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東京駅前に山階鳥研の標本展示〜インターメディアテクが開業しました

jp_tower_s_23月21日から、東京駅丸の内南口前に開業したJPタワー(写真右)内の学術文化施設「インターメディアテク」(IMT)に山階鳥研所蔵の標本が展示されています。
JPタワーは、1931年に建造された旧東京中央郵便局の建物を一部保存再生し、新たに建てた高層ビルをあわせたもので、オフィス棟、商業施設、国際会議場などから成っています。このうち、低層部の一部、旧東京中央郵便局の建物2・3解部分にインターメディアテクがあります。
imt_hodoyo_gazou01_3東京大学が開学以来収集してきたおもに自然誌系の学術標本コレクションとあわせ、山階鳥研の所蔵鳥類標本約300点が、保存、展示、公開されています。東京大学総合研究博物館が得意とする、レトロな趣味で統一したすてきな展示が、昭和モダニズムを代表するといわれる建築を生かした空間に繰り広げられています(写真左 ©インターメディアテク)。また特別展示やイベントでは「大学における最先端科学の成果や各種表現メディアにおけるユニークな創造を、常設展示の世界観と融合させながら、随時公開」します。
【名称】  JPタワー学術文化総合ミュージアム「インターメディアテク」
【住所】  100-7003 東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー 2〜3F
(JR東京駅徒歩1分・東京メトロ丸の内線東京駅地下より直結)
【開館時間】11:00〜18:00 (木金は20:00まで、入館は閉館時刻の30分前まで)
【定休日】 月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日休館)、年末年始、その他館が定める日
【入館料】 無料
【問い合せ先】 03-5777-8600(ハローダイヤル)

東京駅からすぐですので、出張の空き時間などに立ち寄ることも可能と思いますし、商業施設 KITTE もありますので、ご家族で買い物組と展示観覧組の二手に分かれる作戦もあるかと思います。多数の皆様のご来場をお待ちしています。
インターメディアテクのウェブサイトはこちらです。
JPタワーの商業施設 KITTE のウェブサイトはこちらです。
山階鳥類研究所のイベント情報はこちらです。

実は3種だった!メボソムシクイ/カラスのおでこの形は頭の骨の形? 〜「山階鳥研NEWS」3月号

news_1303s02山階鳥類研究所の広報紙「山階鳥研NEWS」3月号が発行になりました。
この号では、齋藤武馬研究員が自身の研究であるメボソムシクイの系統分類について、見開き2ページで紹介しているほか、Q&Aでは、初歩のバードウォッチングの必須科目として教わるハシボソガラスとハシブトガラスのおでこの形の違いが、頭骨の形に由来しているかの疑問に迫っています。

「山階鳥研NEWS」2013年3月号 目次
表紙  メダイチドリ  吉田正明(賛助会員)撮影
2-3面  じつは3種だった!メボソムシクイ 齋藤武馬
4面   Q&A カラスのおでこの形は頭の骨の形ですか?
5面   アホウドリ卵は発生していませんでした/
岡上席研究員が「ダーウィンが来た!」に協力
6面   中国・四国地区拡大賛助会員の集い報告/テーマトークご案内/
スズメの減少をわかりやすく紹介した本が出ました
7面   東京駅前に山階鳥研の鳥類標本展示
8面   とりのことば/事務局から(賛助会員/ご寄附/訃報/編集後記)
「山階鳥研NEWS」は、山階鳥研の活動や、鳥学研究や鳥の話題をやさしく紹介するニュースレターです。賛助会員に入会いただきますと、隔月でお送りいたします。
※賛助会員のご入会は「ご支援のお願い」をご覧ください。
山階鳥研NEWSのこれまでの号の目次はこちらです。

広報誌『山階鳥研NEWS』の表紙写真を募集中です!

20127b毎年恒例になりましたが、広報誌『山階鳥研NEWS』の表紙に使用する野鳥生態写真(来年度分)を募集しています。
・印刷物や商業的なウェブサイトに未発表の野鳥生態写真を募集します。
・撮影地(国内外)・日付を問いません。
・季節感のある自然な作品を希望します。
・掲載紙は山階鳥研NEWS 2013年5月号〜2014年3月号(6号分の6点を募集)
・応募は1名2点まででデジタルデータ限定。
・謝礼はありませんが、掲載紙10部を贈呈します。
といった概略です。なお、
・締め切り日(2013年1月31日(木))の時点で賛助会員であることという条件があります。
賛助会員の皆さん、ぜひ力作をご応募ください。また賛助会員でない皆さんはこの機会にご入会いただいて、『山階鳥研NEWS』を飾る写真をご応募ください。よろしくお願いいたします。
『山階鳥研NEWS』表紙写真募集の詳細はこちらです。
『山階鳥研NEWS』についてはこちらです。
「山階鳥類研究所はお役所なんですか?」と聞かれることがありますが、山階鳥類研究所は民間団体で、皆様のご寄付や賛助会費を活動の重要な資金源としてます。賛助会員の申し込み方法はこちらをご覧ください。