9月のテーマトークは「日本産鳥類の固有種が大幅に増えるかも?ー日本繁殖鳥類234種のDNAバーコーディングの成果についてー 」(9月13日(土))です

kibitaki山階鳥類研究所の所員が我孫子市鳥の博物館で出前トークをする、第2土曜日恒例の「テーマトーク」、8月はお休みをいただきましたが、9月は明日、9月13日の開催です。自然誌研究室の齋藤武馬研究員に、DNAバーコーディングについて話してもらいます。
DNAバーコーディングという単語は聞き慣れない方も多いことでしょう。これは、動植物がそれぞれみんな持っているDNAの「塩基配列」と標本を材料とし、データーベースを利用して簡便に種同定を行うことができる、新しい技術のことをいいます。最近、国立科学博物館と山階鳥類研究所の合同チームは、日本産繁殖鳥類種234種のバーコード化に成功しました。副産物として、画像のキビタキとリュウキュウキビタキのように遺伝的な距離が遠く、日本産鳥類の固有種が増える可能性のある仲間がいることもわかりました。これらの成果をご紹介します。
多数の皆様のご来聴をお待ちしています。
第40回「日本産鳥類の固有種が大幅に増えるかも?〜日本繁殖鳥類234種のDNAバーコーディングの成果について〜」
【講師】齋藤武馬 山階鳥研自然誌研究室研究員
【日付】9月13日(土)
【時間】 13時30分~ ※30分のテーマトーク終了後、質疑応答の時間あり
【場所】我孫子市鳥の博物館 2階多目的ホール
交通案内はこちらをご覧ください。
【参加費】無料(入館料が必要です)
【定員】先着50名
【主催・問い合わせ先】
山階鳥類研究所(TEL. 04-7182-1101)、我孫子市鳥の博物館(TEL. 04-7185-2212)
※ 日本産繁殖鳥類種234種のバーコード化に成功したことのプレスリリース(PDF)はこちらです。
※ DNAバーコーディング事業における山階鳥研の取り組み(「山階鳥研NEWS」2009年1月1日号より)はこちらです。
※ 山階鳥類研究所のイベント情報はこちらです。