5月のテーマトークは「シギ・チドリ類の渡りを追って!」(5月14日(土))です

ハマシギ(亜種キタアラスカハマシギ)茂田ゴールデンウィークも終わり、関東ではかなり暖かになってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

山階鳥類研究所の所員が我孫子市鳥の博物館でトークをする、第2土曜日恒例の「テーマトーク」、今月は、5月14日(土)の開催です。茂田良光・保全研究室研究員に、シギ、チドリ類の渡り研究について話してもらいます。

シギ・チドリ類といってもなかなか馴染みのない方もいらっしゃるかもしれません。おもに河口の干潟などでゴカイなどを食べている、嘴と脚の長い水辺の鳥で、種類もたくさんいるのですが、多くが長距離を渡る渡り鳥です。北極圏で繁殖して、非繁殖期は南半球まで渡り、日本には春の北上と秋の南下のときに通過する種もいます。

こういった長距離渡り鳥のシギ・チドリ類の渡り経路を明らかにするために、一般の方からの観察情報が得やすい、カラーフラッグという目印を鳥に装着する方法が使われています。国際的な協力と鳥好きの皆さんからの情報提供をもとに、日本を通過するシギ・チドリ類の渡りについてどんなことがわかってきたかを茂田研究員に紹介してもらいます。

第57回「シギ・チドリ類の渡りを追って!」
【日程】2016年5月14日(土)
【講師】茂田良光(山階鳥研保全研究室・研究員)
【時間】13時30分~ ※30分のテーマトーク終了後、質疑応答の時間あり
【場所】我孫子市鳥の博物館 2階多目的ホール
→ 交通案内(外部サイト)
【参加費】無料(入館料が必要です)
【定員】先着50名
【主催・問い合わせ先】
山階鳥類研究所(TEL. 04-7182-1101)、我孫子市鳥の博物館(TEL. 04-7185-2212)

※ 鳥に脚環などをつけて、渡りや寿命を調べる鳥類標識調査については「渡り鳥と足環」をご覧ください。
※ 「鳥類標識調査 仕事の実際と近年の成果」はこちらです。

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