最新の話題バックナンバー
2005年7月13日更新分)


ヤンバルクイナ 孵化直後のヒナの撮影に成功
 絶滅危惧種ヤンバルクイナの生態研究に取り組んでいる尾崎清明標識研究室長は、5月6日に沖縄県国頭村(くにがみそん)の西銘岳(にしめだけ)周辺で、ヤンバルクイナの孵化直後のヒナの撮影に成功した(写真)。尾崎室長は、基礎的な繁殖生態や行動圏を調査する目的でヤンバルクイナの親鳥に電波発信機を装着して追跡しており、その過程でこの場面に遭遇した。今回、孵化日が特定できたことで、従来知られていなかった本種の抱卵日数が 日であることがわかった。(山階鳥研ニュース2005年7月1日号より)


アホウドリ順調に巣立ちへ 鳥島初寝崎新繁殖地

 山階鳥研が環境省の委託で絶滅危惧種アホウドリの新繁殖地形成に関する事業を行っている伊豆鳥島の初寝崎で、5月24日、山階鳥研の調査隊が、今年1月に孵化したアホウドリの4羽の雛に、渡り調査のための足環標識を装着した(写真)。4羽は順調に成長しており、6月中旬ころまでには巣立ったものと見られている。(山階鳥研ニュース2005年7月1日号より)  


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