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所員が執筆した「山階鳥類研究所のおもしろくてためになる鳥の教科書」が出版されました。

所員の著書をご紹介します。

生態、行動、分類、形態、進化などの鳥の生物学から文化、歴史、さらには「へぇ〜」というトリビアに至るまで、鳥類に関するさまざまな知識を、山階鳥研の所員が4章82項目にわたってわかりやすく解説しました。本書は、2004年に刊行された『おもしろくてためになる鳥の雑学事典』(日本実業出版社)の内容を改訂して文庫化したものです。

是非書店でお求めください。各販売サイトでもご購入いただけます。

<書籍情報>
書名:山階鳥類研究所のおもしろくてためになる鳥の教科書
著者:山階鳥類研究所
発行:山と渓谷社 版元サイト 
判型/頁:文庫版/336頁
定価:1,100円(税込)
発行日:2023年9月20日 

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森本研究員が監修した『知って楽しいカワセミの暮らし』が出版されました。

所員の著書をご紹介します。

カワセミ類の生態や特徴について全体像から日本産カワセミ類各種のこと、さらにはカワセミが暮らす河川や水環境、人との関わりに関する話題まで、まとめて知ることが出来るありそうでなかった1冊です。著者である笠原氏のフィールドである長野県千曲川での話題を中心としながらも、日本や欧州でのカワセミの渡りや、河川の維持管理・環境保全といったさまざまな話題を紹介しています。

森本元研究員が監修を務めるとともに構造色とバイオミメティクスに関するコラムも執筆しています。是非書店でお求めください。各販売サイトでもご購入いただけます。

<書籍情報>
書名: 知って楽しいカワセミの暮らし
著者: 笠原 里恵
監修: 森本 元
発行:緑書房 版元サイト
判型/頁:四六判/328頁
定価:2,420円(税込)
発行日:2023年4月5日

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森本研究員が翻訳・監修した『いのちの惑星、地球。Fly with Me 〜不思議で美しい鳥の世界〜』が出版されました。

所員の著書をご紹介します。

ナショナルジオグラフィックの動物写真図鑑「いのちの惑星、地球。」シリーズの第3弾で、既刊の哺乳類と海洋生物に続き、本書は鳥を扱っています。

大きな写真やイラストと共に、野鳥に関する様々な話題が盛り込まれています。鳥の形態や機能、欧米で身近な野鳥の紹介、足の速さや体の大きさといったさまざまな世界一の鳥種はどれかなどの解説に加え、ある研究者のストーリーや、世界の鳥の童話、庭への鳥の招き方など、多くの話題を収録しています。森本元研究員が翻訳・監修しています。

是非書店でお求めください。各販売サイトでもご購入いただけます。

<書籍情報>
書名: いのちの惑星、地球。Fly with Me 〜不思議で美しい鳥の世界〜
著者: ジェーン・ヨーレン/ハイジ・ステンペル/アダム・ステンペル/ジェイソン・ステンペル
翻訳・監修: 森本 元
発行:エムディエヌコーポレーション 版元サイト
判型/頁:B4変形判/192頁
定価:3,080円(税込)
発行日:2023年3月17日

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ガン類の渡り調査/鳥類標識調査小冊子・見学会/皇居・赤坂御用地でオオタカ・フクロウが繁殖ほか「山階鳥研NEWS」2023年3月号

山階鳥類研究所の広報紙「山階鳥研NEWS」2023年3月号(No.306)をご紹介します。

冒頭ではガン類の渡り調査についての話題。山階鳥研と雁の里親友の会は、絶滅危惧種のガン類であるコクガンとカリガネの生態解明のため、発信器の装着などにより調査を進めています。これらの調査から得られるデータを蓄積して解析することにより、鳥の保全や生息環境の保護に役立つことが期待されています。

鳥類標識調査の話題が続きます。トヨタ環境活動助成プログラムの助成を受けて標識調査についてより多くの方に知っていただくための小冊子を作成し、また、鳥類標識調査の現場を見ていただく見学会を行いました。小冊子「渡り鳥の不思議を調べてみよう!鳥類標識調査の世界」はリンク先でもご覧いただけます。

新装なった福島潟ステーションの話題や、皇居や赤坂御用地の調査で確認されたオオタカ・フクロウの繁殖の話題も掲載しました。

巻末の鳥のモニュメントは、山階鳥研の地元、千葉県我孫子市の手賀沼沿いにある、斎藤茂吉の歌碑「電車に乗って雁を見に来た」です。

賛助会員のみなさまには、令和4年賛助会員名簿をお届けしています。

その他、イベント告知やイベント報告なども掲載しました。

「山階鳥研NEWS」2023年3月号(第306号) 目次(敬称略)
1面
 表紙写真(ベニマシコ) 賛助会員 野元彰
2面 絶滅危惧種のガン類の渡り調査
3面 鳥類標識調査小冊子作成、見学会を開催/新装なった福島潟ステーション
4面 皇居と赤坂御用地でオオタカとフクロウの繁殖が確認/山階鳥学セミナー捕獲技術入門編
5面 日豪中韓渡り鳥等保護協定等会議に参加/中西悟堂氏ご息女が山階鳥研を訪問
6面 芝浦工業大学柏中学高等学校と教育連携協定を締結/環境省自然局長が来所
7面 JBF2022 会場開催/全日本バードカービングコンクール山階鳥研所長賞
8面  鳥のサイエンストーク/所員の著書/鳥のモニュメント/事務局から(賛助会員・ご寄附)/編集後記

「山階鳥研NEWS」は、山階鳥研の活動や、鳥学研究や鳥の話題をやさしく紹介するニュースレターです。賛助会員に入会いただきますと、隔月でお送りいたします。
* 賛助会員のご入会は「ご支援のお願い」をご覧ください。
* 山階鳥研NEWSのこれまでの号の目次はこちらです。

こちらも合わせてごらんください。
山階鳥研ウェブサイト イベント情報ページ

齋藤研究員が分担執筆した『新種発見! 見つけて、調べて、名付ける方法』が出版されます。

所員の著書をご紹介します。

研究者等による19の新種発見に関するエピソードを集めた、一般向けの分類学の啓発本です。扱う分類群は昆虫、鳥類、魚類、植物、菌類、アンモナイトなど、多岐にわたりますが、発見者が新種を発見した時の喜びや興奮がいきいきと伝わり、とても楽しく分かり易い本となっています。
齋藤武馬研究員が、分担執筆者として、自身が携わった、メボソムシクイの分類を見直して1種を3種に分けた研究のエピソードを執筆しました。

2022.12.17発売です。是非書店でお求めください。各販売サイトでもご購入いただけます。

<書籍情報>
書名: 新種発見! 見つけて、調べて、名付ける方法
編著:馬場 友希 福田 宏
発行:山と渓谷社 版元サイト
判型/頁:四六判/224頁
発行日:2023年1月5日

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山崎研究員が分担執筆した『環境省レッドリスト 日本の絶滅危惧生物図鑑』が出版されました。

所員の著書をご紹介します。

日本産の動植物、菌類の絶滅危惧種、絶滅種293種について解説した図鑑です。「環境省レッドリスト」に準拠するかたちでまとめられており、写真、形態的特徴、生態、分布、絶滅危惧もしくは絶滅に至った原因、保護のための取り組みが掲載されています。脚注には生物学用語の解説も付されています。鳥類の本文の執筆を山崎剛史研究員が担当しています。

是非書店でお求めください。各販売サイトでもご購入いただけます。

<書籍情報>
書名: 環境省レッドリスト 日本の絶滅危惧生物図鑑
編集:岩槻邦男、太田英利
発行:丸善出版 版元サイト
判型/頁:B5変形(18.2 x 2.5 x 22cm)/350頁
発行日:2022年10月30日

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森本研究員が共著で執筆した『動物の体色がわかる図鑑』が出版されます。

所員の著書をご紹介します。

動物の発色の仕組みや機能について網羅的に解説した他にない和書です。鳥類、哺乳類、昆虫といった分類群別パートだけでなく、構造色や恐竜などのトピックでの解説パートもあり、どれも図や写真を豊富に使いながら分かりやすく解説されています。本書の鳥類パートを、森本元 研究員が、慶応大の秋山名誉教授との共著で執筆しています。

7月8日に店頭に並ぶ予定です。是非書店でお求めください。各販売サイトでもご購入いただけます。

<書籍情報>
書名: 動物の体色がわかる図鑑
監修:秋山 豊子
編・著:池田譲、伊藤祥輔、合田真、近藤滋、四宮愛、高橋明義、橋本寿史、廣部知久、福澤利彦、二橋美瑞子、二橋亮、持田浩治、森本元、吉岡伸也、若松一雅
発行:グラフィック社 版元サイト
判型/頁:B5判/324頁
発行日:2022年7月25日

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平岡専門員と森本研究員が分担執筆した『ジョウビタキ・ルリビタキ・オジロビタキ』が出版されました。

所員の著書をご紹介します。

「冬の平地で出会いたい3大小鳥」(本書の記事による)というジョウビタキ・ルリビタキ・オジロビタキについて、基礎知識とともに、最新の知見に基づいた生態や、観察・撮影の楽しみまでを紹介したムックです。平岡考 専門員が「ヒタキ科」の分類の変遷についての章を、森本元 研究員が鳥類の垂直分布についての章とルリビタキの羽色変化についての章を担当しました。

是非書店でお求めください。各販売サイトでもご購入いただけます。

<書籍情報>
書名: BIRDER SPECIAL ジョウビタキ・ルリビタキ・オジロビタキ
編集:BIRDER編集部
発行:文一総合出版 版元サイト
判型/頁:B5判/80頁
発行日:2021年12月8日

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染色体学会の創立70周年記念事業として刊行された、「Chromosome Science」特別号に、山階鳥研の所員が山階芳麿博士についての紹介記事を執筆しました。

2019年の(一財)染色体学会の創立70周年記念事業として、同学会の発展に貢献した研究者や、染色体関連への貢献が大きく、日本の染色体研究史上、忘れられない研究者を紹介した、同学会の学術雑誌 ”Chromosome Science” の特別号が2020年に刊行されました。この中で、山階鳥研の創立者の山階芳麿博士について執筆依頼を受け、山崎剛史研究員と平岡考専門員が2ページの紹介記事を執筆しました。

<書籍情報>
書名: Chromosome Science, vol. 23, issue 1-4.
発行:(一財)染色体学会(公式サイト
判型/頁:A4判変型/124頁
発行日:2020年

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澤研究員が分担執筆した『鳥の渡り生態学』が出版されました。

2021年6月に出版された所員の著書をご紹介します。

人間は、鳥の渡りがどのように行われているかについて古くから関心を持ってきましたが、近年、人工衛星やジオロケータ、レーダーなどのハイテク技術の発展も相まって新しい知見が急速に集積されてきています。本書では、さまざまな鳥類の渡りと、渡りにまつわる研究の最前線を15名の著者が12章に分けて論じています。山階鳥研から、澤祐介研究員が、NPO法人 バードリサーチのシンバ・チャン氏とともに、「渡り鳥の保全をめぐる諸問題」の章を執筆しました。

是非書店などでお求めください。また、各販売サイトでも購入ができます。

<書籍情報>
書名:鳥の渡り生態学
編集:樋口広芳
発行:東京大学出版会(公式サイト
定価:6,050円(税込)
判型/頁:A5判/340頁
発行日:2021/6/7
ISBN:978-4-13-060243-3
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