ドイツから研究者が来所しました

フリードマン博士の講演の様子

5月31日、6月1日に、ドイツ・ハンブルク動物学博物館の鳥類学担当のキュレーター、フリードマン博士が標本調査と標本管理システムの視察のため来所しました。

ニック・フリードマン(Nick Friedman)博士は、沖縄科学技術大学院大学(OIST)に在籍していたこともあり、日本の南西諸島の島嶼に生息する鳥類標本を閲覧しました。また、山階鳥研の標本収集や標本管理システムについては岩見恭子 研究員が説明しました。6月1日には所内の講堂で、オーストラリアの鳥類におけるくちばしの大きさと形の進化に関する研究や、沖縄県のやんばる地域で録音された環境音をAIで解析し人間活動が生物へ及ぼす影響を調べる研究などを紹介するセミナーが行われました。