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( 2004年3月10日更新分)
●初寝崎のつがい今シーズンも繁殖 鳥島アホウドリ調査 |
初寝崎で1996年から繁殖するつがいの抱卵交代の瞬間。
メス(右)が抱卵するオス(左)に交代を促す(2003年11月22日撮影)
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今シーズンの初寝崎は若いアホウドリで賑わっている。昨年11月〜12月初旬の調査で、デコイなどを設置し、アホウドリを誘致する伊豆諸島鳥島の初寝崎に1日7〜9羽の若いアホウドリが着地していた。11月はアホウドリの産卵期。初寝崎では99年から繁殖しているつがいが今年も卵を産み、抱卵するのが確認された(=写真)。また、同つがいから99年に生まれた子を含む、若いアホウドリ達が周辺の4カ所で長時間滞在。親子で定着の期待も高まる。
この調査はサントリー世界愛鳥基金の助成と環境省の委託を受け実施している。
(山階鳥研NEWS 1月1日号より)
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●『鳥の雑学事典』 2月20日発売 |
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おもしろくてためになる
鳥の雑学事典
(財)山階鳥類研究所・著
日本実業出版社・発行
B6判並製本 248ページ
定価 1400円(税別)
発行 2004年2月20日
ISBN4-534-03709-0
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山階鳥研の所員が分担執筆した鳥に関する一般向けの読み物「鳥の雑学事典」が出版されました。鳥に関する基礎知識から本当の雑学まで80項目以上を「入門『鳥』の世界」「これが鳥たちの生きる知恵」「鳥たちの歴史と未来」「知って楽しい鳥のトリビア」の4章に分けてやさしく解説しています。生物としての鳥についてひととおりわかるように配慮しながら、所員が行なっている研究も紹介し、鳥類保護の話題や文化的な題材も盛り込みました。質問としてしばしば寄せられるのに一般書にあまり取り上げられていない題材や、知る人ぞ知る雑学も取り上げています。これから鳥のことを知って行きたいという皆さんも楽しく読めて、自然観察会のリーダーの皆さんのタネ本としても有用という、欲張りなもくろみが成功しているか、ぜひお手にとって確かめていただければ幸いです。
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http://www.njg.co.jp/ |
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