投稿者「平岡考」のアーカイブ

2月のテーマトークは「南西諸島の鳥類の不思議をDNAから探る」(2/10(土))です

山階鳥類研究所の所員が我孫子市鳥の博物館でトークをする、第2土曜日恒例の「テーマトーク」、今月は2月10日(土)に、齋藤武馬・自然誌研究室研究員が、南西諸島の鳥類をDNAで調べるお話をします。

日本の南に位置する南西諸島は南北約1200kmに連なる島々ですが、そこにしか棲息していない珍しい鳥達も沢山います。それらの種の島間における分布の境界や、DNA分析で明らかになってきた最近の研究例についてご紹介します。

ぜひ多くの皆さんのご来場をお待ちしております。

第72回「南西諸島の鳥類の不思議をDNAから探る」
【講師】齋藤武馬 山階鳥研 自然誌研究室 研究員
【日程】2月10日(土)
【時間】13時30分~ ※30分のテーマトーク終了後、質疑応答の時間あり
【場所】我孫子市鳥の博物館 2階多目的ホール
交通案内(外部サイト)
【参加費】無料(入館料が必要です)
【定員】先着50名
【主催・問い合わせ先】
山階鳥類研究所(TEL. 04-7182-1101)、我孫子市鳥の博物館(TEL. 04-7185-2212)

※ 写真は、トカラ列島中之島で捕獲されたイイジマムシクイです
※ テーマトークでのこれまでの講演実績はこちらです
※ 山階鳥研のイベント情報はこちらです

雪かきをしました

1月22日の午後から夜半にかけて関東地方で降雪があり、23日の朝はまず、雪かきで一汗かきました。

関東の平野部では雪になれていませんので、ちょっとした雪でも転ぶ方が出たり、生活に支障がでたりということになります。皆様も転んだりなされないようどうぞお気をつけください。

1月のテーマトークは、「鳥の標本ってどんなもの?はくせい標本の作り方」(1/13(土))です


明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。山階鳥類研究所の所員が我孫子市鳥の博物館でトークをする、第2土曜日恒例の「テーマトーク」、新年の第一回目、今月は1月13日(土)に、岩見恭子・自然誌研究室研究員が、はくせい標本の作り方についてお話しします。

鳥の標本にはいろいろあります。研究に使われるはくせい標本はどんなものでしょう?

岩見研究員が、特製のぬいぐるみを使って作り方をご説明します。お子さんにおすすめです。

第71回「鳥の標本ってどんなもの?はくせい標本の作り方」
【講師】岩見恭子 山階鳥研自然誌研究室研究員
【日程】1月13日(土)
【時間】13時30分~ ※30分のテーマトーク終了後、質疑応答の時間あり
【場所】我孫子市鳥の博物館 2階多目的ホール → 交通案内(外部サイト)
【参加費】無料(入館料が必要です)
【定員】各回とも先着50名
【主催・問い合わせ先】
山階鳥類研究所(TEL. 04-7182-1101)、我孫子市鳥の博物館(TEL. 04-7185-2212)

※ 写真は鳥の体のつくりを学べるぬいぐるみです
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明けましておめでとうございます

皆様、明けましておめでとうございます。旧年中は、多くの皆様に山階鳥類研究所の活動にご理解とご支援をいただき大変ありがとうございました。またブログやSNSも閲覧していただきありがとうございます。

山階鳥類研究所ウェブサイトに、奥野卓司所長の新年のご挨拶を掲載いたしました。

本年も引き続き山階鳥類研究所へのご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。ブログ、facebooktwitterも引き続きよろしくお願いいたします。

新年の始業は1月5日(金)からです

山階鳥研は12月28日をもって2017年の業務を終了しました。

新年の始業は1月5日(金)からとなりますのでよろしくお願いいたします。

皆様よいお年をお迎えください。

※ 写真は、新年の干支、戌年を先取りして中庭に現れた日本の野生イヌ科動物、タヌキです(2017年12月14日撮影)。

出口保全研究室長がアホウドリのお話をします(1/31(水)、東京)

法人賛助会員として長年に亘りご支援いただいている三菱商事(株)との共催でセミナーを開催します。

山階鳥研がこれまで携わって来たアホウドリ回復プロジェクト(小笠原再導入)のご紹介と、その後のモニタリングによって得られた最新情報について、プロジェクトの聟島リーダーを務める出口保全研究室長がお話します。参加ご希望の方は下記リンク先「三菱商事 MC FOREST」のページでお申込みください。

MC FORESTセミナー「小笠原をアホウドリの楽園の島に」
【日時】2018年1月31日(水)18:30~20:00
【会場】三菱商事 MC FOREST(東京都千代田区丸の内2-3-1) アクセス:JR 線・東京メトロ丸ノ内線「東京」駅より徒歩3分 東京メトロ千代田線「二重橋前」駅より徒歩1分 Google map
【講師】出口智広(山階鳥研 保全研究室 室長)
【対象】一般
【定員】40名(先着順)
【参加費】無料
【申込】MC FORESTのページで事前申込要 >>申込はこちらから
【主催】三菱商事株式会社
【共催】(公財)山階鳥類研究所
【問合せ】山階鳥類研究所(04-7182-1101)

(チラシ紹介文より)一時は絶滅とまで報じられたアホウドリは、様々な保護活動により順調に個体数を回復しています。しかし現繁殖地は将来的な存続に不安があるため、過去に失われた小笠原諸島の繁殖地を復活させる取り組みが2008年にスタートしました。NHK の番組「ダーウィンが来た! ~生き物新伝説~」でおなじみのこの取り組みが、どのような経緯で実施され、現在までにどのような成果が得られているのかを詳しくお話しします。

(チラシのpdfファイルを <<こちらからダウンロードできます)

12月のテーマトークは「都心で繁殖を始めたウミネコの生態と人との関係」(12/9(土))です

山階鳥類研究所の所員が我孫子市鳥の博物館でトークをする、第2土曜日恒例の「テーマトーク」、11月はお休みをいただきましたが、今月から再開です。今月は12月9日(土)に、富田直樹・保全研究室研究員が、東京の街中で子育てを始めたウミネコについてご紹介します。

ウミネコは、日本の海辺ではもっとも普通なカモメ類で、日本周辺の海岸や離島などで集団で繁殖します。風光明媚な海辺の観光地で、遊覧船に乗ると飛んでいる鳥という印象がありますが、1990年代から東京都心で繁殖するようになりました。最初は、上野動物園内や不忍池で巣作りしていたのですが、最近はビルやマンションの屋上に移動して、人間との間にトラブルも起こっています。富田研究員に、都心で繁殖するウミネコの生態と、人間との関係について紹介してもらいます。

ぜひ多くの皆さんのご来場をお待ちしております。

第70回「都心で繁殖を始めたウミネコの生態とヒトとの関係」
【講師】富田直樹 山階鳥研 保全研究室 研究員
【日程】12月9日(土)
【時間】13時30分~ ※30分のテーマトーク終了後、質疑応答の時間あり
【場所】我孫子市鳥の博物館 2階多目的ホール
交通案内(外部サイト)
【参加費】無料(入館料が必要です)
【定員】先着50名
【主催・問い合わせ先】
山階鳥類研究所(TEL. 04-7182-1101)、我孫子市鳥の博物館(TEL. 04-7185-2212)

※ 写真は、上野の不忍池で繁殖するウミネコです。
※ テーマトークでのこれまでの講演実績はこちらです
※ 山階鳥研のイベント情報はこちらです

「山階鳥学セミナー(捕獲技術入門編)」(12月7日(木)、我孫子)の申し込み締切が近づきました


「山階鳥学セミナー(捕獲技術入門編)」(12月7日(木)、我孫子)はおかげさまで定員に達したため、募集を終了しました。多数のご応募ありがとうございました。

昨年度・一昨年度と多くの皆様にご参加いただきました「山階鳥学セミナー(捕獲技術入門編)」の今年度の1回目、12月7日(木)に山階鳥研(我孫子市)で開催する回の申し込み締切11 月 30 日(木)があと1週間に迫りました。まだ残席がありますので、ご関心のある方はぜひご参加ください。

安全に鳥類を捕獲・放鳥する技術は、鳥類の調査手法の1つとして重要な位置を占めている一方で、習得の機会が限られています。そこで本講座では、参加者の皆様が捕獲技術を正しく理解し、技術習得への意欲を高めていただくことを目的として、当研究所所員による鳥類の安全な捕獲技術の紹介や、鳥体の安全な扱い方の実習を行います。

「山階鳥学セミナー(捕獲技術入門編)」@山階鳥研(我孫子市)
【日時】2017年12月7日(木)13:00~16:00
【場所】山階鳥類研究所(千葉県我孫子市高野山115)講堂および敷地内 アクセス
【開催概要・申込み方法】要申込 詳細は → 山階鳥研での開催詳細pdf(黄色) をご覧ください。

なお本年度は、2018年3月(予定)に、長崎県での出張開催を行います。詳細は1月中旬以降に山階鳥研ウェブサイトのイベント情報ページに掲載する予定です。山階鳥研(我孫子市)開催分の詳細PDFは黄色・長崎県開催分の詳細PDFは青色ですので、お申込みの際は、日時・場所をご確認いただき、お間違えのないようご注意下さい。

※ 山階鳥研のイベント情報はこちらをご覧ください。

最近いらっしゃったお客様から

10月11日、ニュージーランドのスティーブン・ペイトン(Stephen Payton)駐日特命全権大使夫妻一行が、山階鳥研を訪問し、所内を見学しました。ペイトン大使は、ニュージーランドのシギ類は北極圏まで飛んで行くが、それは日本も通過するのかといった専門的な質問をされたり、キーウィの標本を目にするとキーウィの夜間調査を見学した経験を話されたりと、鳥類や自然環境にも関心をお持ちで、興味をもって見学していらっしゃるようすでした(写真は、右からペイトン大使、キャロリン・ガイ(Carolyn Guy)参事官、山崎剛史 自然史研究室長、ジャネット・ロー(Janet Lowe)大使夫人、壬生基博 理事長、北條政利 事務局長です)。

10月17日、日橋一昭 井の頭自然文化園園長と、埼玉県こども動物自然公園のスタッフ4名が、山階鳥研を訪問し所内を見学しました。実際にさまざまの鳥に日常的に接している動物園のスタッフの方たちは、口々に感想を話しながら、興味深そうに説明を受けたり、いろいろな資料を見学していました(写真は右奥が日橋園長、手前がこども動物自然公園のスタッフのみなさん、左奥は山崎 自然誌研究室長です)。

10月30日、雑誌エコノミスト(The Economist)誌のアジア地区の編集者、ドミニック・ツィーグラー(Dominic Ziegler)さんが、日本の鳥類学や鳥類保護の取材のため、山階鳥研を訪れました。日本の鳥類学や山階鳥研の鳥類標識調査、アホウドリ保護の歴史と現状、標本コレクションの成り立ちなどについて熱心に取材してゆかれました(写真は右から、同行したバードライフ・インターナショナル東京のシンバ・チャン(Simba Chan)さん、ツィーグラーさん、尾崎清明 副所長、平岡考 広報コミュニケーションディレクターです)。