●アホウドリのヒナ10羽を鳥島から小笠原諸島の聟島に移送しました 山階鳥研では、環境省とアメリカ合衆国魚類野生生物局と協力して、アホウドリの小笠原諸島への再導入計画を進めていますが、その一環として、2月19日、伊豆諸島鳥島の燕崎繁殖地からアホウドリのヒナ10羽をヘリコプターで小笠原諸島聟島に移送し、放鳥しました。これから巣立ちまで3ヶ月程度、研究員らが野外での人工飼育にあたります。 小笠原諸島への再導入の背景については、「アホウドリ復活への展望 小笠原諸島への再導入へ」をご覧ください。 |
||||
|
●トキ野生復帰の集会が開催されました 2007年11月に新潟と東京でそれぞれトキの野生復帰に関するシンポジウムとワークショップが開催されました。それぞれの催しに山階鳥研は実行委員として参加し、山岸哲・山階鳥研所長が実行委員長を務めました。 シンポジウムに先立って11月23日に東京都内で開催されたワークショップには、トキ野生復帰の関係者や専門家約60名が集まり、活発な議論が交わされました。また、25日に新潟市内で開催された「トキ野生復帰日中国際シンポジウム」では定員を大幅に超える300人以上が参加しました。 (山階鳥研NEWS 2008年3月号より) |
東京のワークショップで発表する 北京林業大学の丁長青氏 |
「山階鳥研NEWS」は山階鳥研の活動や鳥の話題を紹介した隔月刊行のニュースレターです。賛助会員にご入会いただいた方にお送りいたします。(賛助会員の入会はこちら) 最新号の目次はトップページをご覧ください。 |
Copyright 2002, Yamashina Institute for Ornithology. All rights reserved.