今年もアオバズクに会うことができました

aoba_zuku012年前の2012年5月25日に、我孫子市内で、青葉の頃に渡ってくるフクロウの仲間、アオバズクの声を聞いたことをブログ記事にしましたが、今年もまた、アオバズクに会うことができました。
5月14日、残業帰りに我孫子駅への道を急いでいると、前と同じにかすかに、ホウ、ホウ、・・という声が聞こえてきます。場所も聞こえ方も前と同じ感じです。これは前のあの場所ではと思いながら声の聞こえるほうに急ぐと、案の定、2年前と同じ、住宅に囲まれた小さな緑地でアオバズクが鳴いていました。
【音声】アオバズクの声(2014年5月14日 我孫子市内、1分49秒)

前もそうでしたが、繁殖にこれから入ろうというタイミングのせいか、本当に力いっぱい鳴いています。前回どうよう、おそらくこのまま通過して行ってしまうのでしょうが、この力の入れ方は、ここで相手が出てくればここに居着いて繁殖しようということなのかもしれません。
今回はよく見ると、茂った大木の途中に葉がない場所があって、窓状に向こうの空が見えるところに枝にとまったアオバズクがシルエットで見えます。上の画像の画面中央、枝が縦になって少し不自然に太くなったような箇所が見えるでしょうか。
この晩は相当長時間、鳴きつづけに鳴いていましたが、ためしに翌日の晩も行ってみたところ、案の定、鳴き声はいっさいしませんでした。東南アジアの越冬地からたどり着いて、これからもっと北上して繁殖するということなのかも知れません。

2年前の5月の記事(「目には青葉、アオバズク渡る我孫子」)はこちらです。
我孫子でもう1種鳴き声が聞かれるフクロウ科の鳥、フクロウの鳴き声(「桜咲きフクロウ鳴く春の我孫子」)はこちらです。