年に1回、山階鳥研の地元、千葉県我孫子市で開催される、鳥と環境のお祭り「ジャパン・バード・フェスティバル(JBF)」は今年は、この週末、11/1(土)、11/2(金)です。
山階鳥研では一般の方から見学のご希望が多いことに応えて、今年も、JBF期間中、山階鳥研の講堂で所員が交代でミニレクチャーを行います。スライドによる、研究所紹介や研究紹介です。ご入場には当日配布の整理券が必要です。下記注意事項をお読みいただきご来場ください。皆様のお越しをお待ちしております。
ジャパンバードフェスティバル(JBF)2014
山階鳥研見にレクチャー6
【日時】2014年11月1日(土)9:30〜16:00(最終回入場は15:30)
2014年11月2日(日)9:30〜15:00(最終回入場は14:30)
【場所】山階鳥研講堂
【内容】鳥研所員による研究紹介・研究所紹介
【注意事項】
*各回定員40名、25分での入替制です。(一斉入場、一斉退出)。
*ご入場には整理券が必要です。
*整理券は当日分のみを09:20より山階鳥研の玄関で配布します。
*標本・図書資料類の見学や構内全体の見学は行っておりません。
時間割・講演内容の紹介・会場へのアクセス等の詳細はこちらのリンク(イベント情報)をご覧ください。
ジャパン・バード・フェスティバル(JBF)のサイトはこちらです。
※写真は昨年の「見にレクチャー」のようすです。
月別アーカイブ: 2014年10月
【鳥学講座】「恐竜だって、本当は鳥みたいになりたい」(11月1日(土)我孫子)
年に1回、ジャパン・バード・フェスティバル(JBF)にあわせて開催している鳥学講座は、第一線で活躍する研究者が研究の最前線をわかりやすく紹介する催しです。
鳥は恐竜の子孫という説はいろいろと異論もありましたがほぼ定説の位置を占めるようになってきました。また、いろいろな恐竜の体表に羽毛のような構造があったといった研究結果も出てきています。バードウォッチャーと恐竜好きの垣根が一層低くなってきたと言えるでしょう。鳥を観察することは恐竜がどんなだったかを知ることなのかもしれません。恐竜から鳥への進化について、そして、鳥を参考にすると恐竜がどんな体の仕組みで、どんな生活をしていたと考えられるのかを、「鳥類学者、無謀にも恐竜を語る」の著者の川上和人さんにご紹介いただきます。
多数の皆様のご来聴をお待ちしています。
【第24回鳥学講座】
「恐竜だって、本当は鳥みたいになりたい」
【講師】川上和人(かわかみ・かずと)森林総合研究所主任研究員
【日時】2014年11月1日(土)14時30分〜16時00分(開場 14時15分)
※ ジャパンバードフェスティバル(JBF)2014との同時開催
【場所】アビスタ(我孫子市生涯学習センター) ホール(定員120名、先着順。)
千葉県我孫子市若松26-4
※ JR我孫子駅南口より南へ徒歩10分の手賀沼公園内(JBFアクセスマップ)
【参加費】無料(事前の申込みは要りません)
【定員】120名
【主催・問い合わせ】我孫子市鳥の博物館(電話04-7185-2212)
(公財)山階鳥類研究所(広報担当 電話04-7182-1101)
講師プロフィールならびに講演要旨はこちらのリンク(イベント情報)からご覧ください。
絶滅鳥ドードーが君を呼んでいる!〜我孫子市鳥の博物館「山階コレクション展」後期は11月30日までです!
「私はこの会議を解散し、ただちにより効果的な方策を採用することを提案します」(福島正実訳、角川文庫)
ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」で、厳格なご隠居然としてこの発言をするドードーに、あなたは会ったことがありますか?
7月12日から、我孫子市鳥の博物館と山階鳥研が、同博物館を会場に開催してきた「山階コレクション展」は、9月2日から11月30日まで後期展示を行っています。
前期からは貴重標本を中心に一部が差し替えとなり、前期のカンムリツクシガモ、ミヤコショウビン、リョコウバト、カロライナインコ等に代わって、後期は、絶滅鳥ドードーの骨と剥製(剥製はレプリカです)、同じく絶滅鳥オオウミガラスの骨が展示中です。また、往年は水鳥の一大生息地であった地元、手賀沼で採集された鳥のなかから、現在は全国的に珍しくなってしまったものとして、まず、いったん日本の野生個体群は絶滅して、現在兵庫県で放鳥が行われているコウノトリの明治時代1884年採集の雌雄の標本、そして現在はごく少数が日本に渡来するにすぎない鳥であるサカツラガンのこれも明治時代の標本が展示されています。
その他の標本や資料もさまざまな差し替えを行っており、前期に劣らぬ充実した展示になっています。前期をご覧になった方も、前期を見逃した方も、ぜひご覧ください。
「山階コレクション展」
【日時】開催中〜11月30日(日)
9:30〜16:30(入場は16:00まで)
※ 毎週月曜日は休館(祝日の場合は開館、直後の平日が休館日)
→ 我孫子市鳥の博物館利用案内
【入場料】無料(博物館の入館料がかかります。)
※ 11月1〜2日のジャパン・バード・フェスティバルの会期中は入館料無料です。
【会場】我孫子市鳥の博物館 我孫子市高野山234-3 電話 04-7185-2212
→ 我孫子市鳥の博物館アクセス
【共催】我孫子市鳥の博物館 ・公益財団法人山階鳥類研究所
※ 我孫子市鳥の博物館の企画展公式サイトはこちらです
※ 山階鳥研のイベント情報ページはこちらです
※ 写真上は、鳥類学者蜂須賀正氏(はちすか・まさうじ)旧蔵のドードーの骨と、奥はドードーの剥製(剥製は近年のレプリカです)
※ 写真下は、南半球の海に棲息する最大の海鳥ワタリアホウドリの標本や、オオワシ、マガン、サンカノゴイの翼標本などさまざまな標本が並ぶ展示のようすです。
10月17日(金)は休業します
山階鳥類研究所は、通信工事のため10月17日(金)は終日休業といたします。ご関係の皆様にはご不便をおかけいたしますが、ご承知おきください。
「休業のお知らせ」はこちらです。
献本ありがとうございます
10月のテーマトークは「鳥といっしょにくらしています〜外部寄生虫の世界〜」(10月11日(土))です
山階鳥類研究所の所員が我孫子市鳥の博物館で出前トークをする、第2土曜日恒例の「テーマトーク」、10月は今週末、10月11日の開催です。自然誌研究室の鶴見みや古室長に、鳥の外部寄生虫について話してもらいます。
外部寄生虫というと、イヌやネコにノミがいたりしますが、今回は鳥の体で目立たずしたたかにに生きている小さな生き物たちの話です。かれらは鳥の羽を食べるもの、鳥の羽の掃除屋さん、血を吸うものなどさまざまです。その種類や、鳥とのかかわりについてのお話しです。
専門家が少ないこの分野、聞いたことのない、興味深いお話が聞けると思います。多数の皆様のご来聴をお待ちしています。
第41回「鳥といっしょにくらしています〜外部寄生虫の世界〜」
【講師】鶴見みや古 山階鳥研自然誌研究室長
【日付】10月11日(土)
【時間】 13時30分~ ※30分のテーマトーク終了後、質疑応答の時間あり
【場所】我孫子市鳥の博物館 2階多目的ホール
→ 交通案内はこちらをご覧ください。
【参加費】無料(入館料が必要です)
【定員】先着50名
【主催・問い合わせ先】
山階鳥類研究所(TEL. 04-7182-1101)、我孫子市鳥の博物館(TEL. 04-7185-2212)
※ 山階鳥類研究所のイベント情報はこちらです。
手賀沼流域フォーラムで、「野田市の自然再生の取り組みとコウノトリ・トキの舞う関東自治体フォーラムについて」と題して根本崇・野田市長の講演があります(10月11日(土))
手賀沼流域フォーラムは、千葉県北西部にある手賀沼の水質の改善や、流域の環境保全とまちづくりに貢献するために開催される催しです。近年は流域各地での「地域企画」を経て、年に1回、全体会として講演会を開催しています。
本年は、自然再生の取り組みを進めている、根本崇・野田市長が、「野田市の自然再生の取り組みとコウノトリ・トキの舞う関東自治体フォーラムについて」と題して講演し、また、NPO法人手賀沼トラストの、富澤崇氏が、「里山を守る力」と題して報告します。
第18回手賀沼流域フォーラム
【講演】「野田市の自然再生の取り組みとコウノトリ・トキの舞う関東自治体フォーラムについて」
【講師】根本 崇氏 ((株)野田自然共生ファーム社長、野田市長)
【報告】「里山を守る力」
【報告者】富澤 崇氏(NPO法人手賀沼トラスト)
【日時】2014年 10月11日(土) 午後1時半~4時半(開場午後1時)
【場所】千葉県手賀沼親水広場 研修室 (3階)
【交通】JR常磐線我孫子駅からバス「市役所経由東我孫子車庫行」または「湖北駅南口行」で、「我孫子市役所」下車徒歩約5分。
こちらの地図をご覧ください。
【定員】150名 (当日先着順、無料)
【主催】手賀沼流域フォーラム実行委員会
【後援】公益財団法人山階鳥類研究所
【問合せ】手賀沼流域フォーラム実行委員会 八鍬(やくわ)
電話 090-5217-6699
メール teganumaforum☆yahoo.co.jp (☆を@に置き換えてください)
手賀沼流域フォーラムは、市民団体「美しい手賀沼を愛する市民の連合会」と、流域の柏・我孫子・印西・白井・鎌ヶ谷・松戸・流山の7市、ならびに手賀沼水環境保全協議会が協働しているもので、山階鳥研はこれを後援しています。
※ 手賀沼流域フォーラムのウェブサイトはこちらです。
※ 美しい手賀沼を愛する市民の連合会(美手連)のウェブサイトはこちらです。
※ 手賀沼水環境保全協議会(手水協)のウェブサイトはこちらです。
※ 山階鳥研のイベント情報はこちらです。
軍師官兵衛の末裔は・・/金網と巣箱で海鳥を守る/アホウドリ 2013〜14繁殖期の状況/東日本地区賛助会員の集いを開催しました〜「山階鳥研NEWS」9月号
ちょっと時間が経ってしまいましたが、「山階鳥研NEWS」9月号の内容をご紹介します。
この号の目玉はなんといっても、堂々の見開き2ページを使った、「軍師官兵衛の末裔は日本鳥類学の大立者」です。官兵衛の子孫が、どのように日本鳥類学に貢献したか、ビジュアルな資料もふんだんにつかってご紹介しています。「山階著研NEWS」史上初の、ジャニーズの俳優さんの画像も!(^^)
鳥にまつわる言葉を紹介する、小コラム「とりのことば」、今号は、「漁夫の利」です。
「山階鳥研NEWS」2014年9月号 目次
1面 表紙写真(ハシブトガラスにモビングされるハチクマ) 賛助会員 大浦晴壽
2-3面 軍師官兵衛の末裔は日本鳥類学の大立者
4面 金網と巣箱で海鳥を守る 佐藤文男
5面 山階芳麿賞記念シンポジウム告知/アホウドリ2013-14繁殖期の状況
6面 東日本地区賛助会員の集い/山階コレクション展後期スタート
7面 手賀沼学会大会報告/高校生の校外研修/絵画コンテストinアビコ/
テーマトーク/事務局から(賛助会員/ご寄附)
8面 とりのことば/編集後記
「山階鳥研NEWS」は、山階鳥研の活動や、鳥学研究や鳥の話題をやさしく紹介するニュースレターです。賛助会員に入会いただきますと、隔月でお送りいたします。
※賛助会員のご入会は「ご支援のお願い」をご覧ください。
※山階鳥研NEWSのこれまでの号の目次はこちらです。