コアなファンがいて最近評判の、生き物の「骨」ですが、鳥の骨にも、鳥そのものの生き方が現れており、またそれぞれの種ごとの違いは、それぞれの種の生態の違いが反映しています。
我孫子市鳥の博物館で開催中の企画展「鳥の骨展」は、こういった鳥の骨をとことん掘り下げるもので、山階鳥類研究所と同博物館の共催で7月13日(土)から始まっています。この展示を見れば、鳥がどんな生き物かについてまたひとつ新たな視点をえることができるでしょう。
山階鳥類研究所が協力したX線CT(コンピュータ断層撮影)を用いた骨のアニメーション(写真下)も必見です。
夏休みのお子さんには興味つきない展示と思いますし、また大人の鳥好きの方にも楽しんでいただけると思います。ぜひ多数の皆さんのご来観をお待ちしています。
我孫子市鳥の博物館 第66 回企画展
鳥の骨展 ー空飛ぶ骨組みー
【日時】2013年7月13日(土)〜12月1日(日)9時30分~16時30分
月曜休館(祝日の場合は翌平日休館)
【場所】我孫子市鳥の博物館(千葉県我孫子市 電話 04-7185-2212)
アクセスは こちら
【入館料】一般 300円 高校・大学生 200円 くわしくはこちら
【共催】我孫子市鳥の博物館、公益財団法人山階鳥類研究所
【後援】文部科学省科学研究費補助金新学術領域生物規範工学
【協力】千葉大学大学院工学研究科劉浩研究室、鳥博友の会
「鳥の骨展 」のようすをもっとご覧になりたい方はこちらをご覧ください。
山階鳥類研究所の、X線CTを用いた鳥の形態データベース構築はこちらをご覧ください。
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