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●聟島を巣立ったアホウドリ、順調に北上中 昨年に引き続き、アホウドリのヒナの巣立ち後の行動を衛星で追跡しています。 |
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6月30日までの衛生追跡経路結果
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●小笠原諸島へ若鳥3羽、初の来訪 求愛行動も確認 今シーズンの飼育期間中、飼育サイト周辺に、デコイ・音声とヒナに誘引されたと思われる、アホウドリの若鳥が少なくとも3羽飛来しました。うち1羽は装着していた金属足環から、2004年に伊豆諸島鳥島生まれの個体であり、しかも2008年5月にはハワイに近いミッドウエー諸島サンド島で確認されたこともがわかりました。 4月21日には、このうちの2羽が飼育サイトから約300メートル離れた聟島の属島の鳥島で、求愛ディスプレイのダンスを踊るのが観察・撮影されました。若いアホウドリは繁殖適地と番い相手を探していろいろの場所で求愛のダンスをするので、この観察は、聟島での番い形成に期待を抱かせるものです >聟島での今年の飼育結果はこちら (山階鳥研NEWS 2009年7月号より) |
求愛のダンスをするアホウドリの若鳥(早川鉄兵氏撮影) |
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●小笠原群島聟島に移送したアホウドリ15羽全部が巣立ち
小笠原群島聟島へのアホウドリの再導入のために、2009年2月5日に伊豆諸島鳥島から聟島へ移送したアホウドリのヒナ15羽が、5月11日から5月25日までに聟島の飼育サイトから巣立ちしました。 アホウドリのヒナの移送は2年目で、今年は5羽多い15羽を2月5日に伊豆諸島鳥島からヘリコプターで移送し、山階鳥研の研究員らがキャンプ生活をしながら飼育していたものです。
現地で飼育を担当した出口智広研究員は「今年もすべての雛を無事巣立たせることが 山階鳥研は、アメリカ合衆国魚類野生生物局、環境省、三井物産環境基金、公益信託サントリー世界愛鳥基金、朝日新聞社、山階鳥研特別協力会ほかの支援を得て、小笠原群島聟島へのアホウドリの再導入計画を実施しており、ヒナの移送は再導入を速やかに進めるために、5年の予定で実施しています。 |
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