月別アーカイブ: 2013年2月

ツバメの巣の放射性物質汚染状況の調査がNHKラジオで紹介されます(2月22日(金))

swallow_on_wire_03山階鳥研が、福島第一原子力発電所の事故で放出された放射性物質の鳥類への影響調査の一環として行っている、ツバメの巣の放射性物質汚染状況に関する研究について、NHKラジオに研究員が出演してお話しします。
「私も一言!夕方ニュース」の中の、早川信夫NHK解説委員が担当する下記コーナーでは、震災から2年を前に、1週間のテーマを「震災2年を前に」として震災関連の話題をとりあげ、そのひとつとしてツバメの巣の調査が紹介されることになりました。岩見恭子・自然誌研究室研究員が早川解説委員とキャスターの問いかけに答える形でお話しします。
 「放射線量 ツバメの巣が語りかけるもの」
【番組】NHKラジオ第一放送「私も一言!夕方ニュース」(17:30〜18:50)
「早川解説委員の“ここに注目!”」のコーナー
「私も一言!夕方ニュース」のサイトはこちらです。
【日時】2013年2月22日(金)18:30ごろ〜(15分間)
(生放送なので時間は多少前後します)
【出演】岩見恭子・山階鳥研自然誌研究室研究員
※ラジオがそばにない場合、パソコンで聞くにはこちら
山階鳥研で行っているツバメの巣の調査についてはこちらをご覧ください。
山階鳥研のイベント情報についてはこちらです。

ミゾゴイに関する講演会が横浜市野毛山動物園で開かれます

世界中で日本の低山だけで繁殖するミゾゴイは、生息数の減少が心配されており、環境省のレッドリストでは絶滅危惧II類に指定されています。このたび、横浜市野毛山動物園で、ミゾゴイの生態・生息地の保全・動物園での取り組みなどに関する講演会が開催されます。山階鳥研では、この講演会を後援しています。
講演会「ミゾゴイのひみつ」
【日時】2013年2月23日(土)13:30〜15:45
※ 同日11:00〜 野毛山動物園でミゾゴイガイドが行われます。くわしくは動物園のウェブサイトでご確認ください。(下記)
【場所】横浜市野毛地区センター 集会室
【参加費】無料
【申込方法】野毛山動物園のウェブサイトで事前申込要(先着80名)
【主催】横浜市立野毛山動物園
【共催】横浜市環境創造局/横浜市野毛地区センター
【後援】(一社)バードライフ・インターナショナル・アジア・ディヴィジョン(公社)日本動物園水族館協会(公財)日本野鳥の会 神奈川支部(公財)日本鳥類保護連盟/(公財)山階鳥類研究所
【問合せ】横浜市立野毛山動物園 電話 045-231-1307
山階鳥研のイベント情報はこちらです。

科学研究費の成果発表会を開催しました

happyo_kai山階鳥研では、文部科学省科学研究費補助金(特定奨励費)を受けた「山階鳥類研究所データベースシステムの構築と公開ー18世紀末から現在に至る鳥類相の変化をもとにその未来を予測する」の平成24年度成果発表会を、総括班の研究者のほか、所員、特任研究員、客員研究員の参加を得て、2月6日に、東京大学農学部フードサイエンス棟で開催しました。また、翌7日には、研究調整会議を開催しました。
この成果発表会と研究調整会議については、山階鳥研ニュース5月号(開催日が直近の3月号の入稿の直前であったため3月号には掲載がまにあいませんでした)でご報告します。

2月のテーマトークは「農耕地に暮らすタカ〜トビの生態〜」(2月9日(土))です

tobi_iwami_s山階鳥類研究所の所員が我孫子市鳥の博物館で出前トークをする、第2土曜日恒例の「テーマトーク」、2月は下記の要領で今週末です。
「鳶が鷹を生む」ということわざがありますが、トビも立派なタカの仲間です。身近でありながら、生態があまり知られていないトビの暮らしを、北海道十勝地方で調査してきた岩見恭子研究員がご紹介します。あわせてその他の猛禽類の暮らしについてもお話が聞けると思います。
「農耕地に暮らすタカ〜トビの生態〜」
【講師】岩見恭子 山階鳥研自然誌研究室研究員
【日付】2月9日(土)
【時間】13時15分~ ※30分のテーマトーク終了後、質疑応答の時間あり
【場所】我孫子市鳥の博物館 2階多目的ホール
【参加費】無料(入館料が必要です)
【定員】先着50名
【主催・問い合わせ先】
山階鳥類研究所(TEL. 04-7182-1101)、我孫子市鳥の博物館(TEL. 04-7185-2212)
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