投稿者「平岡考」のアーカイブ

山階武彦助成事業(研究者の海外渡航を助成)の締切は2月15日です。

hiyodori_&_sendan山階鳥類研究所では「山階武彦助成事業」として、研究者の海外渡航を助成しています。

野生鳥獣の保護に関する学術のに国際会議に出席し発表を行う者あるいは野生鳥獣の保護に学術調査を行う者に対し、30万円(上限)の助成を行います。

現在、来年度の助成について、応募を受け付けています。

助成対象期間:平成27年4月1日〜平成28年3月31日

応募締切は、平成27年2月15日です。

応募方法の詳細は「山階武彦助成事業 平成27年度助成要綱」をご覧ください。

これまでの助成実績は「山階武彦助成事業について」をご覧ください。

多くの研究者の皆さんのご応募をお待ちしています。

『山階鳥研NEWS』の表紙写真を募集中です

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山階鳥類研究所の賛助会員の皆様に隔月でおとどけする『山階鳥研NEWS』では,来年度1年分の表紙に使用する野鳥生態写真を募集中です。募集するのは6号分の6点です。

締切は、2015年1月30日(金)で、応募資格として、賛助会員であることが必要です。応募の機会に賛助会員になってくださる方もいらっしゃいます。賛助会員の皆様、さらに関心はおありでまだ賛助会員になっていただいていない皆様は会員になっていただいて、ぜひご応募ください。

『山階鳥研NEWS』の表紙写真募集要領の詳細はこちらをご覧ください。

大勢の皆様のご応募をお待ちしています。

『山階鳥研NEWS』についてはこちらをご覧ください。
山階鳥類研究所の賛助会員制度についてはこちらをご覧ください。

※上の画像の表紙写真も賛助会員の方の作品です。

1月のテーマトークは「絶滅危惧種クロコシジロウミツバメの生態と保全」(1月10日(土))です

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正月休みも終わり多くの方が仕事に勉学に復帰されていることと思います。山階鳥類研究所の所員が我孫子市鳥の博物館でトークをする、第2土曜日恒例の「テーマトーク」、1月は今週末、1月10日の開催です。保全研究室の佐藤文男研究員にクロコシジロウミツバメという海鳥について話してもらいます。

ウミツバメってどんな鳥でしょうか?熱心なバードウォッチャーの方は、外洋を航行するフェリーの船上から、波の間をひらひらと飛ぶこげ茶色の小さな海鳥をご覧になったことがあるかもしれません。繁殖期に子育てする時に島に帰る以外は一生を海上で暮らす海鳥です。体の大きさはツグミより小さいほどしかありません。

このウミツバメの1種、クロコシジロウミツバメは、日本では三陸沖の小島でしか繁殖しておらず、環境省レッドデータブックで絶滅危惧ⅠA類にランクされています。体の大きなアホウドリと同じミズナギドリ目に属し、その生態はアホウドリ同じくほとんど解明されていません。今、この三陸の小さな島で個体群が消滅しようとしています。海鳥でありながら地中に巣穴を掘って繁殖するこの鳥を、どうしたら保全できるのか、手探りの研究を紹介します。

第43回「絶滅危惧種クロコシジロウミツバメの生態と保全」

  • 【講師】佐藤文男 山階鳥研保全研究室研究員
  • 【日付】1月10日(土)
  •  【時間】13時30分~ ※30分のテーマトーク終了後、質疑応答の時間あり
  • 【場所】我孫子市鳥の博物館 2階多目的ホール → 交通案内
  • 【参加費】無料(入館料が必要です)
  • 【定員】先着50名
  •  【主催・問い合わせ先】山階鳥類研究所(TEL. 04-7182-1101)、我孫子市鳥の博物館(TEL. 04-7185-2212)

※ 山階鳥類研究所のイベント情報はこちらです。

明けましておめでとうございます

shime皆様、明けましておめでとうございます。旧年中は、多くの皆様に山階鳥類研究所の活動にご理解とご支援をいただき大変ありがとうございました。
山階鳥類研究所ウェブサイトに、林良博所長の「新年のご挨拶」を掲載いたしました。
本年も引き続き山階鳥類研究所への応援よろしくお願いいたします。

標識調査講習会を実施しました

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12月14日から16日までの日程で、鳥類標識調査の従事者(バンダー)になるための講義講習会を山階鳥類研究所で実施しました。鳥類標識調査は、鳥類の移動や寿命などを番号つきの足環を使って調べる調査で、山階鳥研が環境省の委託を受けて実施しています。

今回参加したのは、北海道、関東、北陸、近畿、中国、沖縄からの合計7名と、中部から参加したすでに資格のある聴講バンダー1名です。講習生は、資格のあるバンダーのもとで一定のトレーニングを積んだ上で、山階鳥研の職員の野外調査に参加して実技講習を受けて今回の講義講習会に臨んだもので、標識調査に必要な知識や技術、関連法規などの講義を受けています。

現在、全国で約450名が調査に従事しており、年間約15万羽が標識放鳥(捕獲し足環をつけて放すこと)されています。

標識調査のあらまし(「渡り鳥と足環」)はこちらをご覧ください。

※ 画像は研究用の仮剥製標本での実習のようすです。

12月のテーマトークは「絶海の孤島で生きるモズの子育て戦略」(12月13日(土))です

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山階鳥類研究所の所員が我孫子市鳥の博物館で出前トークをする、第2土曜日恒例の「テーマトーク」、11月はJBF(ジャパンバードフェスティバル)があるためお休みをいただきましたが、12月からまた毎月開催となります。12月は今週末、12月13日の開催です。保全研究室の千田万里子専門員に、鳥の外部寄生虫について話してもらいます。

この秋も山階鳥研のある手賀沼周辺でもモズの髙鳴きが聞かれましたが、だんだんと静かになってくるようです。髙鳴きをしなくなると、意外と観察機会の少ない種かもしれません。千田専門員は、沖縄の絶海の孤島、南大東島でモズの繁殖について研究してきました。普段は目にすることが難しい子育ての様子や、観察から明らかになったことを紹介してもらいます。

多数の皆様のご来聴をお待ちしています。

 第42回「絶海の孤島で生きるモズの子育て戦略」

  • 【講師】千田万里子 山階鳥研 保全研究室専門員
  • 【日付】12月13日(土)
  • 【時間】 13時30分~ ※30分のテーマトーク終了後、質疑応答の時間あり
  • 【場所】我孫子市鳥の博物館 2階多目的ホール → 交通案内
  • 【参加費】無料(入館料が必要です)
  • 【定員】各回とも先着50名
  • 【主催・問い合わせ先】
  • 山階鳥類研究所(TEL. 04-7182-1101)、我孫子市鳥の博物館(TEL. 04-7185-2212)
    ※ 山階鳥類研究所のイベント情報はこちらです。