5.2.6 処分方法
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捕獲を行えば必ず後始末としての処分が必要となる。捕獲を行う前にあらかじめ処分方法を考えておく必要があるが、PCO専門業者と契約して防除を行っている場合はこの限りではない。法的手続が済ましてあれば、捕獲ドバトの処分は申請者の自由であるが、都道府県の鳥獣担当官の指示を受け、第三者より非難を受けない方法で処分を行うとよい。 |
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a.殺処分を直接行わない場合 1)他の都道府県に運搬し放鳥する。 2)保健所に持ち込む。 3)業者に処分を委託する。 4)実験動物用、食用、教材用等、有用な引き取り先を当たる。 |
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表5.6 ドバト使用羽数の変化
(1960年度はハト・ウズラ・十姉妹・アヒルの合計羽数) (単位:羽)
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b.殺処分を直接行う場合 動物保護及び管理に関する法律第10条により、できる限り苦痛を与えない方法を採用しなければならない。安楽死法として次のような方法がある。 1) 炭酸ガス吸入 ポリ袋に入れ炭酸ガスで密封する。2分後に炭酸ガスを入れ換え、合計5分以上吸入させる。窒素ガスを使用しても同様の効果が得られる。 2) エーテル吸入 エーテルを浸した脱脂綿をドバトが入った密封容器の中に入れる。 3) ペントバルビタール注射 100mg/kgを腹腔内に注射する。 4) 頸椎脱臼法 親指と人指し指で頭骨をうしろから押さえ、首をひねりながら喉の部分をそらして引っ張ると、頸椎がはずれ即死する。熟練を要するが費用がかからない。 |
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