山階鳥類研究所



(2007年5月8日更新)

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秋篠宮殿下 霞ヶ浦のヒシクイを視察

 2007年2月13日、総裁の秋篠宮殿下は霞ヶ浦の南岸にあたる茨城県稲敷市の稲波(いなみ)干拓地で越冬しているヒシクイを観察されました。
 殿下は、小林隆成・山階鳥研理事、茂木光雄・江戸崎雁の郷友の会事務局長ほかの案内で、水田で採餌する48羽のヒシクイを観察され、観察の後は、小林理事が住職を務める大聖寺(土浦市)で休憩されました。
 ヒシクイが属するガンの仲間は、日本では古くから全国に渡来していましたが、戦後大きく越冬分布が縮小し、稲波干拓地は現在関東地方では唯一のガン類の渡来地として貴重な場所です。(山階鳥研NEWS 2007年5月号より)


サントリー世界愛鳥基金
 アホウドリ聟島移住の為の野外調査に助成

 2007年4月11日、東京都千代田区の銀行倶楽部で「公益信託サントリー世界愛鳥基金」の第18回活動助成金贈呈式が開催され、「鳥類保護団体への活動助成部門」において山階鳥研に助成金が贈られました。
 助成の対象となったのは「アホウドリの給餌生態に関する研究」です。この助成金は、山階鳥研が2006年度から取り組んでいるアホウドリの聟島(むこじま)移住計画のために行うヒナの人工飼育に必要な情報収集に充てられます。(山階鳥研NEWS 2007年5月号より)

 >サントリー愛鳥キャンペーンのホームページ


 
瀬田運営委員長から贈呈書を受け取る島津理事長



アホウドリ 鳥島で調査

 山階鳥研アホウドリ調査チームは、デコイによる新繁殖地形成が成功した初寝崎の繁殖状況の継続観察と、繁殖期の行動圏解明のための衛星追跡発信機の装着等を目的とし、伊豆諸島の鳥島で調査を行いました。
 2月13日までに、燕崎の従来からの繁殖地で8羽の成鳥を捕獲、衛星追跡のための発信機を装着し、現在移動データが集まりつつあります。
 初寝崎の新繁殖地では16羽のヒナが確認され、着地個体数は最高で94羽(2月22日)を数えるなど順調に増加しています。
(山階鳥研NEWS 2007年5月号より)



温かいご支援ありがとうございました
 平成18年度寄附金・賛助会費収入及び賛助会員数のご報告

 
 山階鳥類研究所の活動は、皆様からのご寄附や賛助会費などにより支えられています。平成18年度もたくさんのご支援をいただき誠にありがとうございました。下記に寄附金・賛助会費収入のご報告をいたします。
 また、賛助会員数の推移をグラフにまとめました。今後も研究所の活動を広く普及宣伝し、より多くの方々からのご賛同を得られるよう努めて参ります。賛助会員の皆様には引き続きのご支援をお願いいたしますとともに、お知り合いにも広くご紹介くださいますよう、お願いいたします。(山階鳥研NEWS 2007年5月号より)



平成18年度寄附金・賛助会費収入報告

◎会費と寄附金
 会費
17,287,000-
 寄附金
24,754,590-
◎会員数 
*( )は新規
 法人賛助会員
164 (16)
 団体賛助会員
18 (0)
 個人賛助会員
1,125(116)

(平成19年3月31日現在)


山階鳥類研究所賛助会員数の変遷

「山階鳥研NEWS」は山階鳥研の活動や鳥の話題を紹介した隔月刊行のニュースレターです。賛助会員にご入会いただいた方にお送りいたします。(賛助会員の入会はこちら
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