山階鳥研の森本元研究員(自然誌研究室・保全研究室)は千葉大学の研究グループとの共同研究で、クジャクの羽の発色機構のもとになる微細構造とそれらを構築しているメラニンを構造・素材ともに模倣し、構造色を基盤とするフォトニック材料を作製し、報道発表しました。
この技術により、フルカラー化が可能であることを明 らかにしました。また,見る角度により色が可変な「虹色構造色」と,色が変化しない「単色構造 色」を容易に作り分けることが可能となりました。
山階鳥研は業務上の都合により次の日程で休業いたします。ご関係の皆様にはご不便をおかけいたしますが、ご承知おきください。
【一斉休業日】
2016年9月26日(月)
9月24日(土)開催の、山階芳麿賞記念シンポジウムの出演者から、山階芳麿賞受賞者、上田恵介・立教大学名誉教授と、教え子の佐藤望博士(NPO法人バードリサーチ)のインタビュー(3分13秒)です。
ぜひ、当日、ご来場ください!
第19回山階芳麿賞記念シンポジウム
「子を他人に預ける鳥、カッコウ類研究の最前線」
【日時】2016年9月24日(土)13:30〜16:00(開場13:00)
【会場】東京大学農学部弥生講堂 東京都文京区弥生1-1-1交通案内(外部サイト)
(東京メトロ南北線東大前駅徒歩1分、東京メトロ千代田線根津駅徒歩8分)
【申込み】不要 【入場】無料
【講演】
○ 托卵研究はどこまで進んだか?欧米の研究、日本の研究 上田恵介(立教大学名誉教授)
○ 仮親を騙す”分身”の術〜ジュウイチ雛の妙技〜 田中啓太(慶應義塾大学文学部)
○ 南太平洋の托卵をめぐる攻防〜日本の鳥にはないセンニョムシクイの対抗策 佐藤望(認定NPO法人バードリサーチ)
【質疑とまとめ】上田恵介・田中啓太・佐藤望
【主催】(公財)山階鳥類研究所 【共催】朝日新聞社 【後援】我孫子市
日本で最大の鳥類研究者団体である、日本鳥学会の2016年度大会が、9月16日〜19日の日程で、北海道大学(北海道大学)で開催されます。
【会期】2016年9月16日(金)~19日(月・祝日)
【会場】北海道大学札幌キャンパス・共済ホール
山階鳥研のメンバーは、こちらの一覧表のとおり、プレナリー(全体)講演1件(藤巻裕蔵特任研究員)、口頭発表8件、ポスター発表6件、2件の自由集会の主催と自由集会の中の話題提供7件などに参加します。
日本鳥学会2016年度大会の概要はこちらはこちらをご覧ください。会員以外の方でも、参加費を支払えば発表を聞くことが可能です。シンポジウム「恐竜学者の鳥のはなしと鳥類学者の恐竜のはなし」は公開で行われ、誰でも無料で参加可能です。ご関心のある方はぜひふるってご参加ください。
※ 発表タイトル一覧に一部抜けがありましたので、追加いたしました。これにあわせ、話題提供の件数を訂正しました(2016年9月21日)
絶滅危惧種ヘラシギのロシアの繁殖地で人工孵化された個体の渡来がカラーフラッグの観察により2例確認され、報道発表しました。これは鳥類標識調査の一環として、山階鳥研に寄せられた観察記録から明らかになったもので、国際的なチームによる保護活動の成果が、日本にも及んできた兆候と考えられます。
プレスリリースはこちらをご覧ください(2016年9月14日)
※ 「フラッグのついたシギ・チドリを見つけたら」はこちらです。
※ 足環で個体識別して野鳥の生態を調査する「鳥類標識調査」については「渡り鳥と足環」をご覧ください。
山階鳥類研究所の所員が我孫子市鳥の博物館でトークをする、第2土曜日恒例の「テーマトーク」、9月はあさって、9月10日が開催日となりますが、都合により9月はお休みします。
次回の開催は、10月8日(土)です。お楽しみに。
※ 山階鳥類研究所のイベント情報はこちらです。
★なお、テーマトークの今年度のその後の予定ですが、10月に開催のあと、JBF(ジャパンバードフェスティバル)開催、鳥の博物館の空調工事などのため、11〜1月はお休みさせていただき、その次は、2月11日(土)の開催となります。よろしくお願いします。
山階芳麿賞記念シンポジウム「子を他人に預ける鳥、カッコウ類研究の最前線」のプロモーションビデオを鋭意作成中です!
9月6日には立教大学で上田恵介名誉教授にビデオカメラの前でインタビューに応じていただき、また、東京府中のNPO法人バード・リサーチで佐藤望さんに同様に動画に収まっていただきました。
第19回山階芳麿賞記念シンポジウム
「子を他人に預ける鳥、カッコウ類研究の最前線」
【日時】2016年9月24日(土)13:30〜16:00(開場13:00)
【会場】東京大学農学部弥生講堂 東京都文京区弥生1-1-1交通案内(外部サイト)
(東京メトロ南北線東大前駅徒歩1分、東京メトロ千代田線根津駅徒歩8分)
【申込み】不要 【入場】無料
【講演】
○ 托卵研究はどこまで進んだか?欧米の研究、日本の研究 上田恵介(立教大学名誉教授)
○ 仮親を騙す”分身”の術〜ジュウイチ雛の妙技〜 田中啓太(慶應義塾大学文学部)
○ 南太平洋の托卵をめぐる攻防〜日本の鳥にはないセンニョムシクイの対抗策 佐藤望(認定NPO法人バードリサーチ)
【質疑とまとめ】上田恵介・田中啓太・佐藤望
【主催】(公財)山階鳥類研究所 【共催】朝日新聞社 【後援】我孫子市(予定)
※ 山階芳麿賞記念シンポジウム「子を他人に預ける鳥、カッコウ類研究の最前線」のについてはこちらもご覧ください。
※ 写真上は、NPO法人バード・リサーチの事務所での佐藤望さんのインタビューのようす。
※ 写真下は、JR常磐線我孫子駅に貼っていただいたポスターです。近隣の施設等のほか、東京都内の博物館や鳥類関係機関を中心に掲示をお願いしました。
1991年春、山階鳥研では壮大なアホウドリ保全プロジェクトをスタートさせました。以来、鳥島内で個体数を増やすデコイ作戦に15年、小笠原に移す大作戦に10年。今、やっと1羽の雛が、移送先の小笠原の飼育地で繁殖した親鳥から巣立ちました。
1991年に鳥島でアホウドリ保全の活動を開始した当初からこのプロジェクトに関わってきた佐藤文男研究員が、孤高の海鳥アホウドリの魅力と保全活動の最前線をご紹介します。
集団で繁殖する性質を利用して、アホウドリをおびき寄せるために使用されたデコイ(プラスチック製のアホウドリの実物大の模型)も展示予定です。
足立区生涯学習センター山階鳥類研究所連携教養講座
「アホウドリ保全研究の最前線」
【日時】2016年9月11日(日)14:00〜16:00
【場所】足立区生涯学習センター5階 研修室1(東京都足立区千住5-13-5)
交通案内(外部サイト)
【講師】佐藤文男(山階鳥研 保全研究室研究員)
【定員】60人(16歳以上)要申込
【料金】無料
【申込】2016年7月26日(火)~9月4日(日)
足立区生涯学習センター 公式ウェブサイト(外部サイト)
電話 03-5813-3730