お知らせ」カテゴリーアーカイブ

軍師官兵衛の末裔は・・/金網と巣箱で海鳥を守る/アホウドリ 2013〜14繁殖期の状況/東日本地区賛助会員の集いを開催しました〜「山階鳥研NEWS」9月号

kambei_article_pageちょっと時間が経ってしまいましたが、「山階鳥研NEWS」9月号の内容をご紹介します。
この号の目玉はなんといっても、堂々の見開き2ページを使った、「軍師官兵衛の末裔は日本鳥類学の大立者」です。官兵衛の子孫が、どのように日本鳥類学に貢献したか、ビジュアルな資料もふんだんにつかってご紹介しています。「山階著研NEWS」史上初の、ジャニーズの俳優さんの画像も!(^^)
鳥にまつわる言葉を紹介する、小コラム「とりのことば」、今号は、「漁夫の利」です。
「山階鳥研NEWS」2014年9月号 目次
1面   表紙写真(ハシブトガラスにモビングされるハチクマ) 賛助会員 大浦晴壽
2-3面   軍師官兵衛の末裔は日本鳥類学の大立者
4面   金網と巣箱で海鳥を守る 佐藤文男
5面   山階芳麿賞記念シンポジウム告知/アホウドリ2013-14繁殖期の状況
6面   東日本地区賛助会員の集い/山階コレクション展後期スタート
7面   手賀沼学会大会報告/高校生の校外研修/絵画コンテストinアビコ/
テーマトーク/事務局から(賛助会員/ご寄附)
8面    とりのことば/編集後記

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「山階鳥研NEWS」は、山階鳥研の活動や、鳥学研究や鳥の話題をやさしく紹介するニュースレターです。賛助会員に入会いただきますと、隔月でお送りいたします。
※賛助会員のご入会は「ご支援のお願い」をご覧ください。
山階鳥研NEWSのこれまでの号の目次はこちらです。

8月8日(金)は一斉休業します

mizuhiki2011年以降実施しておりますが、夏季の節電対策として山階鳥研は、照明、空調の使用抑制等に加えて、今夏も2度の一斉休業を行い、その2度目を8月8日(金)に実施します。ご関係の皆様にはご不便をおかけいたしますが、ご了承ください。
「夏季一斉休業のお知らせ」はこちらです.

第18回山階芳麿賞として、橘川次郎・小西正一両氏への特別賞贈呈を決定しました

日本の鳥類の研究または鳥類保護に関して特に顕著な功績のあった個人または団体に送られる山階芳麿賞は、第18回の表彰として、橘川次郎・小西正一両氏への特別賞贈呈を決定し、報道発表を行いました。
プレスリリース(6月27日)はこちらです。
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今回受賞されるお二人の研究は主として日本国外で行われたものであるため、通常の山階芳麿賞の枠内での贈呈に困難がありました。しかし日本出身で世界的な業績をあげ、日本の鳥学にもさまざまな意味で多大な影響を与えてきたお二人を表彰することは、日本における鳥学の発展に資することを目的とする山階芳麿賞の趣旨に合致すると判断したため特別賞の形での表彰となりました。
お二方の研究については、『メジロの眼』(橘川次郎、2004年・海游舎)、『小鳥はなぜ歌うのか』(小西正一、1994年、岩波新書)で日本の研究者や鳥好きにも知られているところです。
お二人の受賞を記念したシンポジウムを、下記日程で開催します。プレスリリースにも情報を掲載しましたが、詳細については改めてご案内します。
記念シンポジウム『鳥の研究はここまで進んだ〜人は鳥から何をまなべるか〜』
【日付】平成26(2014)年9月23日(火・祝)
【場所】有楽町朝日ホール
【コンビーナー】(五十音順)
山岸哲(山階鳥類研究所名誉所長・兵庫県立コウノトリの郷公園園長)
渡辺茂(慶應義塾大学名誉教授)
【演者】(五十音順)
内山博之(鹿児島大学大学院理工学研究科教授)
江崎保男(兵庫県立大学大学院地域資源マネジメント研究科教授)
岡ノ谷一夫(東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻生命環境科学系教授)
長谷川博(東邦大学名誉教授)
※ 従来申込み制だったのを改め、今回から申込み不要といたします。
※ 画像は今回特別賞の受賞が決定した橘川次郎氏(左)と小西正一氏。

「山階鳥類学雑誌」(第45巻2号)のご案内

jyio_452s山階鳥類研究所の学術雑誌「山階鳥類学雑誌」は年に2冊の発行です。2013年3月20日付けで発行された、2013(平成25)年度の第2号についてご紹介します。
(編集長の中村浩志信州大学名誉教授の編集後記から)
「マムシグサなどのテンナンショウ属の植物は、秋に真っ赤な実をつけます。私には、この実を誰が食べるのか長年の関心事でした。今号にはこれを解明した論文を掲載することができました。鈴木さんと前田さんによる『南関東地方における有毒草本植物テンナンショウ属の果実食者(英文)』の論文です。赤い実をつけた植物の前に設置した多数のセンサーカメラから、予想通り種子散布者は鳥であることを証明した貴重な研究です。このような未解明の地道な研究テーマはまだ多くありますので、多くの方からの研究論文や報告の投稿を期待したいと思います。」
山階鳥類学雑誌 第45巻2号(No. 130)
● 原著論文
鈴木惟司,前田尚子: 南関東地方における有毒草本植物テンナンショウ属の果実食者(英文) pp.77-92
● 短報
新妻靖章,土屋健児,粂 ひとみ,別所 透,風間健太郎: カワウの餌の栄養素とエネルギー価(英文) pp.93-97
● 報告
才木道雄,原口竜成,木村恒太,守口 海,高野充広: ヨタカにおける抱雛行動と孵化後のヒナの移動 pp.98-101
浅井芝樹,齋藤武馬,岩見恭子,山崎剛史: 山階鳥類研究所の寄贈標本 —薄田豊太・豊春氏所蔵標本および佐藤保洋氏所蔵標本 pp.102-119
岩見恭子,鶴見みや古,浅井芝樹,齋藤武馬,山崎剛史: 山階鳥類研究所の寄贈標本 —福士成豊所蔵鳥類標本 pp.120-135
鶴見みや古,園部浩一郎,山道弘美,塚本洋三: 山階芳麿著「日本の鳥類と其の生態」に関する原稿,版画等関連資料群の整理保存 pp.136-184
● 書 評 p.183
● 投稿論文査読者一覧 p.184
● 正誤表 p.185
● 投稿される方へ p.186
● 投稿される方へ(英文)p.187
「山階鳥類学雑誌」は、鳥類の研究論文を掲載する学術雑誌です。1952年に「山階鳥類研究所研究報告」のタイトルで創刊され、2003年に現在の誌名に改めました。山階鳥研の研究論文を掲載するとともに、所外の研究者の研究発表の場としても貢献しています。
賛助会員に入会され、「山階鳥類学雑誌」を購読するコースを希望された方にお送りしています(そのほかに広報紙「山階鳥研NEWS」を購読するコースもあります)。
※ 山階鳥類学雑誌の解説はこちらです。
※ 山階鳥類学雑誌の目次(1992年以降)はこちらです。
※ 山階鳥類学雑誌掲載論文(刊行後2年を経過したもの)のPDFはこちらです。
※ 賛助会員のご案内はこちらです。

F・B・ギル著「鳥類学」日本語版の正誤表を掲載しました

山階鳥類研究所が翻訳した「鳥類学」(フランク・B・ギル著. 2009 年.新樹社)に誤りがありました。読者の皆様にお詫びいたします。正誤表を掲載しましたので訂正お願いいたします。
「鳥類学」正誤表
所員の著書はこちらをご覧ください。

所蔵名品から20「アイビス誌」/ 山階武彦助成金「国際生態学会議に参加して」/ハワイで足環をつけられたコアホウドリ/白瀬中尉のペンギン〜「山階鳥研NEWS」3月号

news_1403s山階鳥類研究所の広報紙「山階鳥研NEWS」3月号が発行になりました。
「所蔵名品から」では、150年以上の歴史をほこり、日本の鳥とも深いかかわりのある、イギリス鳥学会発行の学術雑誌「アイビス(Ibis)誌」について、鶴見みや古・自然誌研究室長に紹介してもらいました。同誌上で1887年に新種として発表されたノグチゲラの原色図版がご覧になれます。また、2013年度の山階武彦助成事業により助成を受けた方のなかから、イギリスで開催された生態学の国際会議に参加された大学院生の方に活動報告をお願いしました。
鳥にまつわる言葉を紹介する小コラム「とりのことば」、今号は「目白押し」です。
「山階鳥研NEWS」2014年3月号 目次
1面   表紙写真(ハシビロガモ) 賛助会員 小林隆成
2-3面  所蔵名品から20「THE IBIS(アイビス)誌」 鶴見みや古
4面   山階武彦助成金活動レポート「国際生態学会議に参加して」 松葉史紗子
5面   ハワイで足環をつけられたコアホウドリ保護後放鳥/テーマトークのご案内
6面   明治の南極探検家 白瀬中尉のペンギン/聟島のアホウドリ卵は
孵化しませんでした
7面  ドイツから渡り鳥研究者来所/シンポジウム「希少鳥類の未来を考える」
のご案内/所員の著書「進化学事典」/鳩レースに帰還率賞贈呈
8面   事務局から/とりのことば/編集後記
「山階鳥研NEWS」は、山階鳥研の活動や、鳥学研究や鳥の話題をやさしく紹介するニュースレターです。賛助会員に入会いただきますと、隔月でお送りいたします。
※賛助会員のご入会は「ご支援のお願い」をご覧ください。
山階鳥研NEWSのこれまでの号の目次はこちらです。

「山階鳥類学雑誌」(第45巻1号)のご案内

chogakuzasshi45_1山階鳥類研究所の学術雑誌「山階鳥類学雑誌」は年に2冊の発行です。2013年9月30日付けで発行された、2013(平成25)年度の第1号についてご紹介します。
(編集長の中村浩志信州大学名誉教授の編集後記から)
「今号では、江戸時代の文献資料に記載されているツル類の名称の考察からタンチョウの名称を再検討した久井貴世さんの論文を掲載いたしました。査読いだたく古文献に詳しい方がおられるか当初苦慮したのですが、幸い適任の方に快く引き受けていただき、掲載に至りました。文献資料から過去の日本における鳥類の分布や生息状況を知ることは、現在の生息状況や保護を考える上で、重要な問題です。今後、古文献に基づいたこのような論文の投稿も歓迎したいと思います。」

山階鳥類学雑誌 第45巻1号(No. 129)
● 原著論文
平山琢二,福田 真,平川守彦: ヤンバルクイナ(Gallirallus okinawae)の鳴き声の季節変化につて pp.1-8
久井貴世: 江戸時代の文献史料に記載されるツル類の同定─タンチョウに係る名称の再考察─ pp.9-38
● 短報
藤巻裕蔵: 北海道におけるクマゲラの繁殖期の分布 pp.39-45
風間健太郎,岩本麻未,堀 由紀子,新妻靖章: 外気温が人工飼育されたカワウ亜成鳥の摂餌量に及ぼす影響(英文) pp.46-52
中村雅彦,R. S. Rakotosoa, H. Rakotomanana: チェバートオオハシモズとシリアカオオハシモズの繁殖生態の追加報告(英文) pp.53-58
● 報告
西出 隆,小笠原 暠: 秋田県に渡来したハクガンの長期記録(1971/72 年冬~2010/11 年冬) pp.59-64
● 誌碑  吉井正・山階鳥類研究所前標識研究室長 pp.65-66
● 投稿される方へ pp.67-71
● 投稿される方へ(英文) pp.72-76

「山階鳥類学雑誌」は、鳥類の研究論文を掲載する学術雑誌です。1952年に「山階鳥類研究所研究報告」のタイトルで創刊され、2003年に現在の誌名に改めました。山階鳥研の研究論文を掲載するとともに、所外の研究者の研究発表の場としても貢献しています。
賛助会員に入会され、「山階鳥類学雑誌」を購読するコースを希望された方にお送りしています(そのほかに広報紙「山階鳥研NEWS」を購読するコースもあります)。
※ 山階鳥類学雑誌の解説はこちらです。
※ 山階鳥類学雑誌の目次(1992年以降)はこちらです。
※ 山階鳥類学雑誌掲載論文(刊行後2年を経過したもの)のPDFはこちらです。
※ 賛助会員のご案内はこちらです。