海鳥のマミジロアジサシがイランから沖縄県名護市に 飛来したことが「鳥類標識調査」によって確認されました

マミジロアジサシ参考d_DSC04932sマミジロアジサシは、チドリ目カモメ科の海鳥で、インド洋、太平洋、 大西洋の熱帯・亜熱帯に分布します。

このたび、イランでヒナのときに「鳥類標識調査」の足環を付けられたマミジロアジサシが、沖縄県名護市まで飛来したことが確かめられました。日本とイランの間で野鳥の移動が確かめられたのはこれが初めてで、9月25日に報道発表を行いました。

鳥類標識調査は、鳥類を捕獲し、個体識別用の足 環を装着して放鳥するもので、鳥類の渡りや寿命などの 様々な生態を明らかにする目的で実施されており、近年 では、鳥類生息状況のモニタリングのためにも活用され ています。今回のような稀な移動は、鳥類標識調査を行っていて初めてわかることです。日本に飛来する多くの種で渡りの詳細はわかっていませんので、引き続き調査を継続して、今回のような実例を積み重ねていくことが重要と考えています。

※ プレスリリースはこちらをご覧ください。
※ 鳥類標識調査については、山階鳥研のウェブページ「渡り鳥と足環」をご覧ください。

(写真はマミジロアジサシ。今回移動が判明した個体ではありません)