イベント」カテゴリーアーカイブ

10月のテーマトークは「普段は入ることができない博物館の裏側」(10月13日(土))です

amnh_hall_s山階鳥類研究所の所員が我孫子市鳥の博物館で出前トークをする、第2土曜日恒例の「テーマトーク」、8月は下記の要領で今週末です。標本担当として海外の博物館もいくつか訪れている小林さやか・専門員が、博物館のなかなか見られないバックヤードで何が起こっているかをご紹介します。

第18回「普段は入ることができない博物館の裏側」
【講師】小林さやか 山階鳥研自然誌研究室専門員
【日付】10月13日(土)
【時間】13時15分~ ※30分のテーマトーク終了後、質疑応答の時間あり
【場所】我孫子市鳥の博物館 2階多目的ホール
【参加費】無料(入館料が必要です)
【定員】先着50名
【主催・問い合わせ先】
山階鳥類研究所(TEL. 04-7182-1101)、我孫子市鳥の博物館(TEL. 04-7185-2212)
※画像は、鳥類標本を100万点所蔵しているといわれるニューヨークのアメリカ自然史博物館のエントランスホールです。当日はこの博物館の鳥類部門の裏側も見られることでしょう。
山階鳥類研究所の標本についてはこちらをご覧ください。
山階鳥類研究所のイベント情報はこちらです。

カンムリツクシガモに加えてミヤコショウビンも登場!〜日本鳥学会100周年記念展示の第2弾です

miyako_shobin日本鳥学会が今年100周年を迎えたことから、山階鳥研では2つの記念展示を共催および後援し、所蔵資料を出展しています。その第1弾「日本鳥学会の100年」(東京大学総合研究博物館)は9月21日に好評のうちに終了しましたが、第2弾、国立科学博物館での展示が明日から始まります。

日本鳥学会100周年記念 鳥類の多様性〜日本の鳥類研究の歴史と成果〜
【会期】2012年10月6日(土)〜12月9日(日)
※休館日は、毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)
【場所】国立科学博物館
東京都台東区上野公園7-20 Tel. 03-5777-8600(ハローダイヤル)
【料金】通常の入館料でご覧になれます。
(大人・大学生600円、高校生(高等専門学校生含む)以下 無料)
【主催】国立科学博物館
【後援】日本鳥学会・(公財)山階鳥類研究所

今回の展示には山階鳥研から標本15点と図書2点を出展します。東大総合研究博物館に引き続き、カンムリツクシガモの雌雄の標本が出展されるほか、この標本以外には観察、撮影、採集の記録がないという宮古島のミヤコショウビンの標本も出展されます。また絶滅鳥ドードーの骨(ホンモノ!)とレプリカの剥製も目を引くことでしょう。dodo
※写真上はミヤコショウビンの標本、下は梱包作業中のドードーのレプリカです。
日本鳥学会による告知はこちらです。
国立科学博物館による告知はこちらです。
国立科学博物館のアクセスはこちらです。
「所蔵名品から 世界に3点しかない絶滅鳥カンムリツクシガモ」はこちらです。
海外にあるもう1点のカンムリツクシガモ(第一標本)についてはこちらです。
「所蔵名品から 第17回 空前絶後の1点の標本の謎― ミヤコショウビン)―」はこちらです。
山階鳥類研究所のイベント情報はこちらです。

虹!

rainbow02日本鳥学会100周年記念大会が終わったところですが、息つく暇もなく、この週末9月23日(日)の、山階芳麿賞贈呈式・受賞記念講演と財団設立70周年記念シンポジウムの直前準備に追われています。
一日中ばたばたと細かい打合せなどをしていましたが、夕方、虹が出て、疲れを癒してくれました。何かいいことあるかな?
※9月23日の催しの申込は終了しています。申し込まれた方は参加票を忘れずご来場ください。お待ちしています。

日本鳥学会大会が開催されます

日本で最大の鳥類研究者団体である日本鳥学会の2012年度大会が、9月14日〜17日の日程で、東京大学(東京都文京区)で行われます。
【会期】2012年9月14日(金曜日)~17日(祝日)
【会場】東京大学農学部(弥生)(主会場:受付、口頭・ポスター発表、自由集会)
東京大学安田講堂(本郷)(総会・記念シンポジウム)
山階鳥研の所員は、こちらの一覧表のとおり、口頭発表10件、ポスター発表7件、ラウンドテーブルディスカッション(RTD)の運営1件、RTDでの話題提供1件、自由集会での話題提供1件に参加します。
本年は、日本鳥学会の100周年にあたりさまざまの出版や催しが企画されています。
日本鳥学会2012年度大会の概要はこちらをご覧ください。
日本鳥学会2012年度大会のプログラムPDFはこちらからダウンロードできます。
日本鳥学会100周年記念事業はこちらをご覧ください。

9/23 イヌワシの現状 +鳥の魅力を追う人びと〜申込み締切を9/14(金)必着に延長いたしました

上記のとおり、9月23日(日)に有楽町朝日ホールで開催の、【第17回山階芳麿賞贈呈式・受賞記念講演と財団設立70周年記念シンポジウム『鳥の魅力を追う人びと』】の申込み締切を9月14日(金)まで延長しました。多数の皆さんの参加をお待ちしています。
ブログ記事はこちらです。
申込み方法の詳細はこちらです。

9/23 イヌワシの現状 +鳥の魅力を追う人びと(締切間近です)

photo9月23日に有楽町朝日ホールで開催する下記の催しの申込み締切9/10必着(往復葉書で申込み)が迫っています。申込み締切を、9月14日(金)必着に延長しました。定員にまだ余裕がありますので、ぜひ多数の申込みをお待ちしています。
絶滅危惧種イヌワシの保護活動にかんする、本年度の山階賞受賞団体日本イヌワシ研究会会長の小澤俊樹さんによる講演と、シンポジウムでは、渡りのデータ収集だけでない今後の鳥類標識調査や、古色蒼然としたイメージを覆そうとする意欲的な標本利用、鳥の体のつくりと家禽の話題、文化人類学的な面からの鳥の話題と、意欲的な研究のお話が聞けると思います。
【第17回山階芳麿賞贈呈式・受賞記念講演と財団設立70周年記念シンポジウム『鳥の魅力を追う人びと』】
13:00〜13:55
第17回山階芳麿賞贈呈式(受賞者 日本イヌワシ研究会)
受賞記念講演「日本イヌワシ研究会の活動とイヌワシの現状」
日本イヌワシ研究会会長 小澤俊樹氏
14:10〜16:00
財団設立70周年記念シンポジウム「鳥の魅力を追う人びと」
山階鳥類研究所内外の研究者4名により、鳥類の保全、標本研究、解剖学と家禽研究、
文化人類学的研究の各分野の話題提供をしてもらいます。
・秋道智彌 「鳥と人のかかわりをつなぐ民俗知とその未来」
・出口智広 「鳥類標識調査情報の保全生物学的研究への活用」
・山崎剛史 「色彩の進化生物学ー鳥類標本コレクションがもたらす新知見」
・遠藤秀紀 「完成された飛翔美」
・司会 林良博(山階鳥類研究所所長)
【参加費】300円(賛助会員は無料)
★往復はがきでの申込みが必要です。申込み方法の詳細はこちらをご覧ください。こちらで講演要旨もお読みいただけます。
山階鳥類研究所のイベント情報はこちらです。

カンムリツクシガモの公開は30年ぶりでした

1982s_rev_2日本鳥学会が今年100周年を迎えるにあたり、山階鳥研では2つ行われる記念展示を共催および後援し、所蔵資料を出展することを、8月16日付けのブログで紹介し、その中で、「カンムリツクシガモの標本の公開は50年ぶり」とお知らせしましたが、これは「30年ぶり」の誤りでした。お詫びして訂正いたします。
下記は訂正済みの当該ページです。
カンムリツクシガモを30年ぶりに展示します〜日本鳥学会100周年記念展示
50年ぶりとしたのは、1962年に東京で開かれた日本鳥学会50周年記念の「世界の鳥展」に前所蔵者の黒田長禮(くろだ・ながみち)博士から出展されたのが最後と考えたものです。しかし、この情報を流したあと、これを読んだ40代の関係者から連絡があり、「自分は池袋のサンシャインでカンムリツクシガモを見て、スケッチもした」ということでした。40代の人が50年前の展示を見ているというのは計算があいません。改めて調査したところ、1982年にサンシャインシティ三越で開催した「山階鳥類研究所設立50周年記念 鳥の世界展」で確かにカンムリツクシガモを展示していたことが確認できました。
というわけで、確認不十分で関係の皆様にご迷惑をおかけしましたが、実際には30年ぶりの公開ということになります。
※画像は、古い資料の中から出てきた、1982年のカンムリツクシガモの展示のようすです。右端の標本がカンムリツクシガモ(雌)、標本の前に立つのは、柴田敏隆・資料室長(当時)と、その陰に白いスーツの、山階芳麿・所長(当時)です。

カンムリツクシガモを30年ぶりに展示します〜日本鳥学会100周年記念展示

crested_shelduck_male
日本鳥学会が今年100周年を迎えるにあたり、山階鳥研では2つ行われる記念展示を共催および後援し、所蔵資料を出展します。その第1弾が、明日8月17日から東京大学総合研究博物館で開催されます。このため昨日8月15日には、山階鳥研から資料類の搬出作業が行われました。

日本鳥学会の百年
【会期】2012年8月17日(金)〜9月21日(金)white_stork
(土曜日、日曜日、祝日は休館。但し、8月18日、25日、9月1日の各土曜日は開館予定。なお、日本鳥学会2012年大会期間中(9月15〜17日)は同大会参加者のみ入場可能です(大会の名札をご呈示ください)。休館日はこちらでご確認ください)
【場所】東京大学総合研究博物館
東京都文京区本郷7-3-1 Tel. 03-5841-8451
【料金】無料
【共催】東京大学総合研究博物館・日本鳥学会・(公財)山階鳥類研究所
この展示には山階鳥研から標本27点と図書資料73点を展示しますが、その白眉はなんといっても、30年ぶりの一般公開となる、カンムリツクシガモの雌雄の標本でしょう。この鳥は世界で3点しか標本がないもので、日本の鳥学史に残る発見の例として、ヤンバルクイナのタイプ標本(命名のさいに使われた標本)ほかとともに展示されます。
truck※写真上は美術梱包業者さんの手で丁寧に梱包されるカンムリツクシガモの雄、写真中は梱包されたコウノトリの標本です。
日本鳥学会による告知はこちらです。
東大総合研究博物館による告知はこちらです。
東大総合研究博物館へのアクセスはこちらです。
「所蔵名品から 世界に3点しかない絶滅鳥カンムリツクシガモ」はこちらです。
海外にあるもう1点のカンムリツクシガモ(第一標本)についてはこちらです。

山階鳥類研究所のイベント情報はこちらです。

8月のテーマトークは「マダガスカルの動物」(8月11日(土))です

hime_shobin_b_2山階鳥類研究所の所員が我孫子市鳥の博物館で出前トークをする、第2土曜日恒例の「テーマトーク」、8月は下記の要領で今週末です。約6500万年前にアフリカ大陸から切り離され、多くの独特な生物が進化したマダガスカルの動物について鳥を中心に、浅井芝樹・研究員が紹介します。

第16回「マダガスカルの動物」
【講師】浅井芝樹 山階鳥研自然誌研究室研究員
【日付】8月11日(土)
【時間】13時15分~ ※30分のテーマトーク終了後、質疑応答の時間あり
【場所】我孫子市鳥の博物館 2階多目的ホール
【参加費】無料(入館料が必要です)
【定員】先着50名
【主催・問い合わせ先】
山階鳥類研究所(TEL. 04-7182-1101)、我孫子市鳥の博物館(TEL. 04-7185-2212)
※画像はマダガスカル固有種のマダガスカルヒメショウビン(カワセミ科)です。
山階鳥類研究所のイベント情報はこちらです。

7月のテーマトークは「シロチドリの採餌戦略、カニかゴカイか」(7月14日(土))です

山階鳥類研究所の所員が我孫子市鳥の博物館で出前トークをする、第2土曜日恒例の「テーマトーク」、7月は下記の要領で明日です。保全研究室でふだんは鳥類標識調査のデータ管理等に従事している吉安京子・専門員が、学生時代に千葉県内の干潟で研究したシロチドリの生態についてご紹介します。
第15回「シロチドリの採餌戦略、カニかゴカイか」
【講師】吉安京子 山階鳥研保全研究室専門員
【日付】7月14日(土)
【時間】13時15分~ ※30分のテーマトーク終了後、質疑応答の時間あり
【場所】我孫子市鳥の博物館 2階多目的ホール
【参加費】無料(入館料が必要です)
【定員】先着50名
【主催・問い合わせ先】
山階鳥類研究所(TEL. 04-7182-1101)、我孫子市鳥の博物館(TEL. 04-7185-2212)
山階鳥類研究所のイベント情報はこちらです。