山階鳥類研究所の所員が我孫子市鳥の博物館でトークをする、第2土曜日恒例の「テーマトーク」、11月はお休みをいただきましたが、今月から再開です。今月は12月9日(土)に、富田直樹・保全研究室研究員が、東京の街中で子育てを始めたウミネコについてご紹介します。
ウミネコは、日本の海辺ではもっとも普通なカモメ類で、日本周辺の海岸や離島などで集団で繁殖します。風光明媚な海辺の観光地で、遊覧船に乗ると飛んでいる鳥という印象がありますが、1990年代から東京都心で繁殖するようになりました。最初は、上野動物園内や不忍池で巣作りしていたのですが、最近はビルやマンションの屋上に移動して、人間との間にトラブルも起こっています。富田研究員に、都心で繁殖するウミネコの生態と、人間との関係について紹介してもらいます。
ぜひ多くの皆さんのご来場をお待ちしております。
第70回「都心で繁殖を始めたウミネコの生態とヒトとの関係」
【講師】富田直樹 山階鳥研 保全研究室 研究員
【日程】12月9日(土)
【時間】13時30分~ ※30分のテーマトーク終了後、質疑応答の時間あり
【場所】我孫子市鳥の博物館 2階多目的ホール
→ 交通案内(外部サイト)
【参加費】無料(入館料が必要です)
【定員】先着50名
【主催・問い合わせ先】
山階鳥類研究所(TEL. 04-7182-1101)、我孫子市鳥の博物館(TEL. 04-7185-2212)
※ 写真は、上野の不忍池で繁殖するウミネコです。
※ テーマトークでのこれまでの講演実績はこちらです
※ 山階鳥研のイベント情報はこちらです