増殖が引き起こす困難な問題に対して、その住民の感受性と敵対することなく、不動産の所有者及び借家人の正当な権利を尊重し、同時に衛生家と医学界の勧告に応ずる解決をもたらすために、フランス及び諸外国におけるすべての都市において行われている努力の真っ最中にある。
（パリ知事、　ジャン・トーレル）

　なお、会談後ロジェー氏より、「日本から10人位の調査団をよこし、パリのドバト対策を見学に来たらどうか。できるだけ詳細なプログラムをつくって案内する。」との話があった。