カテゴリー別アーカイブ: 保全

祝・我孫子市鳥の博物館開館30周年(2)

開館式のテープカット(1990年5月20日)

2020年もすっかり押し詰まってしまいましたが、今年は我孫子市鳥の博物館の開館30周年の記念の年でした。ここでは山階鳥研広報担当で保管している画像から、鳥の博物館開館前後の画像をご紹介します。

我孫子市鳥の博物館は、1984年に山階鳥研が東京都渋谷区から移転してきたことをきっかけに建設されたものです。もともとは山階鳥研の標本を展示する施設として構想されていましたが、後に独立した市の博物館の形に構想が変わりました。山階鳥研ではその構想策定や建設にあたって広範な協力をし、初代館長は所長の黒田長久が兼務しています。

都内からの移転先を探していた山階鳥研を誘致した我孫子市には、当時、市内の手賀沼が水質汚濁の全国の湖沼ワースト一位の記録を1974年から更新し続けていたという背景がありました。山階鳥研の誘致によって市民の環境意識を高めたいという意図があったことが当時の資料に書かれています。そして、山階鳥研の誘致をうけて、普及的な施設として鳥の博物館が建設されたのです。鳥の博物館と山階鳥研はそれ以来、現在に至るまで、各種の共催行事をはじめとして、相互に協力関係を保ちながら活動しています。

写真上は、1990年5月20日に行われた開館式のテープカットのようすです。向かって右から、黒田長久山階鳥研所長、浅野長愛山階鳥研理事長、沼田武千葉県知事(代理)、保利耕輔文部大臣(代理)、大井一雄我孫子市長、佐々木豊治我孫子市議会議長、足立俊領我孫子市教育委員長(いずれも肩書きは当時)という人たちがテープカットに臨んでいるのがご覧いただけます。

写真下は、鳥の博物館の建設現場のようすです(1989年頃)。

建設中の我孫子市鳥の博物館(1989年頃)

現在、開館30周年特別展示「日本の鳥」が開催されています。1月31日(日)までの開催ですが、年末年始は休館日がありますので、我孫子市鳥の博物館のウェブサイトでご確認の上お出かけください。

オオミズナギドリの大規模繁殖地の御蔵島において、ノネコが本種を数多く捕食している実態を明らかにしました

森林総合研究所、東京大学大学院農学生命科学研究科、山階鳥研の研究グループは、東アジア特産の海鳥オオミズナギドリの大規模繁殖地の御蔵島において、ノネコが本種を数多く捕食している実態を明らかにしました。論文が公開されましたので、昨日、プレスリリースを行いました。

御蔵島では1970年代後半には175万~350万羽のオオミズナギドリが繁殖していると推定されていましたが、近年では10万羽程度と急激に減少しています。その一因として、島に多数生息するノネコによる捕食が考えられていましたが、その実態はよくわかっていませんでした。

本研究の結果、オオミズナギドリの繁殖期には、ノネコの糞の約8割から本種の羽毛や骨などが検出され、ノネコ1匹あたり平均で年間313羽のオオミズナギドリを捕食していると推定されました。

これまでのオオミズナギドリの減少傾向と本研究で示されたノネコの捕食の実態から、御蔵島のオオミズナギドリ繁殖地がノネコの捕食圧で危機に直面していると考えられます。

プレスリリースはこちらをご覧ください(12/8付け)

論文PDFはこちらです。
Azumi, S., Y. Watari, N. Oka, and T. Miyashita, 2020. Seasonal and spatial shifts in feral cat predation on native seabirds vs. non-native rats on Mikura Island, Japan. Mammal Research. 


特別天然記念物・アホウドリに 2種が含まれることを解明し、論文発表しました

北海道大学総合博物館の江田真毅(えだ・まさき)准教授らと山階鳥研の研究グループは,伊豆諸島の鳥島と尖閣諸島に由来する国の特別天然記念物・アホウドリの形態を比較し、鳥島タイプの鳥は尖閣タイプの鳥 よりほとんどの計測値で大きい一方,尖閣タイプの鳥のくちばしは相対的に長いことを解明しました。本研究で明らかになった形態的な違いと,これまでに知られていた遺伝的・生態的な違いから, 両タイプの鳥は別種とするべきと結論しました。このことを述べた論文が、このたび、国際的学術誌 Endangered Species Research 誌に2020 年 11 月 19 日(木)にオンライン公開の形で掲載され、北海道大学と山階鳥研では報道発表を行いました。

報道発表資料PDF『特別天然記念物・アホウドリに 2 種が含まれることを解明~伊豆諸島鳥島の「アホウドリ」と尖閣諸島の「センカクアホウドリ」は別種としての保全が必要~』(2020年11月20日)はこちらです。

論文PDF Eda et al. 2020. Cryptic species in a Vulnerable seabird: short-tailed albatross consists of two species. Endangered Species Research, 43: 375-386. はこちらです。

この研究によって、両地域の「アホウドリ」は約 60 万年もの間、 異なる歴史を歩んできた別種であることがわかりました。かつては多数の島々で繁殖していたと考えら れる両種ですが、現在の繁殖地はそれぞれ鳥島と尖閣諸島に限られてしまっています。これまで考えら れていた以上に、希少な鳥であることは明らかです。今後、それぞれの独自性を保つことを念頭に置い た保全政策の実施が必要と考えられます。

今日、7月5日は山階芳麿博士の誕生日です

※ 九州地方の水害で亡くなられた皆様にお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆様にお見舞い申し上げます。引き続き豪雨が予想されております。ご無事をお祈りいたします。どうぞお気をつけてお過ごしください。

今日は山階鳥研の創立者、山階芳麿の120回目の誕生日です。山階芳麿は、1900年7月5日に当時の東京市麹町で生まれ、鳥類の研究と保護に一生を捧げました。

戦前にはアジア・太平洋地域の鳥類の分類学に多大な貢献をした山階芳麿でしたが、戦後は鳥類保護に力点を移し、日本の鳥類保護のリーダーとして日本およびアジアの鳥の保全のために尽力しました。 

当時、日本ではトキなどの絶滅を回避するために、野外での保護と並行して、飼育下での人工増殖を行うという考えは一般的ではありませんでした。山階芳麿は、鳥類研究や保護の国際会議などの機会に、人工増殖を積極的に行っている海外の実情を視察し、その考えや実際の技術を日本で紹介することに努めました。

写真は、1977年に視察のために訪れたアメリカ合衆国ウィスコンシン州の国際ツル財団での一コマです。

※ 山階芳麿が人工増殖について海外の事情を視察したいきさつを述べた、「私の履歴書」第26回「人工増殖の必要性痛感 世界の学者からトキを憂う声」 はこちらをご覧ください。

※ 山階芳麿の生涯についてはこちらをご覧ください。

世界アルバトロスデー バナーチャレンジに山階鳥研も参加しました!

6月19日の、初めての「世界アルバトロスデー」を祝うため、「アホウドリ類とミズナギドリ類の保全に関する協定(ACAP(エイキャップ); Agreement on the Conservation of Albatrosses and Petrels)」の事務局から、世界各地のアホウドリ類の繁殖地で調査研究している、あるいは生息地で船上調査をしている研究チームにたいして、世界アルバトロスデーのバナーと一緒に調査地で撮影した写真を送る、「バナーチャレンジ」への参加の呼びかけがありました。

山階鳥研でもこのバナーチャレンジに応じて、今年初めの調査で、伊豆諸島鳥島と小笠原諸島聟島で、それぞれ写真を撮影して、ACAP事務局に送りました。

7人が写っている上の画像が鳥島の画像です。鳥島初寝崎でデコイ(実物大のアホウドリの模型、現在は設置されていません)を使って誘致された初寝崎の繁殖地をバックに、富田直樹研究員(左から2人め)以下の調査員がバナーを掲げています。後ろに白く点々と見えるのが繁殖しているアホウドリ、黒い点々がそのヒナです。

もう1コマ、2人が写っているのが小笠原諸島聟島での画像。向かって右が、調査を率いた油田照秋研究員で、手前の黒い鳥は、アホウドリの愛称「イチロー」と「ユキ」のつがいが今年孵化させたこのつがいの5羽めのヒナです。

ACAPのウェブサイトにはもっとたくさんの画像があります。

バナーチャレンジ(鳥島)※ 研究員の家族がバナーを準備する微笑ましい写真もどうぞ 

バナーチャレンジ(聟島)※ コアホウドリ、クロアシアホウドリのヒナと一緒の写真もあります 

世界各地のバナーチャレンジのリンク集 ※5月末時点で、アホウドリ類が繁殖する世界の22の離島と、研究者が乗船した2隻の漁船から写真が送られています

世界アルバトロスデーは、ACAPが6 月 19 日と定めて 2020 年 から開始したもので、世界の海洋を生息地とするアホウドリ類が、漁業による混獲や海洋 汚染などの人間活動由来の原因によって危機にさらされていることから、国際的な協力を 必要とするこの仲間の保全について普及啓発することを目的としています。今年の世界ア ルバトロスデーのテーマとして「有害外来生物の根絶」が掲げられています。世界各地の 離島にある繁殖地で、人為的に移入されたネズミ類、ノネコ、半野生のブタなどによって アホウドリ類の繁殖と生存が脅かされているためです。世界アルバトロスデーは日本でも実行委員会が組織されており、山階鳥類研究所も実行委員として参加しています

聟島のアホウドリ、イチローとユキのつがいに5年連続でヒナが孵化しました、このつがいの子が昨年の1羽めにつづき2羽めも聟島に帰還したことがわかりました

「世界アルバトロスデー」(6 月 19 日)にあわせてお知らせします

メス親(愛称「ユキ」)とヒナ(2020年1月12日撮影)

小笠原諸島聟島でのアホウドリの新繁殖地形成の仕事で、 2019〜2020年の繁殖期に、2016 年以来繁殖に成功している人工飼育個体の愛称「イチロー」と野生個体「ユキ」のつがいが、今年も産卵・孵化に成功し、ヒナが順調に発育しているのが確認されました。聟島でのヒナ誕生が確認されたのは 5 年連続 5 例目です。

また、このつがいから巣立った 2 羽めの子(2017 年 5 月巣立ち)が成長して聟島に帰還したことが 2020 年 3 月 6 日に観察されました。また、1 羽めの子(2016 年 5 月に巣立ち、 性別不明)は、昨シーズンの 2019 年 2 月 12 日に帰還したことが確認されていましたが、 今シーズンも 2020 年 1 ~ 3 月に観察されました。

イチローとユキの2羽めの子で、2017年に巣立ち、2020年3月に始めて聟島への帰還が確認されたY76(右)と、妹である、同じつがいの5羽めの子、2020年生まれのヒナ(Y76)(2020年3月8日撮影)

上記のつがいに加えて、今シーズンは聟島で新たに、2010 年に聟島を巣立った人工飼 育個体と別の野生個体の間に、孵化はしなかったものの、産卵があったことが分かりま した。

今年から6月19日が「世界アルバトロスデー」と定められました

「世界アルバトロスデー」は、アホウドリ類・ミズナギドリ類の繁殖地を擁 する 13 カ国が加盟した「アホウドリ類とミズナギドリ類の保全に関する協定(ACAP; Agreement on the Conservation of Albatrosses and Petrels; 未加盟の日本からは研究 者や保護団体関係者がオブザーバーとして参加しています)が 6 月 19 日と定めて 2020 年 から開始したもので、世界の海洋を生息地とするアホウドリ類が、漁業による混獲や海洋 汚染などの人間活動由来の原因によって危機にさらされていることから、国際的な協力を 必要とするこの仲間の保全について普及啓発することを目的としています。

今年の世界ア ルバトロスデーのテーマとして「有害外来生物の根絶」が掲げられています。世界各地の 離島にある繁殖地で、人為的に移入されたネズミ類、ノネコ、半野生のブタなどによって アホウドリ類の繁殖と生存が脅かされているためです。世界アルバトロスデーは日本でも 実行委員会が組織されており、山階鳥類研究所も実行 委員として参加しています。

今回の結果について、2020年6月18日にプレスリリースを行いました。

この調査は、東京都小笠原支庁からの委託調査として実施しました。小笠原諸島聟島でのアホウドリの新繁殖地形成の仕事は、小笠原群島聟島にアホウドリの新しい繁殖地を形成する目 的で、伊豆諸島鳥島で生まれたアホウドリのヒナを聟島に移送(2008 ~ 2012 年)して人工飼育により巣立たせ、その後の動向を継続してモニタリングして いるものです。(公財)山階鳥類研究所が、環境省、東京都、米国魚類野生生物局、 三井物産環境基金、公益信託サントリー世界愛鳥基金等の支援を得て実施しています。

BIRDR 1月号をご覧ください〜標本室・オオトラツグミ、山階鳥研関係の記事2件をお読みいただけます

現在書店に並んでいる、バードウォッチングの雑誌「バーダー」(Birder)誌1月号に山階鳥研関係の記事が2件掲載されています。

「元・『幻の鳥』オオトラツグミの暮らし」(水田拓・山階鳥研保全研究室長)(pp. 30-31)
「”日本の至宝”に会いにいく!〜山階鳥類研究所・標本室見学」(神戸宇孝)(pp. 40-41)

前者の記事は、長らく環境省の奄美野生生物保護センターに勤務してきた水田保全研究室長が、九州以北産の亜種トラツグミのヒー、ヒョーという不気味なさえずりとことなり、抑揚のある澄んださえずりをもつ、奄美大島特産の亜種オオトラツグミの生態や現状について紹介しています。

後者の記事は、日本鳥学会で行われた我孫子市鳥の博物館と山階鳥研へのエクスカーションの同行記としてライターの神戸宇孝さんが山階鳥研の標本室を紹介したもので、中のようすや、貴重標本、標本はどのように研究に役立てられているか等が写真入りで紹介されています。

1/16には次の2月号の販売開始になります。ぜひ急いで書店で1月号をご覧ください。

1月のテーマトークは「絶滅寸前?オガサワラカワラヒワの特徴とその保全」(1/18(土))です

写真:オガサワラカワラヒワ雄成鳥

我孫子市鳥の博物館で開催する、第3土曜日恒例の「テーマトーク」、今月は1月18日(土)に、齋藤武馬山階鳥研自然誌研究室研究員が、小笠原諸島に生息するオガサワラカワラヒワについてお話しします。

同じ種なのだけれど、場所によって少しずつ特徴が違うときに、分類学者が検討して、区別して名前をつけたものを亜種と呼びます。カワラヒワの亜種、オガサワラカワラヒワは小笠原諸島固有の亜種ですが、近年個体数が減少し絶滅の危険性が高まっています。今回は齋藤研究員が、オガサワラカワラヒワはどんな鳥なのか、遺伝的、形態的特徴から紹介します。さらに、減少している個体数の現状や原因についても保全の立場から報告します。

多くの皆様のご来場をお待ちしています。

第91回「絶滅寸前?オガサワラカワラヒワの特徴とその保全」
【講師】齋藤武馬(山階鳥研自然誌研究室研究員)
    → この人
【日程】1月18日(土)
【時間】13時30分~ ※30分のテーマトーク終了後、質疑応答の時間あり
【場所】我孫子市鳥の博物館 2階多目的ホール
    → 交通案内(外部サイト)
【参加費】無料(入館料が必要です)
【定員】先着50名 
【主催・問い合わせ先】山階鳥類研究所(TEL. 04-7182-1101)、我孫子市鳥の博物館(TEL. 04-7185-2212)

※ テーマトークでのこれまでの講演実績はこちらです
※ 山階鳥研のイベント情報はこちらです

12月のテーマトークは「実は日本のカモメ類が減っています」(12/21(土))です

我孫子市鳥の博物館で開催する、第3土曜日恒例の「テーマトーク」、今月は12月21日(土)に、富田直樹山階鳥研保全研究室研究員が、カモメ類の普通種の減少についてお話しします。

日本で見られるカモメ類の多くは国外に繁殖地がありますが、ウミネコとオオセグロカモメは、繁殖地が日本にあり、1年中どこかの漁港で観察できる馴染みの海鳥です。そんなウミネコとオオセグロカモメが近年,減少していることが分かりました.過去30年間のデータ解析から見えてきた日本の海鳥の現状についてお話しします。

多くの皆様のご参加をお待ちしています。

第90回「実は日本のカモメ類が減っています」

http://www.yamashina.or.jp/hp/event/event_log/theme_talk.html【講師】富田直樹(山階鳥研保全研究室研究員)
    → この人
【日程】12月21日(土)
【時間】13時30分~ ※30分のテーマトーク終了後、質疑応答の時間あり
【場所】我孫子市鳥の博物館 2階多目的ホール
    → 交通案内(外部サイト)
【参加費】無料(入館料が必要です)
【定員】各回とも先着50名
【主催・問い合わせ先】
山階鳥類研究所(TEL. 04-7182-1101)、我孫子市鳥の博物館(TEL. 04-7185-2212)

※ 画像は、 ウミネコです。
※ テーマトークでのこれまでの講演実績はこちらです
※ 山階鳥研のイベント情報はこちらです

日本で繁殖する海鳥類の長期的な個体数変化を調べたところ、ウミネコやオオセグロカモメのような広く分布して数が多いと思われていた種類も減少していました

山階鳥研の富田直樹 研究員と佐藤文男 研究員(現・フェロー)は、北海道大学大学院地球環境科学研究院の先崎理之 助教、同水産科学研究員の綿貫豊 教授らの研究グループに参加して、日本で繁殖する海鳥10種類の過去36年間の個体数変化を解析しました。その結果が論文として発表されましたので、この9月2日にこのことについて北海道大学と山階鳥研の共同でプレスリリースを行いました

海鳥の個体数は世界的に長期的に減少し続けており、日本で繁殖している海鳥40種についても半数以上の22種類が環境省レッドリストの絶滅危惧種に指定されています。ですが、日本産の海鳥類の個体数が長期的にどのように変化してきたかは詳しく分かっていませんでした。

今回の研究の結果、ウミガラスやエトピリカといった絶滅危惧種だけでなく、ウミネコやオオセグロカモメといった分布が広く個体数が多いと思われていた種類も長期的に減少していることが明らかになりました。

佐藤研究員(現・フェロー)、富田研究員らは環境省の「モニタリングサイト1000」の一環として島嶼の海鳥の繁殖地の調査を行ってきており、結果は環境省の日本海鳥コロニーデータベースに反映されています。今回の分析はこのデータベースのデータに基づいて実施されました。

研究論文は、Senzaki, M. et al. (2019) Long-term declines in common breeding seabirds in Japan. Bird Conservation International, pp. 1-13.  として2019年8月29日に発表されました。

※ 画像は、今回の分析で長期的な減少が認められた4種(ウミガラス(左上)、エトピリカ(右上)、ウミネコ(左下)、オオセグロカモメ(右下))です。