鳥類学の国際会議が東京で開催されています

entrance_ioc8月18日から8月25日までの日程で、東京池袋の立教大学を会場に、国際鳥類学会議という鳥類研究者の国際会議が開催されています。
英語の名称をInternational Ornithological Congressといい、略称”IOC”なのですが、オリンピックとは関係ありません。
ここには世界各国から、1000人以上の鳥類研究者が集まって最新の研究について発表と討論が行われています。
nakamura
インターネットで瞬時に地球の裏側とも電子媒体の論文がやりとりできる時代でも、論文になるにはまだ時間がしばらくかかるようなホットな研究成果について口頭で情報を得たり、あるテーマの大家からその人の研究の全体像を概観できる講演を聞いたり、研究の仲間と顔を合わせて討論し、また関心を同じくする新たな研究者仲間と知り合ったりすることは非常に重要です。
山階鳥研からも研究系の職員のほぼ全員にあたる17名が参加しており、研究発表や情報交換、討論にいそしんでいます。
※ 「国際鳥類学会議が2014年8月に開催されます」(日本鳥学会、PDF)はこちらです。
※ 「日本鳥学会主催、立教大学共催『第26回国際鳥類学会議』」(立教大学)はこちらです。
※ 写真下は鳥類標識調査の実務者の調整会議で発表する仲村昇研究員。