10月のテーマトークは「鳥といっしょにくらしています〜外部寄生虫の世界〜」(10月11日(土))です

gaibukiseichu山階鳥類研究所の所員が我孫子市鳥の博物館で出前トークをする、第2土曜日恒例の「テーマトーク」、10月は今週末、10月11日の開催です。自然誌研究室の鶴見みや古室長に、鳥の外部寄生虫について話してもらいます。
外部寄生虫というと、イヌやネコにノミがいたりしますが、今回は鳥の体で目立たずしたたかにに生きている小さな生き物たちの話です。かれらは鳥の羽を食べるもの、鳥の羽の掃除屋さん、血を吸うものなどさまざまです。その種類や、鳥とのかかわりについてのお話しです。
専門家が少ないこの分野、聞いたことのない、興味深いお話が聞けると思います。多数の皆様のご来聴をお待ちしています。
第41回「鳥といっしょにくらしています〜外部寄生虫の世界〜」
【講師】鶴見みや古 山階鳥研自然誌研究室長
【日付】10月11日(土)
【時間】 13時30分~ ※30分のテーマトーク終了後、質疑応答の時間あり
【場所】我孫子市鳥の博物館 2階多目的ホール
交通案内はこちらをご覧ください。
【参加費】無料(入館料が必要です)
【定員】先着50名
【主催・問い合わせ先】
山階鳥類研究所(TEL. 04-7182-1101)、我孫子市鳥の博物館(TEL. 04-7185-2212)
※ 山階鳥類研究所のイベント情報はこちらです。

手賀沼流域フォーラムで、「野田市の自然再生の取り組みとコウノトリ・トキの舞う関東自治体フォーラムについて」と題して根本崇・野田市長の講演があります(10月11日(土))

konotori_noda手賀沼流域フォーラムは、千葉県北西部にある手賀沼の水質の改善や、流域の環境保全とまちづくりに貢献するために開催される催しです。近年は流域各地での「地域企画」を経て、年に1回、全体会として講演会を開催しています。
本年は、自然再生の取り組みを進めている、根本崇・野田市長が、「野田市の自然再生の取り組みとコウノトリ・トキの舞う関東自治体フォーラムについて」と題して講演し、また、NPO法人手賀沼トラストの、富澤崇氏が、「里山を守る力」と題して報告します。
第18回手賀沼流域フォーラム
【講演】「野田市の自然再生の取り組みとコウノトリ・トキの舞う関東自治体フォーラムについて」
【講師】根本 崇氏 ((株)野田自然共生ファーム社長、野田市長)
【報告】「里山を守る力」
【報告者】富澤 崇氏(NPO法人手賀沼トラスト)
【日時】2014年 10月11日(土) 午後1時半~4時半(開場午後1時)
【場所】千葉県手賀沼親水広場 研修室 (3階)
【交通】JR常磐線我孫子駅からバス「市役所経由東我孫子車庫行」または「湖北駅南口行」で、「我孫子市役所」下車徒歩約5分。
こちらの地図をご覧ください。
【定員】150名 (当日先着順、無料)
【主催】手賀沼流域フォーラム実行委員会
【後援】公益財団法人山階鳥類研究所
【問合せ】手賀沼流域フォーラム実行委員会  八鍬(やくわ)
電話 090-5217-6699
メール teganumaforum☆yahoo.co.jp (☆を@に置き換えてください)
手賀沼流域フォーラムは、市民団体「美しい手賀沼を愛する市民の連合会」と、流域の柏・我孫子・印西・白井・鎌ヶ谷・松戸・流山の7市、ならびに手賀沼水環境保全協議会が協働しているもので、山階鳥研はこれを後援しています。
※ 手賀沼流域フォーラムのウェブサイトはこちらです。
※ 美しい手賀沼を愛する市民の連合会(美手連)のウェブサイトはこちらです。
※ 手賀沼水環境保全協議会(手水協)のウェブサイトはこちらです。
※ 山階鳥研のイベント情報はこちらです。

軍師官兵衛の末裔は・・/金網と巣箱で海鳥を守る/アホウドリ 2013〜14繁殖期の状況/東日本地区賛助会員の集いを開催しました〜「山階鳥研NEWS」9月号

kambei_article_pageちょっと時間が経ってしまいましたが、「山階鳥研NEWS」9月号の内容をご紹介します。
この号の目玉はなんといっても、堂々の見開き2ページを使った、「軍師官兵衛の末裔は日本鳥類学の大立者」です。官兵衛の子孫が、どのように日本鳥類学に貢献したか、ビジュアルな資料もふんだんにつかってご紹介しています。「山階著研NEWS」史上初の、ジャニーズの俳優さんの画像も!(^^)
鳥にまつわる言葉を紹介する、小コラム「とりのことば」、今号は、「漁夫の利」です。
「山階鳥研NEWS」2014年9月号 目次
1面   表紙写真(ハシブトガラスにモビングされるハチクマ) 賛助会員 大浦晴壽
2-3面   軍師官兵衛の末裔は日本鳥類学の大立者
4面   金網と巣箱で海鳥を守る 佐藤文男
5面   山階芳麿賞記念シンポジウム告知/アホウドリ2013-14繁殖期の状況
6面   東日本地区賛助会員の集い/山階コレクション展後期スタート
7面   手賀沼学会大会報告/高校生の校外研修/絵画コンテストinアビコ/
テーマトーク/事務局から(賛助会員/ご寄附)
8面    とりのことば/編集後記

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「山階鳥研NEWS」は、山階鳥研の活動や、鳥学研究や鳥の話題をやさしく紹介するニュースレターです。賛助会員に入会いただきますと、隔月でお送りいたします。
※賛助会員のご入会は「ご支援のお願い」をご覧ください。
山階鳥研NEWSのこれまでの号の目次はこちらです。

山階芳麿賞記念シンポジウムを開催しました

okanoya_sensei9月23日(祝・火)に有楽町朝日ホールで、第18回山階芳麿賞記念シンポジウム「鳥の研究はここまで進んだ〜人は鳥から何をまなべるか〜」を開催しました。
今回のシンポジウムは、このたび山階芳麿賞特別賞を受賞した橘川次郎 クイーンズランド大学(オーストラリア)名誉教授、小西正一 カリフォルニア工科大学(アメリカ合衆国)名誉教授の功績を記念して企画されました。
コンビーナーである山岸哲 山階鳥研名誉所長・兵庫県立コウノトリの郷公園園長と渡辺茂 慶応義塾大学名誉教授の司会進行で、長谷川博 東邦大学名誉教授、江崎保男 兵庫県立大学大学院教授、岡ノ谷一夫 東京大学大学院教授、内田博之 鹿児島大学大学院教授の4氏が講演しました。さらにパネルディスカッションを行い、受賞された両氏の業績を回顧し、両氏の研究が鳥類学・生物学研究にどのようなインパクトを与え、現在の研究に受け継がれているかについて討議を行いました。
このシンポジウムは、主催:山階鳥類研究所、共催:朝日新聞社、後援:我孫子市で行われました。内容については、「山階鳥研NEWS」で詳しくご報告してまいります。
※ この記念シンポジウムの告知はこちらです。
※ 橘川次郎氏・小西正一氏への受賞決定のプレスリリース(PDF)はこちらです。
※ 山階芳麿賞についてはこちらをご覧ください。
※ 山階鳥研のイベント情報はこちらをご覧ください。

9月のテーマトークは「日本産鳥類の固有種が大幅に増えるかも?ー日本繁殖鳥類234種のDNAバーコーディングの成果についてー 」(9月13日(土))です

kibitaki山階鳥類研究所の所員が我孫子市鳥の博物館で出前トークをする、第2土曜日恒例の「テーマトーク」、8月はお休みをいただきましたが、9月は明日、9月13日の開催です。自然誌研究室の齋藤武馬研究員に、DNAバーコーディングについて話してもらいます。
DNAバーコーディングという単語は聞き慣れない方も多いことでしょう。これは、動植物がそれぞれみんな持っているDNAの「塩基配列」と標本を材料とし、データーベースを利用して簡便に種同定を行うことができる、新しい技術のことをいいます。最近、国立科学博物館と山階鳥類研究所の合同チームは、日本産繁殖鳥類種234種のバーコード化に成功しました。副産物として、画像のキビタキとリュウキュウキビタキのように遺伝的な距離が遠く、日本産鳥類の固有種が増える可能性のある仲間がいることもわかりました。これらの成果をご紹介します。
多数の皆様のご来聴をお待ちしています。
第40回「日本産鳥類の固有種が大幅に増えるかも?〜日本繁殖鳥類234種のDNAバーコーディングの成果について〜」
【講師】齋藤武馬 山階鳥研自然誌研究室研究員
【日付】9月13日(土)
【時間】 13時30分~ ※30分のテーマトーク終了後、質疑応答の時間あり
【場所】我孫子市鳥の博物館 2階多目的ホール
交通案内はこちらをご覧ください。
【参加費】無料(入館料が必要です)
【定員】先着50名
【主催・問い合わせ先】
山階鳥類研究所(TEL. 04-7182-1101)、我孫子市鳥の博物館(TEL. 04-7185-2212)
※ 日本産繁殖鳥類種234種のバーコード化に成功したことのプレスリリース(PDF)はこちらです。
※ DNAバーコーディング事業における山階鳥研の取り組み(「山階鳥研NEWS」2009年1月1日号より)はこちらです。
※ 山階鳥類研究所のイベント情報はこちらです。

第18 回山階芳麿賞 記念シンポジウム 『鳥の研究はここまで進んだ~人は鳥から何をまなべるか~』(9/23 東京)

名称未設定-4日本の鳥類の研究と保護に顕著な貢献があり、我が国の鳥学の発展に寄与された個人や団体に贈られる「山階芳麿(やましな・よしまろ)賞」の特別賞が、このたび、

橘川次郎氏
(オーストラリア・クイーンズランド大学名誉教授)
小西正一氏
(アメリカ合衆国・カリフォルニア工科大学名誉教授)

のおふた方に贈呈されることを記念して、下記のとおり、記念シンポジウム「鳥の研究はここまで進んだ〜人は鳥から何をまなべるか〜」を開催します。
おふた方の業績を回顧し、鳥類学・生物学研究にどのようなインパクトを与えたのか、どのように現在の研究に受け継がれ、保全のために貢献しているのかについて、それぞれの分野で活躍する合計4名の演者から講演いただき、考えたいと思います。鳥や自然を愛し、よりよく知りたいと考える多くの人たちにとっても有意義なシンポジウムになると考えています。
多数の皆様のご参加をお待ちしています。
※ チラシPDFはこちらです。
第18 回山階芳麿賞記念シンポジウム
「鳥の研究はここまで進んだ〜人は鳥から何をまなべるか〜」

【日時】平成26(2014)年9 月23 日(火・祝)13:00〜16:15
開場12:00
【会場】有楽町朝日ホール
(〒100-0006 東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン11F)
→ 有楽町朝日ホールのアクセスはこちらです。
(できるだけ公共交通機関をご利用ください)
【参加費】無料 【申込み】不要
【コンビーナー】
山岸哲(山階鳥類研究所名誉所長・兵庫県立コウノトリの郷公園園長)
渡辺茂(慶応義塾大学名誉教授)

【講演】
長期野外個体群研究が明らかにすること
長谷川博(東邦大学名誉教授)
橘川次郎の生態学-行動・生態・進化のつながり
江崎保男(兵庫県立大学大学院地域資源マネジメント研究科教授)
小鳥の歌と耳
岡ノ谷一夫
(東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻生命環境科学系教授)
注意の仕組みをウズラに学ぶ
内山博之(鹿児島大学大学院理工学研究科教授)
【定員】500 名(先着順)
【問い合わせ】〒270-1145 千葉県我孫子市高野山115(公財)山階鳥類研究所「山階賞」係
電話:04-7182-1101 FAX:04-7182-1106
E-mail: koho★yamashina.or.jp(担当:広報担当)(★を@に置き換えてください)
【主催】公益財団法人 山階鳥類研究所
【共催】朝日新聞社 【後援】我孫子市
※ 山階芳麿賞は日本の鳥類の研究と保護に顕著な貢献があった方に贈呈しておりますが、今回は、日本国外で研究を行った方を対象とするため、特別賞の形を取ることとなったものです。なお、おふた方の受賞者は高齢のため残念ながらこのシンポジウムには出席されません。
※ 橘川次郎氏・小西正一氏への受賞決定のプレスリリースはこちらです。
※ 山階芳麿賞についてはこちらをご覧ください。
※ 山階鳥研のイベント情報はこちらをご覧ください。

国際会議の関係で山階鳥研は千客万来

prof_bairlein8月18日から25日の日程で東京池袋の立教大学で開催されている、国際鳥類学会議(IOC)の関係などで、8月22日、山階鳥研は千客万来となりました。
この日は、日程のなか日ということで海外の参加者が日帰りで近隣の鳥の生息地や鳥類関係の施設を見学に出かける、ミッドコングレスツアーの日に充てられており、そのため研究発表はお休みです。
その機会を利用して、国際鳥類学会議の会長である、ドイツのヘリゴランド鳥類研究所のフランツ・バイアライン教授が山階鳥研を表敬訪問し、島津理事長、林所長、尾崎副所長らが応接しました。
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さらに国際鳥類学会議の参加者として、J・C・ゴンザレス フィリピン大学教授も来訪しました。ゴンザレスさんは1990 年代に鳥類標識調査の技術交流のため山階鳥研に滞在した経験があり、久しぶりの来日です。
国際鳥類学会議とは別に8月18~19日に都内の都市センター会館で開催された「人と鶏の多面的関係に関する日タイ合同研究プロジェクト」会議出席のために来日した、ウィーナ・メクビチャイ チュラロンコン大学(タイ)名誉教授も山階鳥研を訪れました。メクビチャイ名誉教授も1990年代に共同研究のため山階鳥研に滞在した方です。
国際鳥類学会議のミッドコングレスツアーのひとつは我孫子を目的地としていて、参加者は我孫子市鳥の博物館、山階鳥研をおとずれ、さらに手賀沼の船上見学や、我孫子市で里山環境の保存と整備を進めている、岡発戸(おかほっと)地区の谷津田(谷津ミュージアム)を見学しました。
libraryツアーの参加者27名のうち、15名が山階鳥研を訪れ、所内の各部署を見学しました。特に希望して山階鳥研を訪れた参加者には、山階鳥研と同様な活動をしている、海外の博物館に所属する研究者が多く、短時間で駆け足の見学のなかにも、関心をもっていろいろな質問をしていました。

※ 「鳥類学の国際会議が東京で開催されています」はこちらです。
※ 写真上は、右から、バイアライン教授、メクビチャイ名誉教授、ひとりおいて、鶴見みや古自然誌研究室長、林良博所長、尾崎清明保全研究室長。
※ 写真中は、右から、ゴンザレス教授、茂田良光研究員、吉安京子専門員、鶴見自然誌研究室長、尾崎副所長、米田重玄専門員。
※ 写真下はの鶴見自然誌研究室長(左端後ろ向き)から図書室の解説を聞くツアー参加者。

鳥類学の国際会議が東京で開催されています

entrance_ioc8月18日から8月25日までの日程で、東京池袋の立教大学を会場に、国際鳥類学会議という鳥類研究者の国際会議が開催されています。
英語の名称をInternational Ornithological Congressといい、略称”IOC”なのですが、オリンピックとは関係ありません。
ここには世界各国から、1000人以上の鳥類研究者が集まって最新の研究について発表と討論が行われています。
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インターネットで瞬時に地球の裏側とも電子媒体の論文がやりとりできる時代でも、論文になるにはまだ時間がしばらくかかるようなホットな研究成果について口頭で情報を得たり、あるテーマの大家からその人の研究の全体像を概観できる講演を聞いたり、研究の仲間と顔を合わせて討論し、また関心を同じくする新たな研究者仲間と知り合ったりすることは非常に重要です。
山階鳥研からも研究系の職員のほぼ全員にあたる17名が参加しており、研究発表や情報交換、討論にいそしんでいます。
※ 「国際鳥類学会議が2014年8月に開催されます」(日本鳥学会、PDF)はこちらです。
※ 「日本鳥学会主催、立教大学共催『第26回国際鳥類学会議』」(立教大学)はこちらです。
※ 写真下は鳥類標識調査の実務者の調整会議で発表する仲村昇研究員。

我孫子市鳥の博物館で「山階コレクション展」を開催中です。貴重資料をお見逃しなく!

torihaku_kanmuritsukushi来週、8月18日〜24日まで東京池袋で国際鳥類学会議(IOC)が開催されるのにあわせ、我孫子市鳥の博物館と山階鳥研では、同博物館を会場に、「山階コレクション展」を開催しています。
会期は11月30日までで、8月末までの前期、9月初めからの後期に分かれており、一部展示替えがありますが、特に、山階鳥研所蔵の貴重標本として名高い、カンムリツクシガモ、ミヤコショウビン、リュウキュウカラスバト等は前期のみ展示されます。同様に、海外産の絶滅鳥のリョコウバトとカロライナインコ、絶滅危惧種のエスキモーコシャクシギも前期のみの展示です。
また、前後期共通で、日本の鳥の「三大図鑑」のひとつと言われた山階芳麿「日本の鳥類と其の生態」とそれに用いられた木口木版(こぐちもくはん)の版木と下絵、試し刷りなどを展示しているほか、現在の山階鳥研の活動についても紹介しています。さらに、鳥の博物館所蔵になる標本で日本特産種を紹介しており、海外の鳥好きの皆さんにも見逃せない展示となっています。
ぜひこの機会を逃さずご覧ください。torihaku_hyohonrui

IOCサテライト企画「山階コレクション展」
【日時】2014年7月12日(土)〜11月30日(日)
9:30〜16:30(入場は16:00まで)
前期: 7月12日(土)〜8月31日(日)
後期: 9月2日(火)〜11月30日(日)
※ 前期と後期で展示替えを行います。(下記参照)
※ 毎週月曜日は休館(祝日の場合は開館、直後の平日が休館日)
→ 我孫子市鳥の博物館利用案内
【入場料】無料(博物館の入館料がかかります。)
【会場】我孫子市鳥の博物館 我孫子市高野山234-3 電話 04-7185-2212
→ 我孫子市鳥の博物館アクセス
【共催】我孫子市鳥の博物館 ・公益財団法人山階鳥類研究所
※ 所蔵名品から「世界に3点しかない絶滅鳥 カンムリツクシガモ」はこちらです
※ 所蔵名品から「空前絶後の1点の標本の謎 ミヤコショウビン」はこちらです
※ 所蔵名品から「劇的な絶滅をとげた鳥 リョコウバト」はこちらです
※ 所蔵名品から「絶滅に限りなく近い鳥 エスキモーコシャクシギ」はこちらです

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※ 我孫子市鳥の博物館の企画展公式サイトはこちらです
※ 山階鳥研のイベント情報ページはこちらです
※ 「国際鳥類学会議が2014年8月に開催されます」(日本鳥学会、PDF)はこちらです。
※ 「日本鳥学会主催、立教大学共催
『第26回国際鳥類学会議』」(立教大学)はこちら
です。

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※ 写真上から1番目は、カンムリツクシガモの雌雄、ミヤコショウビン、リュウキュウカラスバトなどがならぶ壁面
※ 写真2番目は、アホウドリ、フクロウオウム(カカポ)などさまざまな出自の貴重標本、さらにヤマガラを例に地理的変異を示す標本のならぶ壁面
※ 写真3番目は山階芳麿「日本の鳥類と其の生態」と木口木版(こぐちもくはん)の版木と下絵、試し刷りなどと、奥にアホウドリのデコイなど現在の山階鳥研の活動を紹介した壁面
※ 写真4番目は我孫子市鳥の博物館所蔵標本で日本の固有種を紹介した壁面

福井市自然史博物館(福井県)・美幌博物館(北海道)に山階鳥研の標本を貸し出しています

bihoro_hanshutu夏休みは博物館などでもいろいろな展示が行われています。
この夏、山階鳥研から、福井市自然史博物館と北海道の美幌博物館に標本を貸出し、展示されていますのでご案内します。

●【福井市自然史博物館 第78回特別展】
どうやって決まるの?動物の大きさ ーミジンコからクジラまでー
場所:福井市自然史博物館 特別展示室
期間:平成26年7月19日(土)~9月23日(火・祝)まで
時間:9:00から17:15 (入館は16:45まで)
休 館 日:7月22日、28日、8月4日、11日、18日、25日、9月1日、8日、16日、22日
入 館 料:100円
主  催:福井市自然史博物館
※ 福井市自然史博物館「どうやって決まるの?動物の大きさ」のページはこちらです。
上記の展覧会には、小さな鳥の代表である、マメハチドリの仮剥製(研究用の剥製)1点を貸し出しました。

● 【平成26年度美幌博物館特別展】
ボクたちの町にくらす野鳥
期間 平成26年7月6日(日)~10月26日(日)
時間 9:30~17:00
休館日 毎週月曜日(祝日は除く)、国民の祝日の翌日
場所 美幌博物館 2階特別展示室
※ 美幌博物館特別展「ボクたちの町にくらす野鳥」のページはこちらです。
こちらの展覧会には、山階鳥研所蔵の標本から美幌町産の鳥類の本剥製(展示用の剥製)2点、アトリとキセキレイを貸し出しています。
お近くの方は立ち寄ってみられてはいかがでしょうか?

※ 画像は、6月26日に標本の借用に来所された美幌町立博物館スタッフによる梱包作業のようすです。
※ 山階鳥類研究所の標本についてはこちらをご覧ください。