毎週日曜日にNHKで放送される「ダーウィンが来た!」、生き物好きの方はご覧になっている方が多いと思います。
10/8 (日)放送の「ダーウィンが来た!」は「なぜ富士山に?草原のヒバリ」です。
ヒバリという鳥の名前は皆さんよく聞かれるでしょうし、実際に農村地帯では身近な鳥です。しかし、その生態は意外と知られていません。今回の番組では、そのヒバリの繁殖生態をじっくりと紹介しています。平地での普通のヒバリの生態だけでなく、面白い点は、山の上で繁殖する通称「高山ヒバリ」を初めて紹介していることです。山の高い場所でヒバリが繁殖しているというのは、ほとんど知られていませんでした。ルリビタキの研究で知られる山階鳥研の森本元(もりもと・げん)研究員の長年の調査地である富士山にて、その手伝いに訪れた上田恵介立教大学名誉教授/山階鳥研特任研究員が、その存在に気付き、学会に報告したことで広く知られることとなりました。今回の番組でも、上田名誉教授が出演すると共に、森本研究員は現地で1ヶ月近く密着した協力と監修を行っています。誰も知らない山の上でのヒバリの生活を、お楽しみください。
生きもの新伝説 ダーウィンが来た!「なぜ富士山に?草原のヒバリ」
2017年10月8日(日)19:30〜20:00 NHK総合
※ 生きもの新伝説 ダーウィンが来た!の番組ウェブサイトはこちらです。
※ なお、上田名誉教授は画面に登場しますが、森本研究員の画面への出演はありません。
※ 写真は森本研究員が「高山ヒバリ」の生息地での撮影時に撮ったものです。