日別アーカイブ: 2018年3月26日

手賀沼のコブハクチョウに標識を行いました

【標識個体に関する最新情報】
2018年3月に3個体に装着した発信器は、実験が終了したため2018年5月から6月にかけて取り外しました。緑色の首環と足環については引き続き装着し、個体の移動の追跡を行います。(2018年6月22日追記)

手賀沼(千葉県我孫子市)に生息するコブハクチョウにデータロガー(記録装置)と首環(緑色)を装着しました。これはガン・カモ・ハクチョウ類の位置や移動に関する詳細な記録を収集する技術を開発する目的で、東海大学、山階鳥類研究所、我孫子市鳥の博物館が共同で実施しているものです。

首環と発信機、足環を装着されたコブハクチョウ

データロガーに蓄積されたデータは、離れたところから無線で取り込むことができます。まだ試験段階ですが、記録装置には高精度の三軸加速度計等が組み込まれており、活動状況、さらに脈拍や呼吸などの生理学的なデータが取り込めます。これにより将来は、野生のガン・カモ・ハクチョウ類の健康状態のモニタリングに役立てたいと考えています。

もし、標識された個体を手賀沼以外で観察された場合には、以下連絡先までお知らせいただければ幸いです。

<本件に関しての問合せ・連絡先>
我孫子市鳥の博物館学芸員 小田谷嘉弥 電話:04-7185-2212
山階鳥類研究所副所長 尾崎清明 電話:04-7182-1101

山階鳥研サイト「鳥類標識調査」の目次

「手賀沼のコブハクチョウに標識を行いました」

寄稿「風力発電が鳥類に及ぼす影響」をウェブサイトに掲載しました

広報誌「山階鳥研NEWS」3月号に、北海道大学水産科学院の風間健太郎さんが寄稿してくださった「風力発電が鳥類に及ぼす影響」をウェブサイトにも掲載しました。

原野にそびえ立つ風車。北海道稚内市にて風間氏撮影。

風力発電は、“安価で環境に優しい有望な発電方法” とクリーンなイメージで捉えられています。しかし風力発電は本当にクリーンな発電なのでしょうか?日本でも近い将来急増すると予想される風力発電の利点と問題点について、特に鳥類に及ぼす影響に注目してご説明くださっています。

是非こちらのリンクからお読みください。→ 「風力発電が鳥類に及ぼす影響」

その他の読み物はこちら → 読み物コーナー目次