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山階鳥類研究所




(2009年9月4日更新)



環境保全功労者表彰を受けました

 環境省が主催する平成21年度環境保全功労者等表彰の「環境保全功労者」に山階鳥研が選ばれました。2009年6月10日、都内で行われた表彰式に、島津久永理事長が出席し、斉藤鉄夫環境大臣から賞状と副賞の時計を受け取りました。
(山階鳥研NEWS 2009年9月号より)


平成21年度 環境保全功労者の表彰状


関西地区賛助会員の集いを開催しました

 
2009年7月1日、リーガロイヤルホテル(大阪市北区)で、第一回の「関西地区賛助会員の集い」を、総裁秋篠宮殿下のご臨席をあおいで開催しました。
 当日は、世話人代表の鳥井信吾様の開会の言葉に続き、島津理事長が挨拶のあと、総裁の秋篠宮殿下への花束贈呈がありました。そして、山岸所長より「財団法人山階鳥類研究所とは何をするところか」と題し、講演を行いました。
 その後、懇親会にうつり、100名あまりの参加者がなごやかに懇談しました。
(山階鳥研NEWS 2009年9月号より)



熊谷信昭様のご発声による乾杯


建物修繕にご支援ありがとうございます

 
我孫子移転後25年になろうとする山階鳥研の建物は老朽化が目立ち、修繕費が近年急激に増加しています。平成19(2007)年度以降、個人や法人から修繕目的に特定したご寄附や無償協力を賜り、緊急度の高い修繕工事を実施して参りました。最近実施したおもな修繕工事として、屋根と屋上の防水工事、建物東側壁の漏水対策工事、男女手洗い所汚水管取替工事、講堂と会議室の壁紙張替え工事があります。これらの工事のために、ご寄付やご協力をいただいた方々に厚く御礼申しあげます。
(山階鳥研NEWS 2009年9月号より)


アホウドリ 人工衛星追跡 今年も順調に北上中

 
聟島から巣立ったヒナ7羽と、比較のために伊豆諸島鳥島の野生ヒナ7羽に発信器を装着し、そのルートを追跡していますが、2009年8月3日現在、これらのうち、聟島の7羽と鳥島の3羽の位置情報が得られています。聟島のヒナで最も遠くまで渡っているものは、聟島から約4,800キロのベーリング海北部、最も近いものは聟島から約3,100キロのオホーツク海まで到達しています。
 山階鳥研は、アメリカ合衆国魚類野生生物局、環境省その他の支援を得て、小笠原諸島聟島へのアホウドリの再導入計画を実施しています。
(山階鳥研NEWS 2009年9月号より)

 ※2009年度アホウドリ移送計画の経過 
  過去の人工衛星追跡情報(2009年6月30日)
  
小笠原群島聟島に移送したアホウドリ15羽全部が巣立ち!(2009年7月9日更新)
   

↓この画像をクリックすると、大きな画面が開きます↓

聟島(橙色)と鳥島(白色)から巣立ったアホウドリの移動経路(8月3日現在)



山階博士の遺品を寄託

 
山階鳥研が所有する創立者・山階芳麿博士の遺品のうち、鳥類学に関係しないものを中心とした約160点を、学習院大学史料館に寄託することとなり、7月3日までに同史料館に移送しました。遺品には大礼服、勲章などのほか、山階家の日記も含まれており、同史料館によれば、戦前の皇族の生活を知る上で資料的価値の高いものということです。
 なお、これに関連する催しとして、同史料館展示室(東京都豊島区)で10月1日〜11月30日まで、「近代皇族の記憶〜写真が語る山階宮家三代の暮らし〜」が開催される予定です。(山階鳥研NEWS 2009年9月号より)


山階博士が所有していた大礼服


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