月別アーカイブ: 2017年12月

新年の始業は1月5日(金)からです

山階鳥研は12月28日をもって2017年の業務を終了しました。

新年の始業は1月5日(金)からとなりますのでよろしくお願いいたします。

皆様よいお年をお迎えください。

※ 写真は、新年の干支、戌年を先取りして中庭に現れた日本の野生イヌ科動物、タヌキです(2017年12月14日撮影)。

出口保全研究室長がアホウドリのお話をします(1/31(水)、東京)

法人賛助会員として長年に亘りご支援いただいている三菱商事(株)との共催でセミナーを開催します。

山階鳥研がこれまで携わって来たアホウドリ回復プロジェクト(小笠原再導入)のご紹介と、その後のモニタリングによって得られた最新情報について、プロジェクトの聟島リーダーを務める出口保全研究室長がお話します。参加ご希望の方は下記リンク先「三菱商事 MC FOREST」のページでお申込みください。

MC FORESTセミナー「小笠原をアホウドリの楽園の島に」
【日時】2018年1月31日(水)18:30~20:00
【会場】三菱商事 MC FOREST(東京都千代田区丸の内2-3-1) アクセス:JR 線・東京メトロ丸ノ内線「東京」駅より徒歩3分 東京メトロ千代田線「二重橋前」駅より徒歩1分 Google map
【講師】出口智広(山階鳥研 保全研究室 室長)
【対象】一般
【定員】40名(先着順)
【参加費】無料
【申込】MC FORESTのページで事前申込要 >>申込はこちらから
【主催】三菱商事株式会社
【共催】(公財)山階鳥類研究所
【問合せ】山階鳥類研究所(04-7182-1101)

(チラシ紹介文より)一時は絶滅とまで報じられたアホウドリは、様々な保護活動により順調に個体数を回復しています。しかし現繁殖地は将来的な存続に不安があるため、過去に失われた小笠原諸島の繁殖地を復活させる取り組みが2008年にスタートしました。NHK の番組「ダーウィンが来た! ~生き物新伝説~」でおなじみのこの取り組みが、どのような経緯で実施され、現在までにどのような成果が得られているのかを詳しくお話しします。

(チラシのpdfファイルを <<こちらからダウンロードできます)

12月のテーマトークは「都心で繁殖を始めたウミネコの生態と人との関係」(12/9(土))です

山階鳥類研究所の所員が我孫子市鳥の博物館でトークをする、第2土曜日恒例の「テーマトーク」、11月はお休みをいただきましたが、今月から再開です。今月は12月9日(土)に、富田直樹・保全研究室研究員が、東京の街中で子育てを始めたウミネコについてご紹介します。

ウミネコは、日本の海辺ではもっとも普通なカモメ類で、日本周辺の海岸や離島などで集団で繁殖します。風光明媚な海辺の観光地で、遊覧船に乗ると飛んでいる鳥という印象がありますが、1990年代から東京都心で繁殖するようになりました。最初は、上野動物園内や不忍池で巣作りしていたのですが、最近はビルやマンションの屋上に移動して、人間との間にトラブルも起こっています。富田研究員に、都心で繁殖するウミネコの生態と、人間との関係について紹介してもらいます。

ぜひ多くの皆さんのご来場をお待ちしております。

第70回「都心で繁殖を始めたウミネコの生態とヒトとの関係」
【講師】富田直樹 山階鳥研 保全研究室 研究員
【日程】12月9日(土)
【時間】13時30分~ ※30分のテーマトーク終了後、質疑応答の時間あり
【場所】我孫子市鳥の博物館 2階多目的ホール
交通案内(外部サイト)
【参加費】無料(入館料が必要です)
【定員】先着50名
【主催・問い合わせ先】
山階鳥類研究所(TEL. 04-7182-1101)、我孫子市鳥の博物館(TEL. 04-7185-2212)

※ 写真は、上野の不忍池で繁殖するウミネコです。
※ テーマトークでのこれまでの講演実績はこちらです
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