クジャクの羽毛を再現したバイオミメティックス(生物模倣)の研究成果について報道発表しました 山階鳥研の森本元研究員(自然誌研究室・保全研究室)は千葉大学の研究グループとの共同研究で、クジャクの羽の発色機構のもとになる微細構造とそれらを構築しているメラニンを構造・素材ともに模倣し、構造色を基盤とするフォトニック材料を作製し、報道発表しました。 この技術により、フルカラー化が可能であることを明 らかにしました。また,見る角度により色が可変な「虹色構造色」と,色が変化しない「単色構造 色」を容易に作り分けることが可能となりました。 プレスリリースはこちらです(2016年9月26日)。 論文は下記リンクをご覧ください。 Ayaka Kawamura, Michinari Kohri, Gen Morimoto, Yuri Nannichi, Tatsuo Taniguchi & Keiki Kishikawa. 2016. Full-Color Biomimetic Photonic Materials with Iridescent and Non-Iridescent Structural Colors. Scientific Reports 6, Article number: 33984. doi:10.1038/srep33984