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標識調査について知っていただくための冊子「渡り鳥の不思議を調べてみよう!鳥類標識調査の世界」が発行されました

鳥類標識調査は、野鳥に番号付きの足環などを装着して放すことで、渡り経路や寿命など野鳥のさまざまな生態についての情報を得ることのできる調査です。

このたび、標識調査とその成果をより広く知っていただくために、「渡り鳥の不思議を調べてみよう!鳥類標識調査の世界」(A5版20ページ)の冊子を作成しました。渡り鳥飛来地や足環のついた鳥が観察される自然観察施設などを中心にお役立ていただければと思います。

紙媒体の冊子をご希望の自然観察施設は、bmrc☆yamashina.or.jpまでご連絡お願いします(メール送信の際は☆を小文字の@に変更してください)。PDFは下記リンクからダウンロードしてください。

この冊子は、トヨタ自動車株式会社の「トヨタ環境活動助成プログラム」 の助成を受けて作成しました。

  >> 「渡り鳥の不思議を調べてみよう!鳥類標識調査の世界」(PDF)ダウンロード
  こちらも合わせてお読みください。
  >> 山階鳥研サイト「鳥類標識調査 仕事の実際と近年の成果」

<書籍情報>
書名: 渡り鳥の不思議を調べてみよう!鳥類標識調査の世界
編著・発行:公益財団法人山階鳥類研究所
判型/頁:A5判/20頁
発行日:2023年1月1日

8月12日(金)は一斉休業します 

山階鳥研は、本年も夏季の節電対策として、照明、空調の使用抑制等に加えて、通常は職員がそれぞれの都合で取る夏期休暇のうち2日間について、一斉休業し、その2回目を 8月12日(金)に実施します。ご関係の皆様にはご不便をおかけいたしますが、ご承知おきください。

7月19日(火)は一斉休業します 

山階鳥研は、本年も夏季の節電対策として、照明、空調の使用抑制等に加えて、通常は職員がそれぞれの都合で取る夏期休暇のうち2日間について、一斉休業し、その1回目を 7月19日(火)に実施します。ご関係の皆様にはご不便をおかけいたしますが、ご承知おきください。

8月16日(月)は一斉休業します

山階鳥研は、本年も夏季の節電対策として、照明、空調の使用抑制等に加えて、通常は職員がそれぞれの都合で取る夏期休暇のうち2日間について、一斉休業し、その2回目を8月16日(月)に実施します。ご関係の皆様にはご不便をおかけいたしますが、ご承知おきください。

「夏季一斉休業のお知らせ」はこちらです。

7月21日(水)は一斉休業します

山階鳥研は、本年も夏季の節電対策として、照明、空調の使用抑制等に加えて、通常は職員がそれぞれの都合で取る夏期休暇のうち2日間について、一斉休業し、その1回目を 7月21日(水)に実施します。ご関係の皆様にはご不便をおかけいたしますが、ご承知おきください。

「夏季一斉休業のお知らせ」はこちらです。

祝・我孫子市鳥の博物館開館30周年(2)

開館式のテープカット(1990年5月20日)

2020年もすっかり押し詰まってしまいましたが、今年は我孫子市鳥の博物館の開館30周年の記念の年でした。ここでは山階鳥研広報担当で保管している画像から、鳥の博物館開館前後の画像をご紹介します。

我孫子市鳥の博物館は、1984年に山階鳥研が東京都渋谷区から移転してきたことをきっかけに建設されたものです。もともとは山階鳥研の標本を展示する施設として構想されていましたが、後に独立した市の博物館の形に構想が変わりました。山階鳥研ではその構想策定や建設にあたって広範な協力をし、初代館長は所長の黒田長久が兼務しています。

都内からの移転先を探していた山階鳥研を誘致した我孫子市には、当時、市内の手賀沼が水質汚濁の全国の湖沼ワースト一位の記録を1974年から更新し続けていたという背景がありました。山階鳥研の誘致によって市民の環境意識を高めたいという意図があったことが当時の資料に書かれています。そして、山階鳥研の誘致をうけて、普及的な施設として鳥の博物館が建設されたのです。鳥の博物館と山階鳥研はそれ以来、現在に至るまで、各種の共催行事をはじめとして、相互に協力関係を保ちながら活動しています。

写真上は、1990年5月20日に行われた開館式のテープカットのようすです。向かって右から、黒田長久山階鳥研所長、浅野長愛山階鳥研理事長、沼田武千葉県知事(代理)、保利耕輔文部大臣(代理)、大井一雄我孫子市長、佐々木豊治我孫子市議会議長、足立俊領我孫子市教育委員長(いずれも肩書きは当時)という人たちがテープカットに臨んでいるのがご覧いただけます。

写真下は、鳥の博物館の建設現場のようすです(1989年頃)。

建設中の我孫子市鳥の博物館(1989年頃)

現在、開館30周年特別展示「日本の鳥」が開催されています。1月31日(日)までの開催ですが、年末年始は休館日がありますので、我孫子市鳥の博物館のウェブサイトでご確認の上お出かけください。

祝・我孫子市鳥の博物館開館30周年!

開館30周年特別展示「日本の鳥」を開催中の我孫子市鳥の博物館

2020年もすっかり押し詰まってしまいましたが、今年は、山階鳥研の隣接地に建つ、我孫子市鳥の博物館の開館30周年の記念の年でした。

新型コロナウイルス感染症流行のために、もろもろのにぎにぎしいお祝いがなかったのは残念ですが、同博物館では、現在、開館30周年特別展示 として、2021年1月31日(日)までの日程で、企画展「日本の鳥」を開催しています。

同博物館では、開館以来、日本産鳥類全種の剥製標本の収集を目標に資料収集を進めてきており、現在までに日本産鳥類633種の6割ほどにあたる385種の標本を収蔵しています。今回の特別展示は、これらの標本をできるだけ多く展示するという企画で、できのよい本剝製標本で、日本の鳥の多様性を実感していただけます。

ノガン、タンチョウ、ナベヅル、マナヅルなど。左下隅ちかくにはヤンバルクイナも
ノスリ(左)とサシバ、良い顔してます。

感染に十分注意されてご来館ください。年末年始は休館日がありますので、我孫子市鳥の博物館のウェブサイトでご確認の上お出かけください。

12/23(水)山階鳥学セミナー(捕獲技術入門編)」を山階鳥研(我孫子市)で開催します。

2018年度開催の山階鳥学セミナー@我孫子

★定員に達しましたので申込み受付を締め切りました。申込みいただき大変ありがとうございました。

過去5年度にわたり実施して、多くの皆様にご参加いただきました「山階鳥学セミナー(捕獲技術入門編)」を、本年度も山階鳥研(我孫子市)で開催いたします。

安全に鳥類を捕獲・放鳥する技術は、鳥類の調査手法の1つとして重要な位置を占めている一方で、習得の機会が限られています。そこで本講座では、参加者の皆様が捕獲技術を正しく理解し、技術習得への意欲を高めていただくことを目的として、当研究所所員による鳥類の安全な捕獲技術の紹介や、鳥体の安全な扱い方の実習を行います。

なお、新型コロナウイルス感染症対策のため、定員は従来の半数に設定しております。

山階鳥学セミナー(捕獲技術入門編)@我孫子
【日時】2020年12月23日(水)13:00~16:00
【場所】山階鳥類研究所 講堂および敷地内 →  交通案内
【開催概要・申込み方法】要申込 詳細は → 山階鳥研での開催詳細PDF(黄色)でご確認ください。

※ 山階鳥研のイベント情報ページからもご覧いただけます。

おかげさまでフェイスブックのファン数 39カ国から2,100人を越えました

2015年11月初めから開始した山階鳥研のFacebookですが、この2020年4月1日に「いいね」していただいているファンの数が、2,152人になりました。すでに4年以上、原則としてすべての投稿に英文を併記(または、使用言語の切替によって英文が表示されるように)しており、下の表のように日本以外に38の国と地域から「いいね」をいただいています。


年度の変わり目におけるファン数のデータが残っている、2017年3月以降、3年分のファン数の推移をグラフにしてみました。ファンの総数はこの3年で倍増していることがわかります。日本以外の上位7つの国と地域(2020年4月時点)のグラフを見てみると、台湾のファンが非常に多く、増加率も高いのがわかります。他にもオーストラリア、香港、韓国といった国と地域にファンが多いのは、山階鳥研のFacebookで、渡り鳥の調査研究について取り上げることが多いことから、日本と渡り鳥が行き来する地域からの関心が高いことがひとつの理由ではないかと推察できます。

同じ時期に始めたTwitterは、この1月に国別のフォロワーの統計の提供が停止されました。8月15日現在のフォロワー数は3,069人です。

皆様にご関心をお寄せいただき大変ありがとうございます。引き続き応援よろしくお願いいたしします。