山階鳥類研究所の所員が我孫子市鳥の博物館で出前トークをする、第2土曜日恒例の「テーマトーク」、3月は今週末、3月8日の開催です。自然誌研究室専門員の平岡考が、戦前に活躍した鳥獣採集人の折居彪二郎(おりい・ひょうじろう、1883-1970)についてお話しします。
オリイヤマガラ、オリイオオコウモリなど鳥類や哺乳類の名前に「オリイ」とついているものがあることを聞いたことがあるかもしれません。これらはこういった鳥や獣の採集に尽力した、折居彪二郎を記念して名付けられたものです。鳥類標本の採集が研究の中心だった時代の研究はどのようだったのか、折居彪二郎は鳥類研究にどんな貢献をしたのか、山階鳥類研究所に残されている採集品はどのくらいの数があり、どんなものなかについてご紹介します。
第35回 採集人折居彪二郎と山階鳥類研究所
【講師】平岡考 山階鳥研自然誌研究室専門員
【日付】3月8日(土)
【時間】13時15分~ ※30分のテーマトーク終了後、質疑応答の時間あり
【場所】我孫子市鳥の博物館 2階多目的ホール
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【参加費】無料(入館料が必要です)
【定員】先着50名
【主催・問い合わせ先】
山階鳥類研究所(TEL. 04-7182-1101)、我孫子市鳥の博物館(TEL. 04-7185-2212)
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※ 画像は1913年 30歳ごろの折居彪二郎(写真提供:大畑孝二氏)