月別アーカイブ: 2024年2月

ヤンバルクイナ野生復帰の試み/山階武彦助成事業活動レポート/野生生物保全のための移送に関する第3回国際会議ほか「山階鳥研NEWS」2024年3月号

山階鳥類研究所の広報紙「山階鳥研NEWS」2024年3月号(No.312)をご紹介します。

冒頭には副所長 尾崎清明による「ヤンバルクイナ野生復帰の試み」を掲載しました。

続いては山階武彦助成事業の活動レポート。2022年度の助成金を受けた方の中から、中嶋千夏さんに米国アラスカ州ミドルトン島で行ったウトウとエトピリカの行動生態調査についての報告をお願いしました。

兵庫県立大学の出口智広 准教授には、野生生物保全のための移送に関する第3回国際会議の概要をレポートしていただきました。

巻末の鳥のモニュメントは、青森市にある「菅江真澄歌碑」です。

その他、活動報告などのほか、人事、寄附金・賛助会員のご報告や、イベント告知なども掲載しました。また、会員の方々には令和5年度賛助会員名簿もお届けしています。

2024年3月号(第312号) 目次(敬称略)
1面 表紙写真(シノリガモ) (賛助会員 河田文昭)
2面 ヤンバルクイナ野生復帰の試み(副所長 尾崎清明)
3面 山階武彦助成事業活動レポート アラスカ州ミドルトン島におけるウトウとエトピリカの行動生態調査(筑波大学大学院 中嶋千夏)
4-5面 野生生物保全のための移送に関する国際会議に参加して(兵庫県立大学 出口智広)
6面 令和6年能登半島地震お見舞い/鳥類標識調査講習会を開催/鳩レースに帰還率賞を贈呈/都立保谷高校の探求活動に対応/ラジオ局の取材
7-8面 第一生命保険(株)柏支社から寄附/山階鳥学セミナー〜捕獲技術入門編〜/訃報/研究所・研究員活動報告/事務局から(新賛助会員・ご寄附)/鳥のサイエンストーク/鳥のモニュメント/表紙写真ご応募御礼/訂正/所内見学会/編集後記

こちらも合わせてごらんください。
山階鳥研ウェブサイト イベント情報ページ

八重子の会の方々が来所しました

1月30日、大正から昭和にかけてフィリピンで貝や鳥を多数採集した山村八重子の遺品整理と調査を行っている「八重子の会」の稲葉和也 会長ら6名が山階鳥研を訪れました。山階鳥研は、山村八重子に関連する鳥類標本を所蔵しており、この日は、鶴見みや古 文化資料ディレクターと小林さやか 研究員の案内で収蔵庫と書庫を見学しました。

山村八重子が採集したとされる鳥類標本
書庫を案内する鶴見 文化資料ディレクター

献本ありがとうございます。「ペンギンのクライブ」

著者から広報に献本いただきました。こちらでご紹介するとともに、書庫に納めて活用いたします。ご寄贈大変ありがとうございました。

Huw Lewis Jones(文) Ben Sanders(絵) 日高穂香(訳)
「ペンギンのクライブ」

化学同人, 京都. (2024年2月1日発行 28ページ. 2,310円(本体:2,100円). ISBN-978-4-7598-2327-1
→ 版元ページはこちら

献本ありがとうございます。「コウノトリと暮らすまち: 豊岡・野生復帰奮闘記」

著者から広報に献本いただきました。こちらでご紹介するとともに、書庫に納めて活用いたします。ご寄贈大変ありがとうございました。年初にお送りいただいていましたが、ご紹介が遅くなりましたことおわび申し上げます。

佐竹節夫(著)
「コウノトリと暮らすまち: 豊岡・野生復帰奮闘記」

一般社団法人 農山漁村文化協会(農文協), 埼玉. (2023年11月30日発行 320ページ. 2,200円(本体:2,000円). ISBN-978-4-540-23149-0
→ 版元ページはこちら