日別アーカイブ: 2017年8月9日

常設展示ではこの鳥にも会える!企画展「鳥・酉・鶏・とり 〜酉年はトリで楽しむ〜」


7月15日から我孫子市鳥の博物館で開催中の「鳥・酉・鶏・とり 〜酉年はトリで楽しむ〜」(共催:山階鳥類研究所・我孫子市鳥の博物館)では、さまざまな角度から鳥と人の関係をさぐる展示をお見せしています。

このブログでも開会以来、だいたい週に1点の割合でこの企画展の展示品を紹介していますが、今日は趣向を変えて、企画展以外の常設展示からの1点、近年とみに人気の高いハシビロコウです。

ハシビロコウは英語でシュービル(Shoebill=靴のくちばし)と言うように、大きな靴のような嘴が特徴です。アフリカ中東部の南スーダン、ウガンダ、タンザニア西部、コンゴ南東部などの水辺にすんで、魚、カエル、小さな哺乳類などを食べます。そのスローな動きをテレビなどでもご覧になったことがあるかもしれません。鳥の博物館では3階の「世界の鳥」の展示でそのほかのさまざまな鳥たちと一緒に皆さんをお待ちしています。

もちろん、「鳥・酉・鶏・とり 〜酉年はトリで楽しむ〜」もさまざまの興味深い話題満載で下記のように開催中ですのでぜひご覧ください。

我孫子市鳥の博物館第78回企画展「鳥・酉・鶏・とり 〜酉年はトリで楽しむ〜」
【会期】 2017年7月15日(土)〜11月26日(日)
【場所】 我孫子市鳥の博物館 千葉県我孫子市高野山234-3 Tel. 04-7185-2212
【休館日】毎週月曜日(祝日の場合は開館し、その直後の平日が休館日となります)
【時間】9:30 〜16:30
【料金】通常の入館料でご覧になれます。(一般300円、高校・大学生200円、中学生以下・70歳以上の方・障がい者の方 無料)
【詳細・公式サイト】我孫子市鳥の博物館企画展ページ
【主催】我孫子市鳥の博物館・(公財)山階鳥類研究所

第78回企画展「鳥・酉・鶏・とり展」チラシPDF

※ 山階鳥研のイベント情報はこちらです。

8月のテーマトークは「書籍にみる飼い鳥文化 ―大正から昭和にかけて―」(8/12(土))です


山階鳥類研究所の所員が我孫子市鳥の博物館でトークをする、第2土曜日恒例の「テーマトーク」は今月は8月12日(土)に、鶴見みや古コレクションディレクターが、大正から昭和初年の日本の飼い鳥文化について紹介します。

皆さんの中にも小鳥を飼育されている方もいらっしゃると思います。文鳥、カナリア、セキセイインコなど、今も人気の飼い鳥ですが、昔はどうだったのでしょうか。山階鳥研の図書資料を長年にわたって担当してきた、鶴見コレクションディレクターが、飼い鳥の本や雑誌を通して、人々はどのように鳥と親しんできたのか、その歴史、文化についてお話しします。

ぜひ多くの皆さんのご来場をお待ちしております。

第68回「書籍にみる飼い鳥文化 ―大正から昭和にかけて―」
【講師】鶴見みや古 山階鳥研コレクションディレクター
【日程】8月12日(土)

【時間】13時30分~ ※30分のテーマトーク終了後、質疑応答の時間あり
【場所】我孫子市鳥の博物館 2階多目的ホール → 交通案内(外部サイト)
【参加費】無料(入館料が必要です)
【定員】各回とも先着50名
【主催・問い合わせ先】
山階鳥類研究所(TEL. 04-7182-1101)、我孫子市鳥の博物館(TEL. 04-7185-2212)

会場の我孫子市鳥の博物館では、山階鳥研と同博物館共催の企画展「鳥・酉・鶏・とり〜酉年はトリで楽しむ〜」を開催中です。あわせてお楽しみください。

※ テーマトークのこれまでの開催実績(PDF)はこちらです。
※   山階鳥類研究所のイベント情報はこちらです。

※ 画像は1921年(大正10年)に創刊された雑誌「趣味の飼鳥」の表紙です。