市民がボランティアで守っている松戸市内の緑地が公開されます(5/14〜23、松戸市内)

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千葉県松戸市内の樹林地保全活動を広く市民に知ってもらう目的で「第5回オープンフォレスト in 松戸」が開催されます。市民のボランティアによって守られている、市内17ヶ所の民有林が公開されます(一部公園含む)。

都市の緑地は、奥山の森林と異なり、人手による手入れが不可欠です。それをしない場合、ゴミの不法投棄にあったり、ヤブ蚊の巣窟だとか落ち葉が迷惑だとかの近隣からの苦情から、さいごには伐採せざるを得なくなって、かけがえのないわずかな緑地が消滅してゆくことになります。

土地所有者は高齢化などでなかなか手入れができないという実情がある一方、緑地の保全が重要とはいっても私有地の手入れまでを行政が肩代わりするのは不可能です。このため松戸市では、「里やまボランティア入門講座」という講座でボランティアを毎年養成し、土地所有者は緑地として維持したいという希望がありながら、所有者側では手入れができない土地について、行政が間に立ちながらボランティアのチームが緑地の手入れを共同で行う仕組みを作っています。

都市に残された貴重な森を未来に引き継ぐためにおこなわれている地道な活動の成果に触れてみませんか。山階鳥研はこのイベントを後援しています。

第5回 オープンフォレスト in 松戸
● 森の公開
【日時】2016年5月14日(土)〜23日(月)10:00〜15:00
【場所】松戸市内17ヶ所の民有林 ※場所により公開日と時間が異なります。
【共催・問い合わせ先】オープンフォレスト in 松戸実行委員会(事務局 TEL. 090-1209-2254)、松戸市(みどりと花の課 TEL. 047-366-7378)
【後援】(公財)山階鳥類研究所
【詳細】オープンフォレスト in 松戸公式ウェブサイト

※ 山階鳥類研究所のイベント情報はこちらです。