月別アーカイブ: 2015年1月

『山階鳥研NEWS』の表紙写真を募集中です

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山階鳥類研究所の賛助会員の皆様に隔月でおとどけする『山階鳥研NEWS』では,来年度1年分の表紙に使用する野鳥生態写真を募集中です。募集するのは6号分の6点です。

締切は、2015年1月30日(金)で、応募資格として、賛助会員であることが必要です。応募の機会に賛助会員になってくださる方もいらっしゃいます。賛助会員の皆様、さらに関心はおありでまだ賛助会員になっていただいていない皆様は会員になっていただいて、ぜひご応募ください。

『山階鳥研NEWS』の表紙写真募集要領の詳細はこちらをご覧ください。

大勢の皆様のご応募をお待ちしています。

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※上の画像の表紙写真も賛助会員の方の作品です。

1月のテーマトークは「絶滅危惧種クロコシジロウミツバメの生態と保全」(1月10日(土))です

クロコシジロウミツバメ佐藤提供ss_DSC02259

正月休みも終わり多くの方が仕事に勉学に復帰されていることと思います。山階鳥類研究所の所員が我孫子市鳥の博物館でトークをする、第2土曜日恒例の「テーマトーク」、1月は今週末、1月10日の開催です。保全研究室の佐藤文男研究員にクロコシジロウミツバメという海鳥について話してもらいます。

ウミツバメってどんな鳥でしょうか?熱心なバードウォッチャーの方は、外洋を航行するフェリーの船上から、波の間をひらひらと飛ぶこげ茶色の小さな海鳥をご覧になったことがあるかもしれません。繁殖期に子育てする時に島に帰る以外は一生を海上で暮らす海鳥です。体の大きさはツグミより小さいほどしかありません。

このウミツバメの1種、クロコシジロウミツバメは、日本では三陸沖の小島でしか繁殖しておらず、環境省レッドデータブックで絶滅危惧ⅠA類にランクされています。体の大きなアホウドリと同じミズナギドリ目に属し、その生態はアホウドリ同じくほとんど解明されていません。今、この三陸の小さな島で個体群が消滅しようとしています。海鳥でありながら地中に巣穴を掘って繁殖するこの鳥を、どうしたら保全できるのか、手探りの研究を紹介します。

第43回「絶滅危惧種クロコシジロウミツバメの生態と保全」

  • 【講師】佐藤文男 山階鳥研保全研究室研究員
  • 【日付】1月10日(土)
  •  【時間】13時30分~ ※30分のテーマトーク終了後、質疑応答の時間あり
  • 【場所】我孫子市鳥の博物館 2階多目的ホール → 交通案内
  • 【参加費】無料(入館料が必要です)
  • 【定員】先着50名
  •  【主催・問い合わせ先】山階鳥類研究所(TEL. 04-7182-1101)、我孫子市鳥の博物館(TEL. 04-7185-2212)

※ 山階鳥類研究所のイベント情報はこちらです。

明けましておめでとうございます

shime皆様、明けましておめでとうございます。旧年中は、多くの皆様に山階鳥類研究所の活動にご理解とご支援をいただき大変ありがとうございました。
山階鳥類研究所ウェブサイトに、林良博所長の「新年のご挨拶」を掲載いたしました。
本年も引き続き山階鳥類研究所への応援よろしくお願いいたします。