今日の鳥研」カテゴリーアーカイブ

雪かきをしました

1月22日の午後から夜半にかけて関東地方で降雪があり、23日の朝はまず、雪かきで一汗かきました。

関東の平野部では雪になれていませんので、ちょっとした雪でも転ぶ方が出たり、生活に支障がでたりということになります。皆様も転んだりなされないようどうぞお気をつけください。

門川大作京都市長が山階鳥研を訪問し、我孫子市鳥の博物館の鳥・酉・鶏・とり展を観覧しました

8月1日、京都市の門川大作市長が山階鳥研を訪問し、山階鳥研の概略の説明を受けるとともに、所内を見学しました。尾崎清明副所長、北條政利事務局長、山崎剛史自然誌研究室長ほかが対応しました。

また、隣接する我孫子市鳥の博物館で、山階鳥研と同博物館の共催で行っている「鳥・酉・鶏・とり〜酉年はトリで楽しむ」展を観覧しました。

同展では、伊藤若冲の「雪中雄鶏図」のレプリカを門川市長からお借りして展示しています。

門川市長、遠いところをお越しいただきありがとうございました。

※ 写真上は、「鳥・酉・鶏・とり〜酉年はトリで楽しむ」展会場での門川市長
※ 写真下は、山階鳥研の標本室で説明を受ける門川市長
※ 「鳥・酉・鶏・とり〜酉年はトリで楽しむ」展についてはこちらをご覧ください

 

ケニアの研修生が実習を行いました

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当日は岩見恭子研究員(写真左)の指導で海鳥の標本製作について実習したほか、渡り鳥の移動経路や寿命などを足環によって調査する鳥類標識調査(バンディング)のケニアでのセンターを、ケニア国立博物館の鳥類学部門が担っていることから、日本のバンディングセンターである山階鳥研の保全研究室も見学しました。

「やましな号」が新しくなりました

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8月31日、トヨタ自動車株式会社(豊田章男代表取締役社長)のご支援を受け、「やましな号」が新車に入れ替わりました。同社からのご支援は1990(平成2 )年、1997(平成8)年に続いて、3回目となります。

先代の「やましな号」(「ライトエースノア」)は19年にわたる長期のおつとめでしたが、このたび、新「やましな号」、「レジアスエース スーパーGL」に交代となりました。

積載量も大きくなりましたので今後の野外調査に活躍が期待できます。トヨタ自動車株式会社のご支援に御礼申し上げます。ありがとうございました。

※ 写真は尾崎副所長(右)、北條事務局長と納車された新「やましな号」です。

リトアニア大使の訪問を受けました

ambassador_lithuania4月21日、エギディユス・メイルーナス駐日リトアニア特命全権大使が山階鳥研を訪れました。

大使が我孫子を訪れたのは、星野順一郎・我孫子市長を表敬訪問するためで、これは、リトアニアの大学との交流を進めている(公財)日本鳥類保護連盟を経由して、大使が、我孫子市で毎年開催されている「ジャパンバードフェスティバル(JBF)」に関心を持たれたことがきっかけで実現したものです。大使は表敬訪問のあと、我孫子市鳥の博物館と山階鳥類研究所を訪れました。

山階鳥研には約1時間滞在して、尾崎清明副所長ほかの案内で、標本収集やDNAを用いた研究、アホウドリの保護活動などについて説明を受けました。見学を終えた大使は、「山階鳥研を見学して、重要な活動を行っていることを知り感銘を受けた。本国の関係者にも伝えたい」と述べました。

※ 画像は尾崎清明・副所長(左手前)、鶴見みや古・自然誌研究室長(左奥)ほかから歓待を受けるメイル−ナス大使(右から2人め)。その隣(右から3人目)は室伏友三・日本鳥類保護連盟専務理事、右手前は北條政利・山階鳥研事務局長。

標識調査講習会を実施しました

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12月14日から16日までの日程で、鳥類標識調査の従事者(バンダー)になるための講義講習会を山階鳥類研究所で実施しました。鳥類標識調査は、鳥類の移動や寿命などを番号つきの足環を使って調べる調査で、山階鳥研が環境省の委託を受けて実施しています。

今回参加したのは、北海道、関東、北陸、近畿、中国、沖縄からの合計7名と、中部から参加したすでに資格のある聴講バンダー1名です。講習生は、資格のあるバンダーのもとで一定のトレーニングを積んだ上で、山階鳥研の職員の野外調査に参加して実技講習を受けて今回の講義講習会に臨んだもので、標識調査に必要な知識や技術、関連法規などの講義を受けています。

現在、全国で約450名が調査に従事しており、年間約15万羽が標識放鳥(捕獲し足環をつけて放すこと)されています。

標識調査のあらまし(「渡り鳥と足環」)はこちらをご覧ください。

※ 画像は研究用の仮剥製標本での実習のようすです。

高校生の校外研修を受け入れました

sendai_ichiko7月3日に、宮城県仙台第一高等学校から、校外研修の高校2年生5名を受け入れました。
この学校は、科学技術系人材育成のために文部科学省が指定している、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受けており、生徒が、物理、化学、生物、数学等のさまざまな分野に分かれて研究を行っています。この日訪れたのは、生物を研究テーマとして、鳥類の飛翔と解剖学的特徴について調べている生徒です。
この日は、山崎剛史研究員から鳥類の飛翔能力などについて話を聞いたほか、所内を回って、DNA分析、剥製作成等の実際を見学しました。
※ 画像は浅井芝樹研究員からDNA分析について説明を受ける、仙台一高の生徒の皆さんです。

中学生の訪問学習を受け入れました

chugakusei015月22日午前に、愛知県内の中学校から、修学旅行で関東に来ている中学3年生4名の訪問学習を受け入れました。
この学校では、生徒がそれぞれ、個別に課題を見つけて、3年間で解決をはかったり追究を深めたりする学習に取り組んでおり、今回来訪したのは、生物関係をテーマとした班の4名です。3ヶ月前には訪問の打診があり、訪問をお受けしました。
4名は午前中の2時間をかけて、班のメンバーが取り組んでいる鳥類の生態研究について研究員からアドバイスを受けたほか、所内で行われている仕事を見学しました。
※ 画像は書庫での見学のようすです。

所外の共同研究者がDNAを用いた実験の実習に訪れています

labo_work大阪市立大学准教授の高木昌興さんと学生さん2名が、昨日から明日土曜日までの予定で、齋藤武馬研究員をたずねて、実習を行っています。
高木さんたちは、齋藤研究員ほかとリュウキュウコノハズクを対象とした共同研究を進めており、その中でDNAを用いて分析しているものです。
今日午後には来所した3名が研究を紹介するセミナーが開かれ、集まった所員や関係者と意見交換しました。
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鷹ひとつ見つけてうれしこうの山

sashiba_choken暑さ寒さも彼岸まで、異常な暑さだった夏もやっと過ぎていったようですが皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、秋は鳥が南へ渡る季節。タカの渡りも9月中下旬には各地で観察され、多くのバードウォッチャーが観察スポットに集まったことと思います。
そんな南へ渡るタカの代表格であるサシバが今日、山階鳥研に1羽現れました。裏山の木のてっぺんにとまっているのを、所員が見つけたものです。
イベント記録用の、焦点距離のたいして長くないズームレンズで、半逆光の角度から撮影したので大変見づらくお恥ずかしいかぎりですが、拡大して見ていただくと、胸がべったりと赤褐色で、腹にかけては横斑があり、頭部はやや灰色っぽく、喉に太い縦斑が一本あり、蝋膜(嘴のつけねの裸出部)と目が黄色っぽいといったサシバの特徴がなんとかわかるかと思います。
サシバはハシボソガラスぐらいの大きさのタカで、おもな餌は、ヘビやカエル、昆虫類などです。春から夏に日本ではおもに本州、四国、九州の里山や低山で繁殖し、南西諸島や東南アジアまで渡って越冬します。冬に南に渡るのは、九州以北で冬にこういった餌を得るのは難しいためと考えられます。この個体も南へ渡る途中でひととき翼をやすめたものでしょう。これからどこまで飛んでゆくのでしょうか。来年も無事に帰ってくることを祈りたいと思います。
※ 表題は、松尾芭蕉「笈の小文」所収の「鷹一つ見付てうれしいらご崎」のもじり、「高野山(こうのやま)」は山階鳥研のある場所の地名です。