海鳥が食べていたプラスチックから紫外線吸収剤や臭素系難燃剤などの添加物を検出し報道発表を行いました

国立大学法人東京農工大学の高田秀重教授をはじめとする国際研究グループは、海鳥が食べていたプラスチック片から添加剤が検出されたことを、このたび国際誌Marine Pollution Bulletinに発表しました。この研究グループには、出口智広・前保全研究室長(現在、兵庫県立大学大学院准教授)が参加しています。

これまでの研究から、 プラスチックから添加剤が移行して、海鳥の体内に蓄積することは確認されていることから、今回の 結果と併せて、食べたプラスチックから溶出した添加剤が、海鳥の体内に蓄積する実態が明らかとなりました。

東京農工大と共同発表の形で、本日報道発表資料を公開しました。

※ リリース資料はこちら(8/19付け)をご覧ください。

※ 論文(Kosuke Tanaka et al. 2019. Piece-by-piece analysis of additives and manufacturing byproducts in plastics
ingested by seabirds: Implication for risk of exposure to seabirds. Marine Pollution Bulletin, Volume 145, August 2019, Pages 36-41. )はこちら
をご覧ください。