今日の鳥研」カテゴリーアーカイブ

春恒例、標識調査講習会を行っています

koshukai_20134月17日から19日までの日程で、鳥類標識調査の従事者(バンダー)になるための講習会を実施しています。鳥類標識調査は、鳥類の移動や寿命などを番号つきの足環を使って調べる調査で、山階鳥研が環境省の委託を受けて実施しています。
今回参加したのは、北海道、関東、中部、近畿、中国、九州からの合計9名です。参加者は、資格のあるバンダーのもとで一定のトレーニングを積んだ上で、山階鳥研の職員の野外調査に同行して実技の講習を受けて今回の講習会に臨んだもので、標識調査の概要や鳥の分類、関連法規などの講義を受けています。
現在、全国で約450名が調査に従事しており、今回受講している9名も審査に合格すれば、8月からバンダーとして調査に参加する予定です。
標識調査のあらまし(「渡り鳥と足環」)はこちらをご覧ください。

お花見ランチ

ohanami_lunch_s今日はあいにく小雨が降って寒いですが、お彼岸もすぎてこのところ過ごしやすい陽気になってきました。
昨日の我孫子はよい天気でした。画像は2階のベランダから見える中庭のオオシマザクラです。職員が誘い合ってお花見ランチを楽しんでいました。

台湾の鳥の団体からお客様が見えました

president_cheng_taiwan3月12日、中華民国野鳥学会の程建中理事長が、山階鳥類研究所を訪問されました。中華民国野鳥学会は台湾各地の野鳥の団体の連合体です。
台湾には、過去にアホウドリが棲息していた島があることから、日本でアホウドリの保護を進めている山階鳥類研究所を訪問されたものです。尾崎清明・副所長ほかが対応し、アホウドリの保護について意見交換しました。
※写真の左端から尾崎副所長、佐藤文男研究員、程理事長、当日同行した佐藤真弓さん(バードライフ・インターナショナル・アジア・ディヴィジョン)、茂田良光研究員。
山階鳥研のウェブページ「アホウドリ 復活への展望」はこちらです。

中庭でデコイを抱えて・・

deguchi_yomiuri今週火曜日、アホウドリの小笠原再導入を担当している出口智広研究員が、中庭で、アホウドリのデコイ(プラスチック製の実物大模型)を抱えてインタビューを受けていました。
アホウドリの小笠原再導入はお陰様で多くの皆様から関心を寄せていただいており、メディアの方達からもしばしば取材の申込があります。今回は読売新聞の取材でちかぢか掲載されるとのことです。
小笠原群島聟島では2008年から5年間、ヒナを移送して人工飼育して巣立たせた結果、人工飼育で育った個体が徐々に島に帰りつつあります。昨年11月に帰還個体と野生個体のつがいから1卵が生まれましたが、孵化しませんでした。来シーズン以降の繁殖に期待が持たれています。引き続き皆様のご支援をお願い致します。
「産卵確認!〜アホウドリ再導入を進めている小笠原群島の聟島で」(昨年12月5日)はこちら
「聟島で抱卵中だったアホウドリの卵は発生していませんでした」(本年1月17日)はこちら
山階鳥類研究所のウェブページ「アホウドリ 復活への展望」はこちら

科学研究費の成果発表会を開催しました

happyo_kai山階鳥研では、文部科学省科学研究費補助金(特定奨励費)を受けた「山階鳥類研究所データベースシステムの構築と公開ー18世紀末から現在に至る鳥類相の変化をもとにその未来を予測する」の平成24年度成果発表会を、総括班の研究者のほか、所員、特任研究員、客員研究員の参加を得て、2月6日に、東京大学農学部フードサイエンス棟で開催しました。また、翌7日には、研究調整会議を開催しました。
この成果発表会と研究調整会議については、山階鳥研ニュース5月号(開催日が直近の3月号の入稿の直前であったため3月号には掲載がまにあいませんでした)でご報告します。

アホウドリのお饅頭〜我孫子市国際交流協会から寄附をいただきました

albatross_manju1月9日、我孫子市国際交流協会の、早坂満会長、北嶋扶美子副会長、菅野哲哉副会長ほかが山階鳥類研究所を訪れ、早坂会長から島津理事長に寄附金が手渡されました。
同協会では、昨年11月25日に我孫子市内で開催した、第21回あびこ国際交流まつりで、山階鳥類研究所のアホウドリの保護活動を応援するため、アホウドリのお饅頭を販売しました。今回の寄附はその収益から行われたものです。
お饅頭を購入された皆様と我孫子市国際交流協会の皆様に感謝申し上げます。
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※写真上は、島津理事長(右)に寄附金を手渡す早坂会長。
第21回あびこ国際交流まつりの報告はこちらをご覧ください。
山階鳥研のウェブページ「アホウドリ復活への展望」はこちらをご覧ください。

虹!

rainbow02日本鳥学会100周年記念大会が終わったところですが、息つく暇もなく、この週末9月23日(日)の、山階芳麿賞贈呈式・受賞記念講演と財団設立70周年記念シンポジウムの直前準備に追われています。
一日中ばたばたと細かい打合せなどをしていましたが、夕方、虹が出て、疲れを癒してくれました。何かいいことあるかな?
※9月23日の催しの申込は終了しています。申し込まれた方は参加票を忘れずご来場ください。お待ちしています。

カンムリツクシガモを30年ぶりに展示します〜日本鳥学会100周年記念展示

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日本鳥学会が今年100周年を迎えるにあたり、山階鳥研では2つ行われる記念展示を共催および後援し、所蔵資料を出展します。その第1弾が、明日8月17日から東京大学総合研究博物館で開催されます。このため昨日8月15日には、山階鳥研から資料類の搬出作業が行われました。

日本鳥学会の百年
【会期】2012年8月17日(金)〜9月21日(金)white_stork
(土曜日、日曜日、祝日は休館。但し、8月18日、25日、9月1日の各土曜日は開館予定。なお、日本鳥学会2012年大会期間中(9月15〜17日)は同大会参加者のみ入場可能です(大会の名札をご呈示ください)。休館日はこちらでご確認ください)
【場所】東京大学総合研究博物館
東京都文京区本郷7-3-1 Tel. 03-5841-8451
【料金】無料
【共催】東京大学総合研究博物館・日本鳥学会・(公財)山階鳥類研究所
この展示には山階鳥研から標本27点と図書資料73点を展示しますが、その白眉はなんといっても、30年ぶりの一般公開となる、カンムリツクシガモの雌雄の標本でしょう。この鳥は世界で3点しか標本がないもので、日本の鳥学史に残る発見の例として、ヤンバルクイナのタイプ標本(命名のさいに使われた標本)ほかとともに展示されます。
truck※写真上は美術梱包業者さんの手で丁寧に梱包されるカンムリツクシガモの雄、写真中は梱包されたコウノトリの標本です。
日本鳥学会による告知はこちらです。
東大総合研究博物館による告知はこちらです。
東大総合研究博物館へのアクセスはこちらです。
「所蔵名品から 世界に3点しかない絶滅鳥カンムリツクシガモ」はこちらです。
海外にあるもう1点のカンムリツクシガモ(第一標本)についてはこちらです。

山階鳥類研究所のイベント情報はこちらです。

アホウドリの再導入に関連して台湾からお客様が来所しました

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本日来所したのは台湾中華鳥会の蕭定雄さんです。台湾の澎湖諸島はかつてアホウドリが繁殖していたため、同会ではアホウドリの再導入に大きな関心があるとのことで、山階鳥研でおこなっている、伊豆諸島鳥島、小笠原諸島鳥島での保護活動について広報主任の平岡と出口智広・研究員から説明を受けました。
蕭さんは台湾大学の大学院生として、野生生物と共存できる街作りを研究しています。約1ヶ月の日程で、コウノトリの野生復帰を進めている兵庫県豊岡市のNPOコウノトリ湿地ネットでインターンとして研修しており、その合間を縫って今回の訪問が実現しました。
写真上はアホウドリのデコイ(模型)と一緒に写る蕭さん。photo_2写真下は、蕭さんがおみやげに持ってきてくれた、台湾の固有鳥類ヤマムスメをシンボルにした、有機農法による「ヤマムスメ紅茶」です。
「アホウドリ 復活への展望」はこちらです。

放鳥トキの繁殖について取材を受けています

koshitsunikki_s_2小笠原諸島聟島での人工飼育のアホウドリの巣立ちと日を同じくして、環境省から、放鳥されたトキの野外での繁殖によるヒナの巣立ちが発表されました。
山階鳥類研究所は、アホウドリと並んで長らくトキの保護にもかかわってきており、今回のトキの繁殖についても報道機関からコメントを求められるなどの取材を受けています。
画像は少しかわりだねですが、本日、「皇室日記」(日本テレビ)からトキの取材を受けたようすです(画像中央は同番組キャスターの井田由美さんと、アナウンサーの青木源太さん)。
番組では、山岸哲・名誉所長へのインタビューが紹介されます。今週末、6月3日(日)午前6:30〜6:45に日本テレビ「皇室日記」で放送の予定とのことです。