山階鳥類研究所の広報紙「山階鳥研NEWS」7月号が発行になりました。
鳥類標識調査は番号付きの足環を野鳥に装着して放し、再捕獲などによって生態データを得ようとするもので、開始当初から渡り経路や寿命の解明を主な目的に行われてきました。この号では、ツバメの標識調査データを用いて、気候変動が鳥類の生態に及ぼす影響をあきらかにしようという、従来日本では行われてこなかった視点での研究について出口智広研究員が紹介しています。また、アホウドリの小笠原群島聟島、伊豆諸島鳥島での現状をご報告しているほか、来年夏に東京で開催の国際鳥類学会議についても紹介しています。
「山階鳥研NEWS」2013年7月号 目次
1面 表紙写真(レンカク) 賛助会員 佐野昌男
2〜3面 標識調査の活用例
1960年代と2000年代のツバメの渡りと繁殖時期の比較 出口智広
4面 アホウドリ〜聟島・鳥島〜この繁殖期の状況/
クロアシアホウドリ 八丈小島で生息確認
5面 来年夏に東京で国際鳥類学会議
6面 インターメディアテク好評です/標識調査の講習会開催しました
7面 平成24年度寄附金・賛助会費収入及び会員数のご報告/
平成24年度決算報告/手賀沼学会大会お知らせ/手賀沼探鳥会報告/テーマトークご案内
8面 事務局から/とりのことば
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